「~~~ ~~~y~~~」
となっている人とそうでない人がいました。
スペイン人は、こうなっているんだ、という説明も聞きましたが、
疑問がだんだん涌きました。
「~~y~~」が付かないのが、外国人なのでしょうか。
外国人かスペイン人か、という単純な話ではなくて、カスチリア人の場合に限るとかなんでしょうか、それとも、カスチリア人、アラゴン人といった人の場合も含んでいるんでしょうか。要するに、文化や言語が異なるバスク人やカタルニア人も同じなのでしょうか、どうなんでしょうか。
また、時代によってどうなのか、とも思います。例えば、貴族だけが、「~~y~~」だったが、ある時代から以降は、農民など庶民も、「~からy~~」となったのだ、などと。
ポルトガルは、カスチリア人と言語が似ていますが、こちらはどうなのだろうと思いました。この点もよろしくお願いします。ポルトガルは、カスチリアから独立し、一時、スペインに併合されたりもしています。
最初は、貴族の場合かと思いました。画家でも、宮廷画家となれば、貴族の扱いを受けたかもしれないと思いました。
また、時代により、ブルボン王朝時代になり、「~~y~~」が始まったのかなとも思いました。
しかし、私の想像だけではどうしようもないので、質問をしてみることにしました。
コメント(2件)
で、この父の姓と母の姓の間に、英語のandにあたるyを置くこともある。ハイフン(-)でつなぐ場合もある。またカタルーニャ語だとyではなくiになる。姓の一文字目がIだとeに変わったりもする。
yの有無は本人の好き勝手なので血筋は関係ないと思います。そもそも上記の通り親子で姓が変わる仕組みですので。
ただ、やはり近代以前は姓を使うのは貴族や有名人に限られていたと思う(要は大勢の前で名乗る機会があるかどうか。村内で生きていくだけなら名前だけで十分)。
ポルトガルはfirst name(+middle name)+母の姓+父の姓が基本形という以外はスペインと変わらないようです。通常省略されるのは母の姓。
歴史的なことや地域的なことまではちょっとわからない。
参考
http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/pname/index.html#espt
http://blog.livedoor.jp/namepower/archives/1237619.html
カタルーニャ州のカタルーニャ語でも同じ意味の「i」がついた姓が存在します。
現在でも、「y」や「i」がついていると、名家出身というイメージがあります。