ワープ技術によって、日本国内の2地点を、一瞬で、安全に、無料で、移動できることになりました。
ただし、
[1] ワープステーションは日本国内の2カ所にしか設置できません。
[2] 一度設置したら、次に場所を変更できるのは100年後です。
[3] 海外の土地を買い取って国内と言い張るのはダメです。普通の日本国内の領土のみ。
[4] ワープステーションは地表にしか設定できません。空中や地下はダメです。
[5] ワープステーションは、幅一キロ、高さ100mほどのサッカーゴールの鉄枠のような形をしたゲートです。ゲートをくぐれば即、ワープします。
[6] ワープステーション間に施設を作ったり、道路、鉄道やパイプ、回線を通せますし、通してOKです。
さて質問。みなさんは日本のどことどこを結ぶと、いちばん日本にとってメリットが大きいと思いますか? 理由とともに教えてください。
東京と大阪
三大都市圏の中の離れている代表的都市だから。
下手に東京と僻地を結んでしまうと、一見すると僻地側が便利にはなりそうですが、僻地側が実質の東京近郊になり、とりわけ都市計画区域(と準都市計画区域)外の乱開発・自然破壊につながります。
僻地どうしを結ぶと、そこを中継地として使われることになり車が混雑してしまいます。
ですから、既に大都市となっている所どうしを結ぶべきです。
それよりF吉の謎解きはどうしたのでしょうか。
東京と大阪
三大都市圏の中の離れている代表的都市だから。
下手に東京と僻地を結んでしまうと、一見すると僻地側が便利にはなりそうですが、僻地側が実質の東京近郊になり、とりわけ都市計画区域(と準都市計画区域)外の乱開発・自然破壊につながります。
僻地どうしを結ぶと、そこを中継地として使われることになり車が混雑してしまいます。
ですから、既に大都市となっている所どうしを結ぶべきです。
それよりF吉の謎解きはどうしたのでしょうか。
ちょっと、都市計画区域(と準都市計画区域)外の乱開発については説明しておいた方が良さそうですね。
「月の沙漠記念像」で画像検索してみましょう。
通常、観光案内に載っている写真では、高層ビルが写りませんが、反対側から見ると高層ビルが見えます。検索結果の2ページ目も見てみましょう。
どういうことかというと、これは都市計画区域に指定される前に建ったのです。都市計画区域(と準都市計画区域)の外では原則として容積率等の規制がありません。本来は、「田舎でどうせ空き地だらけだからわざわざ規制するまでもない」という趣旨ですが、かえって区域外が乱開発されることになったのです。それで、この高層ビルが壊れたら現在は同じものは建てられません。建築基準法3条2項により、建てた時点で合法なもの(いわゆる既存不適格建築物)は直す必要はありませんが、増改築する場合は厄介です。
http://web.archive.org/web/20130810234434/http://www.bungo.or.jp/t-shikai/sigoto/futekikaku17-2005kisei.pdf
http://www.bungo.or.jp/t-shikai/linksigoto/futekikakutatemono.pdf
みやど様
ありがとうございます。自分はかなり経済的発展をよしとする人間で、「乱開発でも寂れるより良し」派だったので、「月の沙漠記念像」の話は、かなり考え方を変えてくれました。追加コメント、たいへん貴重でした。
北海道と沖縄
最南端と最北端で移動距離最大。
一つは軍事上の理由があります。
北海道の戦車部隊やヘリ部隊を即座に沖縄に展開できる。
もう一つは国土のバランスの取れた発展に寄与します。
例えば北海道の広大の土地で様々な製品を生産して沖縄に送り、東南アジアを中心とする市場に輸出する・・などです。
東京一極集中による弊害が改善される事が期待できます。
両端が結ばれる事で、もっとも過疎が進む二つの地域の連携から人口バランスの改善や所得格差の改善も見込めます。
ハブがもう一つできるようなものです。
いつもありがとうございます。国際貿易という視点は良いですね。
検疫設備は、必要だとは思いますが、ちょっとだけがっかりです。
一瞬で北海道から沖縄に行けるのに、検疫のために20分、待たされるようだと、せっかくのメリットが・・・。
この案で一番効率の改善に寄与するのは貿易とかではなく、経済力の集中を改善する事です。
無理な借金してでも東京に集中投資している現状を改善しないと日本全体が借金の海に沈むのは目に見えています。
地方を搾取して繁栄を謳歌する中央省庁は泥船の船長といったところなのですから。
秋田と松江。
はじめは「北海道と沖縄ないし鹿児島」を、次に「東京と大阪」を考えたが、
「北海道と東京からアクセスされる」、「大阪と鹿児島からアクセスされる」
で、「仙台と広島」にいたり、さらに政策的に大都会を避けて日本海側とした。
sibazyun様、なかなか現実的な回答、ありがとうございます。
たしかに、現実に作るなら、各都市にほどよく近く、距離的に遠く、かつ大都会は避ける、というのが現実的な落としどころのように思います。秋田と松江は、いっけん意外ながら、たいへん現実味のある答えではないかと思います。
福島ー鳥取
太平洋側と日本海側で本州の中心から半分くらいなので流通地点としてワープ出来たら今よりも都市として発展するのではと思います。
有事や災害の際にもこれだけ離れていれば役に立つのでは。
pente40様、ありがとうございます。地点の選定も面白いですし、「災害時の避難口として」というのは、自分はまったく考えていませんでした。いいですね!!
羽田と福岡市
・なんと言っても首都圏の交通・物流量は半端ないので外せない。飛行機・船・鉄道が全て通過可能な羽田
・東京から遠い、交通・物流のハブになり得る、周辺に既に大都市がある。ってことで、福岡市北部の海岸付近。中国・台湾・韓国との貿易・観光にも寄与。
(夢がない回答だなあ…)
kuroyuli様、回答、ありがとうございます。一地点を羽田にするというのは、「なるほど」でした。
夢もあり、実際に経済効果も高そうです。良い回答、ありがとうございます!!
ちょっと、都市計画区域(と準都市計画区域)外の乱開発については説明しておいた方が良さそうですね。
2015/04/29 18:45:45「月の沙漠記念像」で画像検索してみましょう。
通常、観光案内に載っている写真では、高層ビルが写りませんが、反対側から見ると高層ビルが見えます。検索結果の2ページ目も見てみましょう。
どういうことかというと、これは都市計画区域に指定される前に建ったのです。都市計画区域(と準都市計画区域)の外では原則として容積率等の規制がありません。本来は、「田舎でどうせ空き地だらけだからわざわざ規制するまでもない」という趣旨ですが、かえって区域外が乱開発されることになったのです。それで、この高層ビルが壊れたら現在は同じものは建てられません。建築基準法3条2項により、建てた時点で合法なもの(いわゆる既存不適格建築物)は直す必要はありませんが、増改築する場合は厄介です。
http://web.archive.org/web/20130810234434/http://www.bungo.or.jp/t-shikai/sigoto/futekikaku17-2005kisei.pdf
http://www.bungo.or.jp/t-shikai/linksigoto/futekikakutatemono.pdf
みやど様
2015/04/29 21:50:10ありがとうございます。自分はかなり経済的発展をよしとする人間で、「乱開発でも寂れるより良し」派だったので、「月の沙漠記念像」の話は、かなり考え方を変えてくれました。追加コメント、たいへん貴重でした。