実は、うちの家(一戸建て、築20年以上)は、当初20Aでしたが、数年前に40Aにしました(契約ブレーカーの変更)。分電盤は、昔のままです。6つに分けているだけです(つまり、6つのミニブレーカーとなってます)。
【Ⅰ】今の①新築物件(注文建築)、②新築物件(建売)、また、③新築マンションでは、主流は、20Aでしょうか40Aでしょうか、どうでしょうか。また、分電盤はいくつに分かれているのが主流でしょうか。
【Ⅱ】実は、この際、いよいよ、分電盤も、新しくして、配線用遮断器も「6⇒10」、或いは、「6⇒12」、などに、変更した方がいいかなぁ、と思っています。しかし、屋内(天井裏、壁の後ろ)の配線もいじらないと意味がないだろう、すると大工事だ、と思う気持ちもあります(それゆえ、数年前の時も、分電盤の方は変えませんでした)。配電盤だけ取り換えるような人も多いのでしょうか。
ライフスタイルの変化によって使用電力が増えるのはどこの家でも同じです。
エアコンだとそれだけでも1kw内外、つまり定格10A程度ですから、余裕を見て15A~20Aの専用電源が必要になります。
昔の一般家庭だと、それ一つで一軒の家が賄えた。
冷蔵庫の大きいのなら省エネタイプでも500W以上。
照明はLEDで激減しましたが、それ以外の全ての家電製品が増えるごとに使用電力は嵩上げされ続けてきています。
電気ストーブに加湿器にドライヤーにテレビやステレオなども数百ワットずつ。
一般家庭でもオール電化住宅とかだと昔の町工場程度の電力を使っている家も珍しくありません。
オール電化住宅は決して省エネにはならない。
どこの家庭でも使用電力が少なくなることは稀です。
従って、予め増設するなら思い切って増やす方が結局は安くつきます。
逐次増設が一番工事費用が掛かる。
現時点で相当な増設をされているようですが、その前段階で大元の電源に大型の漏電ブレーカーが付いているはずです。
そうでなければ違法工事になる。
20Aの小さなものは所謂「テンパールスイッチ」ってやつで、電流量が一定時間増え続けると、設定温度以上になったら切れます。
タコ足配線などで使いすぎたら突然「落ちる」アレです。
漏電防止スイッチは瞬間的な大電流を感知して大元の電源を落とす、電源ショートの対策です。
もし増設されるとすれば、きちんとした工事業者に徹底的な見直しと多めの増設を依頼されることをお勧めします。
【Ⅰ】契約A数と分岐回路数
独身用アパートは、20A、家族用一戸建ては、40A~60Aでしょう。
風呂、廊下や玄関、そのほかは部屋ごとに分配(部屋数+2)するのが普通でしょう。
【Ⅱ】配電盤だけ取り換えるような人も多いのでしょうか。
いないと思います。分電盤に遮断機を増設するだけでは、何の役にも立たない為です。
すみません。私は、分電盤ということば、配電盤ということば、ごちゃごちゃに使っておりました。実は、両者の区別がついておりません(というか、両者は同じものなのか、どうかも、明確ではありません。)。
急ぎ、申告いたします。
なお、私の家は、6部屋のほかに、物置部屋があり、
風呂場、洗面所、トイレ(2つ)、廊下などがありますから、
「部屋数+2」という基準を前提にすると、分電数(配電数)というのでしょうか、分岐が少なすぎるように思いました。
コメント(1件)
配電盤そのものにしても接点や可動部分や電線の被覆などが硬化し劣化し続けます。
接点だけはホコリだらけにならないように対策されていると思いますが、増設を重ねてきたと言うことは危険がないわけではない。
数年前の福山市のラブホテルの火災では増設を重ねた配電盤から出火しましたが、現場検証で判明しましたが、タコ足配線状態だったそうです。
廃業寸前で設備投資できなかったのも不幸な結果を招いた。
例えば電線の限界近くまで電流を通せば発熱から徐々に劣化が加速されます。
たとえ許容範囲内だとしても危険なのです。