http://isucon.net/archives/40476939.html
java,scalaメインの会社にいるのですが、なんだかんだでjavaは速い。コンパイル時最適化されるし。と聞いたことがあります。しかしisuconイベントを見る限り選択してる方は1名と寂しい限りです。実際のところ、java,scalaってどうなんでしょうか。
高速化対象のソフトウェアとして主催者から Perl, Ruby, Python, PHP, Node.js, Go によるWebアプリケーションが与えられる。ただし各々の性能が一致することを主催者は保証しない。どれをベースに用いてもよいし、独自で実装したものを用いてもよい。
ISUCON4(2014) オンライン予選レギュレーション : ISUCON公式Blog
とあるとおり、ISUCON4の選択肢にはJavaやScala、C++はありません。
また、ISUCONの出題傾向として言語処理系自体の処理速度はそれほど大きく影響しません。それでも速度が必要だと考えるのであれば処理系をPyPyやHipHopに変えたり、NodeやGoを使うこともできます。
それなのにC++やScalaを"選択"したというのは、他言語の初期実装を読み取る能力を持ちながら(それができるのならパフォーマンス改善も可能だと思います)、あえてC++やScalaで、それもコンテストの8時間以内に「独自の実装」を行おうとした変態チーム(褒め言葉)がいたということですので、どちらかと言えば寂しいどころかスゴイことです。
なお、実際のところ「なんだかんだでJavaは速い」のも事実と言って差し支えないと思います。
http://www.techempower.com/benchmarks/
Web業界ではおおむね不人気ですので、こういうところにはなかなか出てきませんが、JavaやJavaEEでハイパフォーマンスウェブサービスを構築されているような方々にもぜひ参戦していただきたいものですね。
コメント(0件)