ソフトウェアをインストールすると、インストールされたファイルだけでなく、他のファイルにも書き込みや修正がなされることがあります。
アンインストーラーを使うと、当該ファイルを削除するだけでなく、他に変更を与えた部分まで戻してくれるようです。
例えば、SNSとかショッピングサイトなどで会員登録する場合、退会処理をした場合にデータがどうなるかというと、論理削除という手法を取られる可能性があります。
論理削除というのは、外からは「削除済み」というフラグが表示されるだけで、データベース上にはデータが残っているという削除の仕組みのことになります。
これに対して、データベース上のデータも削除するのが完全に削除(消去)するとか言われるものです。
ただ、完全に削除したつもりでも残骸が残っており、その残骸からデータを復旧するソフトウェアなどというものも世の中には存在します。
そこで、PCのリニューアルなどで完全に削除をしないと気が済まないというお客さんなどに対しては、物理削除というものも行う必要が出てきます。電子レンジみたいな機械の中に入れて電流を流すと「ボンっ」と言ってHDDのディスクが完全に破壊されます。ハンマーで粉々に砕いても物理削除はできます。
ただ、物理削除をしても破片などからデータを復旧される可能性もゼロではありません。
丁寧なご説明、ありがとうございます!
2015/04/11 10:27:16だから、変なソフトを見つけたら「完全に消去」じゃなくて「アンインストール」するんですね!
変なソフトの場合には、消し切られないように「あの手この手」であちこちに埋め込むようです。もちろん形式的にはアンインストーラーが存在する場合もあるでしょうけれども、消しても変なポップアップが出まくって困ったなどという話が「人力検索」でも出てきます。その場合はまた「人力検索」で詳しく質問に挙げていただければ、海外の掲示板の情報などから、対策方法を見つけたりできると思います。
2015/04/11 11:08:56