F吉がB美のところにやってきた。
F吉「この前、質問掲示板の質問で思いついて、クイズ作ったんだ。解いてくれる?」
B美「喜んで」
F吉は紙を差し出した。
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昔1回だけ読んだ物語を探しています
覚えているのは
・主人公のペアは人間には嫌われる存在
・自分たちの欲望を臆面もなく歌いあげる
・路上で見つけた、明らかに自分たちに所有権がない貴重品を、当然のように窃盗する
・盗品が大きすぎて持ち帰れないとわかると、堂々とその場で処分する
・自分たちの欲望をそれで満たす
・自分たちは気前が良いことを自慢しつつ、盗品を集まってきたみんなにも分配する
・最後に盗品を利用しつつ、悠々と引き上げる
以上です。
気になってずっと探しているのですが、どうしても見つけることができずにいます。
どなたかご存知ありませんでしょうか?
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F吉「どう? この話、何かわかった?」
※諸注意は補足欄に書きます。
※1 参考「昔1話だけ見たアニメを探しています」http://q.hatena.ne.jp/1479311535
※2 回答は11月26日(土) 21:00-21:59に。22:00以降に締切。
※3 小説風回答歓迎。
※4 参加予定の方は、コメント欄に参加する旨を書いていただけると嬉しいです。
※5 コメントやトラックバック、ブックマークなどで、決してネタバレしないよーに!
B美「あれでしょ、ほら、森で迷った二人組が、お菓子の家を見つけて、むさぼり食ったあげく、共謀してあるじを亡きものにし、財宝を強奪したっていう」
D菜「お菓子の家…それってヘンゼルとグレーテル!? 確かに、親には疎まれてたようだけど、人間に嫌われるってほどではなかったんじゃ」
B美「同様のストーリーで、主人公を《怪獣》にしたのがあるのよ」
まよいのもりとおかしのいえ - あいうえお館
まよいのもりとおかしのいえ ~ヘンゼルとグレーテル より~ (ウルトラかいじゅう絵本シリーズ【せかい名作童話編】)
D菜「ガンQとツインテール…。童話の主人公とは思えないビジュアルね」
F吉「違うよ、これじゃないよ。僕が探してるのは、ヒゲをのばし放題にしたワイルドな二人組だよ」
B美「わかってるって。F吉が探してるのはこれでしょ。
1967年の初版以来、2015年時点で472万部発行。
2015年絵本の累計発行部数ランキングで堂々2位の座を占めている、不朽の名作絵本
『ぐりとぐら』ね!
D菜「ああ、思い出したわ。たしかにぐりとぐらは「野鼠」。人間に嫌われる存在ね。
B美「ま、シリーズの後のほうでは人間のおともだちも登場するけど、それはさておき。
《このよで いちばん すきなのは おりょうりすること たべること》と欲望をあからさまに歌ってる。
道のまんなかにおちていた巨大なたまごを見つけるやいなや、すぐさま調理して食べることに決め、たまごの運搬が不可能と知ると、家から調理器具を持参。
自分の体より大きなボウルやフライパンをすでに所有していることからして、これまでにも運べない食材を現場で調理してきたことがうかがい知れるわね。
で、そうしてつくったカステラを、《けちじゃないよ》と主張しつつ、森の動物たちと食べ尽くしちゃう」
D菜「最後に残ったたまごの殻で、四輪二連の自動車を製作して帰っていくのよね。懐かしいなあ。わたし、ぐりとぐらの歌、保育園で習ったから歌えるわよ」
B美「私は読み聞かせボランティアの人に教わったことがあるの。じゃあ、一緒に歌ってみる? せーのっ」
D菜「♪ぼくらの なまえは ぐりと ぐら このよで いちばん すきなのは …あれ、変ねえ、メロディが全然違う」
B美「そうなのよ。実はこの歌、公式のメロディというのはないの。作者の中川李枝子氏が
普通に読んでくださっていいし、節をつけたい方は節をつけてくださるしね、どちらでもいいんです。自由にやってくださいって、お願いしたい。
(『ぼくらのなまえはぐりとぐら』)
と言ってることもあって、読者がさまざまなメロディをつくってるのね。『ぼくらのなまえはぐりとぐら』という本には、読者から寄せられた106種類の楽譜が収録されているわ。
「ぐりとぐら」に出てくるあの歌、どうやって歌っていましたか?
ぼくらのなまえはぐりとぐら
B美「それはそうとして、ひとつ腑に落ちないことがあるわ。食い意地の張ったF吉が、この絵本を1回しか読んでいない、というのが不思議なのよね」
D菜「確かに!カステラの焼きあがり(見開きどーん)や、みんなで分けあってる場面を、F吉がたった一回で素通りするとは思えない」
B美「絵本のページをかじらんばかりにして、おかあさんに《これ食べたい!食べたい!》とおねだりしたことがあるんじゃないの?」
F吉「ああ、そういえば、ちいさいころ何度もカステラを焼いてもらったよ。この絵本がきっかけだったんだな。すっかり忘れてた」
D菜「カステラだけ記憶に残して、絵本は忘れたんだ…(ためいき)」
B美「あ、カステラのレシピがあるわ。わりと簡単そう。ねえD菜、おやつにつくってみない?」
F吉「わあい、賛成、賛成!」
D菜「じゃF吉、とっとと卵を買ってきて。そのへんで拾っちゃダメよ!」
野ネズミ被害深刻・・・ - 5人の孫に恵まれて。
私の小さなおうち ぐりとぐらのカステラと絵本のはなし
How do you like your eggs in the morning? - PreWarCar
a-kuma3様、いつも回答ありがとうございます。
縦読みの「グッドなカステラ」が苦しすぎて吹いてしまいました。
いまクイズの在庫がないのですが、また思いついたら、すぐ投稿いたします。
本当は 57577 にしたかったんですが力不足でして (´・ω・`)
B美「あれでしょ、ほら、森で迷った二人組が、お菓子の家を見つけて、むさぼり食ったあげく、共謀してあるじを亡きものにし、財宝を強奪したっていう」
D菜「お菓子の家…それってヘンゼルとグレーテル!? 確かに、親には疎まれてたようだけど、人間に嫌われるってほどではなかったんじゃ」
B美「同様のストーリーで、主人公を《怪獣》にしたのがあるのよ」
まよいのもりとおかしのいえ - あいうえお館
まよいのもりとおかしのいえ ~ヘンゼルとグレーテル より~ (ウルトラかいじゅう絵本シリーズ【せかい名作童話編】)
D菜「ガンQとツインテール…。童話の主人公とは思えないビジュアルね」
F吉「違うよ、これじゃないよ。僕が探してるのは、ヒゲをのばし放題にしたワイルドな二人組だよ」
B美「わかってるって。F吉が探してるのはこれでしょ。
1967年の初版以来、2015年時点で472万部発行。
2015年絵本の累計発行部数ランキングで堂々2位の座を占めている、不朽の名作絵本
『ぐりとぐら』ね!
D菜「ああ、思い出したわ。たしかにぐりとぐらは「野鼠」。人間に嫌われる存在ね。
B美「ま、シリーズの後のほうでは人間のおともだちも登場するけど、それはさておき。
《このよで いちばん すきなのは おりょうりすること たべること》と欲望をあからさまに歌ってる。
道のまんなかにおちていた巨大なたまごを見つけるやいなや、すぐさま調理して食べることに決め、たまごの運搬が不可能と知ると、家から調理器具を持参。
自分の体より大きなボウルやフライパンをすでに所有していることからして、これまでにも運べない食材を現場で調理してきたことがうかがい知れるわね。
で、そうしてつくったカステラを、《けちじゃないよ》と主張しつつ、森の動物たちと食べ尽くしちゃう」
D菜「最後に残ったたまごの殻で、四輪二連の自動車を製作して帰っていくのよね。懐かしいなあ。わたし、ぐりとぐらの歌、保育園で習ったから歌えるわよ」
B美「私は読み聞かせボランティアの人に教わったことがあるの。じゃあ、一緒に歌ってみる? せーのっ」
D菜「♪ぼくらの なまえは ぐりと ぐら このよで いちばん すきなのは …あれ、変ねえ、メロディが全然違う」
B美「そうなのよ。実はこの歌、公式のメロディというのはないの。作者の中川李枝子氏が
普通に読んでくださっていいし、節をつけたい方は節をつけてくださるしね、どちらでもいいんです。自由にやってくださいって、お願いしたい。
(『ぼくらのなまえはぐりとぐら』)
と言ってることもあって、読者がさまざまなメロディをつくってるのね。『ぼくらのなまえはぐりとぐら』という本には、読者から寄せられた106種類の楽譜が収録されているわ。
「ぐりとぐら」に出てくるあの歌、どうやって歌っていましたか?
ぼくらのなまえはぐりとぐら
B美「それはそうとして、ひとつ腑に落ちないことがあるわ。食い意地の張ったF吉が、この絵本を1回しか読んでいない、というのが不思議なのよね」
D菜「確かに!カステラの焼きあがり(見開きどーん)や、みんなで分けあってる場面を、F吉がたった一回で素通りするとは思えない」
B美「絵本のページをかじらんばかりにして、おかあさんに《これ食べたい!食べたい!》とおねだりしたことがあるんじゃないの?」
F吉「ああ、そういえば、ちいさいころ何度もカステラを焼いてもらったよ。この絵本がきっかけだったんだな。すっかり忘れてた」
D菜「カステラだけ記憶に残して、絵本は忘れたんだ…(ためいき)」
B美「あ、カステラのレシピがあるわ。わりと簡単そう。ねえD菜、おやつにつくってみない?」
F吉「わあい、賛成、賛成!」
D菜「じゃF吉、とっとと卵を買ってきて。そのへんで拾っちゃダメよ!」
libros様、ボケ回答→正解、の流れで回答いただき、ありがとうございます。
ベストアンサーを差し上げます。
もちろん正解です。蘊蓄がいっぱいなのもうれしかったです。
「ぼくらのなまえはぐりとぐら」は、めっちゃ欲しい本ですね!!
ベストアンサーありがとうございます! 超うれしいです。
ボケ回答は頑張りました。正直『まよいのもり…』を見つけたときはニヤニヤしたです。しかしこの絵本では(ページor字数の事情でしょうか)お菓子の家を食べないのです。「えっ、お菓子である意味が無くない!?」て思いました。
『ぼくらのなまえはぐりとぐら』は、おすすめです。付録CDでぐりとぐらの歌(10編)のほか、外国語での朗読も聴けますよ♪
libros様、ボケ回答→正解、の流れで回答いただき、ありがとうございます。
2016/11/26 22:01:01ベストアンサーを差し上げます。
もちろん正解です。蘊蓄がいっぱいなのもうれしかったです。
「ぼくらのなまえはぐりとぐら」は、めっちゃ欲しい本ですね!!
ベストアンサーありがとうございます! 超うれしいです。
2016/11/26 22:40:29ボケ回答は頑張りました。正直『まよいのもり…』を見つけたときはニヤニヤしたです。しかしこの絵本では(ページor字数の事情でしょうか)お菓子の家を食べないのです。「えっ、お菓子である意味が無くない!?」て思いました。
『ぼくらのなまえはぐりとぐら』は、おすすめです。付録CDでぐりとぐらの歌(10編)のほか、外国語での朗読も聴けますよ♪