今までに「規制緩和」によって創出された市場を探してます。
できれば、日本がいいのですが、なければ海外の事例でもかまいません。
「これこれの規制を撤廃(緩和)したため、これこれの市場が発生(拡大)し、その規模はいくらである」というような形でお答えください。
特に、医薬品のネット解禁効果でどの程度市場規模が膨らんだのか知りたいで、これをご存知の方は教えてください。
電話端末販売の自由化(1985年)
http://www.venture.nict.go.jp/contents/node_2755/node_2759
> 自由化されるまで累計加入で2万数千台だったコードレス電話であるが、それが単年ベースで400万台の市場にまで急拡大
日本の過去の事例では、塩専売制度が1997年に廃止され、
国内塩販売が減少する一方で、1997年には5千トン、
2001年には3万6千トンの規模に急成長した食用輸入塩の
新たな自由市場が生まれました。:
http://www.geocities.jp/t_hashimotoodawara/salt6/salt6-03-02.html
http://www.shiojigyo.com/a040encyclopedia/encyclopedia3/encyclopedia3_2/
http://www.kenko-media.com/food_devlp/001306.html
医薬品のネット解禁による市場規模の変化ですが、
解禁日が2014年6月頃で年間データ統計はまだ出ていませんが、
2013年時点での日本のドラッグストア市場規模は4.6兆円で成長中、
そのうち医薬品が占める割合などが下記のPDFに載っています。:
http://www.dei.or.jp/opinion/staff_pdf/shigedomi02.pdf
また2014年から過去3年の業績動向も上位5社のものが載っています。:
http://www.hitachi-solutions.co.jp/belinda/sp/special/column11/page04.html
現在2015年1月時点で、株式を公開している企業のものは、
各社の投資者向けIRの財務情報で最新の売り上げの変化は見られます。
マツモトキヨシ:
http://navigator.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=1197053&code=3088&ln=ja&disp=simple
ケンコーコム:
http://blog.kenko.com/company_ir/files/monthly1412_150113.pdf
↑ケンコーコムは、「第1類医薬品のネット販売が今日から解禁
ー 販売を開始したネットショップは?」にも紹介されているので比較参考に。:
http://shopping-tribe.com/news/8158/
マツモトキヨシもネットショップは持っていますが店頭販売が主力ですよね。
解禁後数ヶ月たってからのネット販売主力のケンコーコムの伸び方と比べると、
潜在的なネット市場が伺える気がします。
もうすぐ待てば各社3月頃に年次決済がされて、その後に
2014年~2015年の一般年間総計データも出てくるのではと思います。
電話端末販売の自由化(1985年)
http://www.venture.nict.go.jp/contents/node_2755/node_2759
> 自由化されるまで累計加入で2万数千台だったコードレス電話であるが、それが単年ベースで400万台の市場にまで急拡大
コメント(3件)
規制緩和によって市場シェアが変わる事はあっても、需要が増えて市場全体が拡大する、あるいは付加価値が提供されて市場総額が変わる、という事例はなかなかないものなのですね。