なぜ国公立大学、高校は一校のみしか受験できないんでしょうか。
→国公立大学は前期と後期。人によっては高校推薦、さらにAO入試で4回ある場合があります。
高校は、私立であっても教育レベルがそれほど悪くないということだとおもいます。
どちらにしても、受験料は負担の一部にしかなりません。
国も金銭的負担をうけもつし、本来勉強させてもらえる筈の在学生は試験休みにさせられるし、
先生は死ぬほど面倒な採点やらなきゃいけないし。
教育機関の一部としての機能に多大な負担が生じます。
学生によくある甘えですが「今のは風邪ひいたからなし」「今のはちょっとミスっただけ」
……なんていうのを何度も何度もうけいれていたらいつまでも決まりません。
社会人になったら誰でも容赦ない世界にでていくわけです。
顧客に自社製品を説明できる機会をつくってもらうまでが一苦労です。
よほど公正性が求められる案件だけ入札つまりオークションですよ。
ようやくひらかれたオークションで「今のもういっかい」なんてあるわけないんです。
あるいは、就職試験で考えてもわかりやすいでしょう。
「風邪引いて試験にいけなかったからもういっかい」なんていうヤツは
体が弱くて満足に働けないんだろうから即座に落とす。考えるだけ無駄。
それとおなじことです。
なんなら日本の国立じゃなくてアメリカでもどこでも受けに行ってくれていいですよ。
アメリカは秋が学期始まりですから半年ずれてまたチャンスというわけですね。
現在は国公立大学は違いますよ。
https://manabi.benesse.ne.jp/parent/nyushi/02/
国公立が複数受験できるかどうかというのはそもそもあまり意味のない話ではないでしょうか?複数の受験チャンスがあればその分「競争倍率」は高くなります。
私立大学が「受験日を変えている」のは「受験料」を沢山集めたいということがその理由の一つであるわけですから。
自分にとって有利になること=ライバルにも同様に有利になる。ということになりますから、あまり制度に不満を持つよりは、その制度でどうやって「勝つか」ということを考えることが早道かと思います。
公立高校だけを受験し、公立高校に入学(リスクを考えてランクはさげました)。
公立大学を受験し、公立大学に入学、卒業しましたが、
よくよく考えてみたら、私立高校・私立大学でも通学・卒業する方法はあったような気がしますが、あまりその制度に不満をもって改革をというようなことを主張する気はありません。問題は自分がどうしたいか、どうするのかという意識なのではないのでしょうか?
社会人の厳しさなんてのを宣う人もいますが、仕事の上でも一発でその先の人生が大きく決定されてしまうような勝負処なんてそうそうありません。もちろん個々の商談や契約は一回のミスでダメになることはあります。けれども、万全の準備をして完璧にこなしてもダメになることもあります。だから、普通は一回のランダム要因で会社が傾いてしまうような仕事の組み方はしませんし、大事な取引であれば何重にもバックアッププランを備えて臨みます。一発勝負に賭けるのは仕事ではなく博打です。
さて、国公立大学については、現在は他の回答にあるように一般入試でも前期と後期がありますが、「2回しか機会が無い」とも言えます。これは文部科学省が決めているので個々の大学にはどうしようもありません。
(入試日程についてはある程度幅がありますが「受験生は前期に1校、後期に1校しか出願できない」と決められています。)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/06/17/1282953_02.pdf
出願校数を制限する合理的な理由はあまり思い当たらないのですが、想像するに、日本の国立大学では入試業務を行う専門の部門が無いか極めて小さいため、複数校出願にしてしまうと処理できないという問題はありそうです。また、大学ごとの独立性が極めて高い米国などに比べると、日本の国立大は(独立行政法人になったとはいえ)文部科学省の強い制御下にあるので、こと入試に関しては「日本国立大システム」という大きな単一のシステムを受けているのだ、と考えた方が良いとさえ思います。
色々な国の入試制度を調べてみると面白いですよ。日本の今のやり方だけが唯一の正解でないことがわかります。
とはいえ、入試制度の設計は国の中での大学教育のあり方にも深く関わってくるので、新たな制度へと気軽に変えるわけにもいきません。日本の制度は長年の歴史的経緯からこうなってきたわけで、良くも悪くも、こういうものだと割り切るしかないところはあります。それでも、昔は前期後期もなく1校しか受けられなかったので、徐々に変わってはゆくでしょう。
国公立の高校は、大学と違い二次試験はありません、ですから複数校受けると高校の受験日、試験問題などのたくさんの高校が一回の受験でとても面倒になってしまうのではないでしょうか。大学については後期と前期がありますよ。
のみしか問題 ~ 広き門から狭きに至る ~
たとえば運転免許は、国内より海外のほうが取りやすいそうです。
さらに国内でも、都道府県によって難易度が異なったり、重複受験を
認めると、能力格差が拡大して、社会的な信頼度が低下するはずです。
…… 門を叩け、さらば開かれん(略)狭き門より入れ、滅にいたる門
は大きく、その路は広く、之より入る者おほし(マタイ7章&ルカ12章)。
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/B000JB4J1Q
以下、大学の格差について、わたしの伝聞記憶や関連Q&Aを引用。
ネオンを点けた大学なんて、まるで知的キャバレーだ(重森 弘淹)。
落ちた大学と通った大学の落差が大きい(国立大学出身の経営者談)。
…… 大卒は一言で答えるが、高卒はさまざまな理由を語るので長びく。
http://q.hatena.ne.jp/1382398096#a1216641(No.1 20131022 16:52:19)
さらば、学歴論 ~ 大卒50%時代の虚実 ~
私立芸大の合格者に、県立高校451人中の最下位、二日目に中退生あり。
公立美大の卒業生は、あそこは施設備品がいいと、うらやましがった。
国立芸大図案科の首席卒業生は、私立美大の教授に迎えられている。
世界最高の競争倍率とうたわれた、国立芸大図案科の受験会場には、
やたらオッサン風の受験浪人が多かった。なんど落ちてもあきらめない
常連らしい。かたや音楽科の合格者に、裏表8年も在籍した猛者もいた。
山田 雅人 芸人 19610122 大阪 /架空競馬実況/大阪学院大学卆
/東大7浪中/月収激減、参考書月7000円、家庭教師月12万円
https://twitter.com/awalibrary/status/529906185122500608
…… せっかく大学へ入ったからには、もう学ばなくてもよい。
http://q.hatena.ne.jp/1197285422#a785642(No.3 20071210 21:26:38)
大学生諸君! ~ 来た、観た、読んだ ~
…… 彼が読んでる本を取上げて「固定観念に捉われるな」と云った。
多田 修 工学 1922‥‥ 徳島 /中村 修二の恩師/徳島大学教授
中村 修二 工学 19540522 愛媛 America /20141104 ノーベル物理学賞
清水 宏 監督 19030328 静岡 京都 19660623 63 /~《大学は出たけれど》
── 小津 安二郎・監督《大学は出たけれど 19290906 松竹蒲田》
── 野村 芳太郎・監督《大学は出たけれど 19550115 松竹大船》
…… シリコンバレーへ続く高速道路にグーグルの求人広告が出ている。
http://q.hatena.ne.jp/1292703235#a1051105(No.1 20101219 07:08:44)
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4569697739
…… 後輩に“贈ることば”「オレに惚れるような女に、オレは惚れら
れたくない。オレの入れるような学校に、オレは入りたくなかった」。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20100606 三段論法
で、あなたは匿名のグチ質問にも無料で親切にお応えしてあげるというわけですね^^
2014/12/06 23:09:28たぶん質問者にその親切は理解されませんし、
むしろ世間は冷たいもの、甘えんぼちゃんの納得できる答えなんかどこにもないもの、
とあらかじめ知るほうが身のためじゃないかと自分は思います。
私、もとから質問者だけでなく、ここを読んでる不特定多数の読者に向けて書いてます。1号さんの立場もありだと思うんで、このやりとりを読んだ人が自分で考えるきっかけというかネタにでもなればそれでいいんじゃないですかね。
2014/12/10 05:46:20