どちらかが正しいという設問であれば「B有効な化学療法薬が存在する」の方だと思います。
単純ヘルペスウイルス - Wikipedia
種類
ウイルスは神経にそって上行し、脊髄神経節や三叉神経節や仙髄神経節に潜伏感染する。
治療
ヘルペスウイルスなので、アシクロビルが有効。神経節内の潜伏感染しているウイルス対してアシクロビルは無効である。アシクロビルはウイルスのDNA複製を特異的に阻害するため感染細胞内増殖中のウイルスに対してのみ効くとされている。よって、再発を繰り返す。
現在の医学では、いったん体内に入った単純ヘルペスウイルスを完全に排除することはできません。しかし、薬を用いることによって、ウイルスの増殖を抑えることは可能です
どちらも正しくないという選択肢があるのであれば、私はどちらも正しくないという回答をします。
「所属リンパ節に潜伏感染」ではなくて、「神経節に潜伏感染」ですのでAは間違いだと思います。
http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/pain-herpes.html
ヘルペスウイルス Herpes virus
単純ヘルペスも感覚神経に親和性が高く、その神経節に潜伏感染する。
有効といわれている薬はあるようです。
http://kusuri-jouhou.com/medi/virus/valaciclovir.html
バラシクロビル(商品名:バルトレックス)の特徴
ヘルペスウイルスに対して開発された最初の薬としてアシクロビル(商品名:ゾビラックス)が知られています。バラシクロビル(商品名:バルトレックス)は、アシクロビルの構造を少し変換することで腸からの吸収を改善させた化合物です。
アシクロビル(商品名:ゾビラックス)を経口投与したとき、腸から吸収されて薬が体内で利用される割合は10~20%しかありません。一方、バラシクロビル(商品名:バルトレックス)は54.2%が利用されます。
なお、バラシクロビル(商品名:バルトレックス)は単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)、同2型(HSV-2)、水痘・帯状疱疹ウイルスに対して有効性を示します。つまり、これらのウイルスによって引き起こされる「単純疱疹、帯状疱疹、水痘(水ぼうそう)」に対して有効な薬です。
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