消防団員の妻をしております。
夏に3回目の出産を控えていますが、相変わらず夫が律儀に消防に行ってしまいます。
事情を話して、消防団への参加をたまに休ませてもらえないかと夫に話をしていますが、気が弱いのか言えないようです。
仕事ならまだしも、家庭を壊してまでやる必要があるのでしょうか。
地域の防災活動は必要なことだとは思いますが、家庭を壊してまで続けるべきことだとは到底思えません。
時間のかかることでしょうが、消防団を廃止・・・とまではいかなくても、無駄に多い儀式のような行事を減らしたり、手当を増やしたりなど、消防団員の家族にまで及んでいる負担を軽減する政策を訴えている政党、議員さんはいらっしゃらないのでしょうか?
子育て支援とおっしゃるのであれば、子育て世代が多くいる消防団のことも考えてもらってもいいのではないのでしょうか。
コメント(2件)
待遇改善を求める動きもありますが、市町村の管轄なので、予算が付かないで苦労しているところが多いようです。
消防団の費用は国ではなく、地元自治体が賄っています。
私が参加していたときには、
さすがに古くなったボンネット付きの車を買い換える必要に迫られ、
座席がトラックキャビン型の今時の車種への入れ替えがありましたが、
そうした費用も全て地元持ちで、出費が痛いと言っていました。
団員の何人かは役場職員で、そうした内情が普通に漏れてくるんですね。
火災現場に真っ先に飛んで行く正規職員は消防署員で、
扱う車種はタンク車になります。
これは消火用の水を最初から積んでいる車で、
給水が無くとも15分くらいの放水が行えるそうです。
消防団員は地元の半ボランティアで、
雀の涙ほどの手当てが地元自治体から支給されるものの、
実際のところはガソリン代にすら満たないはした金です。
扱う車種はポンプ車といい、
水利(水源のこと)からタンク車まで水を中継する係となります。
つまり、全ての火災が15分以内で消し止められるのであれば、
また、タンク車の水を満水にするまで次の火災が起こらないのであれば、
消防団なんてなくても大丈夫という事になります。
もちろんそんな都合のいい話はなく、実際の火事は待ったなしなので、
やはり誰かが消防団の役目を担わなければならないのも確かなのでしょう。
実際のところ、ある程度の大きな火災となると、
周辺自治体からも応援がやって来るくらいなので、
現場レベルでは人手を減らせるほどの余裕は無いものと思います。
手当ての増額についても、赤字運営の地方自治体の首を絞めるだけでしょう。
ただし、「無駄に多い儀式のような行事を減らしたり」については同意です。
あれはただのパフォーマンスに過ぎず、ただ面倒なだけです。