(1)上場会社をいくつか見たところ、代表執行役は、取締役を兼務しているケースばかりでした。
●しかし、代表執行役が取締役を兼務していないケースは、
会社法的には可能ですよね?
●ただ、上場会社にそういうパターンの会社は現実に存在していますか?
(2)私はそっちのほうが、監督と執行の分離という意味で優れていると思いますが、そのような説を唱えた人はいなかったのでしょうか。
(*)日本では従来、監査役会型のガバナンスでしたが、
海外投資家の理解を得にくいという見方もありました。
アメリカは、ガバナンスにおいて、日本より優れているという言い方
が割と聞こえており(その考えに疑問を持つ人もいたと思います)、
アメリカのガバナンスの仕組み(制度)自体、
監査役会型よりも優れているという言い方すらされていた、
そのように、私は理解しております。
よって、人によっては、「裏切られた」ではなく、
「それ見たことか」という感想を持っていると思います。
恐れ入ります。どんな制度でも、仏作って魂入れずという事態はあると思います。
私の質問は、そういうことではなく、
● 執行役兼取締役という人を置かないという運用の実例はないか、
●「執行役は取締役を兼任すべきではない」と、
法案作成の過程(法制審議会とか、パブコメ意見照会)で、述べた方はいないか、
また、法律制定後施行後で述べた方はいないか(述べている方はいないか)、
という、事実の確認です。
コメント(3件)
委員会設置会社が優れているというのは、どこでどのように教えられたのでしょうか?
専門家に尋ねた場合でも、企業の規模や形態に合わせてより適切だと思われる機関設計の提案になるのではないかと思いますが、どのように裏切られたのですか?
相談者が役員として選任する個人の能力や人格までは保証できないと思いますので、少し疑問に思いました。
はてなで質問する場合は、匿名質問ではなく通常の質問で聞いた方が、これまでのやり取りの経緯などが分かるので、そちらで聞くようにしてはいかがでしょうか。
今回の事例は、組織の形よりも、逆に、人間の問題をクローズアップする結果となった。
国家でも会社でも、大小を問わず、形をいくら取り繕ったところで運用する人間が駄目なら駄目。
そうかと言って、例の辞職した3人に土光会長に詫びてこい・・・とか言っているわけではない。
能力の足りない人が指揮する組織は、責任問題以前に、運用に支障を来す。
儲からないからと言って、それが悪いのではない。
そのような人に指揮を執られた組織が不幸だって事だ。
「はてな」での質問は、匿名よりも顕名の方がよいということですね(顕名といってもハンドルネームですが)。