グレーカードを画面いっぱいにする方法がある一方で、
トレーシングペーパー(以下トレペ)を使う方法についての疑問です。
カメラを本番同様に撮影しようとする方向に向け、レンズと風景の間にトレペを挟んで透かして設定するという説明を見かけます。
ものすごい極端な話、撮影しようとする風景が赤色ばっかりの場合、
トレペ自体の白(グレー)の他に、透けて写り込んだ背景の赤が混じり、それを基本にホワイトバランスを設定すれば間違った設定値になるのではないでしょうか?
そこまで極端では無くても、光源の色とはまた別の、背景の何か偏った色がトレペに透けて混じり、正確なホワイトバランスの設定が出来ないと、素人ながら思います。
間違っていますか? それとも私がどこか認識間違いしていますか?
認識は合っています。ホワイトバランスは、電球とか、漠然とした設定はありますが、「いまここの白」を正しく認識させるには、その撮りたい風景のところに白いものを配置してそれを撮影することで、「この環境での白」を認識させる方法です。そのため、背景が真っ赤でそれが透けているときに、それを白だとして撮影しても意味はありません。その場合は、光の量、角度が似ている、近い場所で白を撮影するしかないと思います。
ご理解されている通りです。
被写体によってやり方が色々あるようですが、
背景が白以外の色でどうしてもトレーシングペーパーを使いたい場合は、
被写体の近くに背景が隠れるぐらいの大きい白い布を使えば、
できると思います。
なるほど、そうですね。
ありがとうございました。
なるほど、そうですね。
2016/03/01 13:48:00ありがとうございました。