日本では農薬をあまり使わないで作っていることが一番大きな原因ですね。
自分で作付けしてみれば理解できるのですが、農薬をあまり使わないと何倍もコストが掛かる。
除草剤の使用も問題です。
できれば使わないで欲しいところですが、せめても、基準値が守られているかどうか監視が必要なのです。
アメリカの農作物はバッタ商品のような物だって言えば分かりやすいかな?
アメリカンな大雑把なやり方では味や安全性が不安定になるのですが、その分のお値段と思えば納得できると思います。
また、アメリカでは土地の生産力を収奪するようなやり方で作られています。
農薬のアバウトな規制で一気に土地が駄目になる。
農薬や化学肥料でその土地が駄目になったら、別の土地がある。
その分は自然環境が悪化しますが、何しろ広いから、全部駄目になるまでかなり掛かる。
安定した生産が担保されていないというのも問題です。
アバウトなやり方で連作障害が激しい。
時々、特定の産物が壊滅して暴騰しています。
プランテーションと似たようなやり方で生産している。
また、人件費の問題もあります。
移民の労働力に寄生する大規模な農業生産だから安く作れるのです。
アメリカの産物は保存のために使われる薬品にも問題があります。
以前、サンキストのオレンジから基準値を上回る濃度の薬品が検出されたことがあった。
更に言うなら、基準値以下だから大丈夫・・・ってもんでもないでしょう。
アメリカの農産物は、あらゆる面で、安くてもあまり食べたくない作物が多いのです。
もちろん、そのことは相場に影響します。
もっとも、中国産よりは多少はマシかな?
目くそ鼻くそだけど。
・遺伝子組み換え作物や最新の農薬をつかわず、食の安全性を追求しているから
・まだTPPでの関税撤廃が発効していないので、国内農業保護のための関税が存在するから価格破壊圧力がいまいち効いていない(もっと差があれば国内農業が立ち行かなくなり、やすい輸入ものばかりになる)
・アベノミクスにより円通貨が安く維持されて輸入食品が高くされているうえに、生鮮食品にも消費税がかかっているから
まあおおざっぱにいうと政治のせいです。
わからない部分があったら詳しく聞きたい話を指定してください。
〔天〕
京野菜は高くて美味く、大阪は安くて旨く、アメリカは安くて不味い。
極上の和食は天皇家にあり、天皇の味覚は京料理に準拠している。
江戸城に引っ越してからも、天皇家の食卓は質素そのものと伝わる。
全国を行幸して、各地からの献上物を賞味される天皇は、おかわりを
所望されない。これが旨いといえば、あれは不味かったことになるから。
つぎに、同じ理由で、きらいな物も平然と召しあがるそうだ。
…… 料理番も、大根や魚を、頭の先から尻尾まで、余さずに調理する。
http://q.hatena.ne.jp/1233229608#c141901(20090129 23:14:47)
有無気物 ~ 黄蜀葵と山芋 ~
〔地〕
日本には落語の傑作《目黒のさんま》があり、フランスに《美味礼賛》
があるのに、英米には“美食の文化”がない。アメリカ人がデザートを
必需とするのは、あまりにもメインディッシュが粗末だからとみられる。
日本の葡萄(ピオーネ)は、旧約聖書の時代から進化しつづけている。
とりわけ、岡山の桃や葡萄が旨いのは、土の恩恵に左右されないから。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20010828 黄金桃 ~ 未亡人の偶作 ~
戦後ゆたかになった日本人が、ラーメン・しゃぶしゃぶ・キムチの味
に偏るかわり、すきやき・天ぷら・スシが世界的なブームに向っている。
グルメが贅沢三昧なら、ヘルシーは質実健康をめざしている。
〔人〕
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4620602698
── 佐治 政子・画文集《よみがえる京野菜 19911016 毎日新聞社》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4863100795
いまもむかしも京都には、全国から選りすぐりの海幸山幸が集まる。
京都産の食材は、農地や畑が少ないのに、これでもかとばかりに手を
かけて育てるので、葱や松茸はもとより、漬物までもが高くなる。
祇園祭の頃に予約する“鯖寿司”には、京都産の食材がないという。
ひとたび日本で暮した外国人は、なかなか祖国に帰ろうとしない。
天皇の神話や伝説は、シルクロードならぬライスロードに匹敵する。
日本では農薬をあまり使わないで作っていることが一番大きな原因ですね。
自分で作付けしてみれば理解できるのですが、農薬をあまり使わないと何倍もコストが掛かる。
除草剤の使用も問題です。
できれば使わないで欲しいところですが、せめても、基準値が守られているかどうか監視が必要なのです。
アメリカの農作物はバッタ商品のような物だって言えば分かりやすいかな?
アメリカンな大雑把なやり方では味や安全性が不安定になるのですが、その分のお値段と思えば納得できると思います。
また、アメリカでは土地の生産力を収奪するようなやり方で作られています。
農薬のアバウトな規制で一気に土地が駄目になる。
農薬や化学肥料でその土地が駄目になったら、別の土地がある。
その分は自然環境が悪化しますが、何しろ広いから、全部駄目になるまでかなり掛かる。
安定した生産が担保されていないというのも問題です。
アバウトなやり方で連作障害が激しい。
時々、特定の産物が壊滅して暴騰しています。
プランテーションと似たようなやり方で生産している。
また、人件費の問題もあります。
移民の労働力に寄生する大規模な農業生産だから安く作れるのです。
アメリカの産物は保存のために使われる薬品にも問題があります。
以前、サンキストのオレンジから基準値を上回る濃度の薬品が検出されたことがあった。
更に言うなら、基準値以下だから大丈夫・・・ってもんでもないでしょう。
アメリカの農産物は、あらゆる面で、安くてもあまり食べたくない作物が多いのです。
もちろん、そのことは相場に影響します。
もっとも、中国産よりは多少はマシかな?
目くそ鼻くそだけど。
ニンニクは去年の夏頃から高止まりしてますもんねぇ。
産直市で黒ニンニクは一株800円だったかな?
白いのでも200円とか、何でそんなに高くなったのか?・・って感じですね。
中国物は黒カビが・・・。
うちはほとんど使わないけど、クマさんとこはたいへんでしょ。
ここはやっぱりモヤシとかで凌ぐのがベターかも。
キャベツは硬くてまずくてそこそこ高く、代わりに白菜がお勧めかな?
ニンジンとかピーマンとかニラとかはそこそこ安くなってきてますね。
イスラエルの若き歴史家は、つぎのような仮説を唱えている。
「人が稲を作ったのではなく、稲に人類が支配されたのだ」
── 《クローズアップ現代 20170104 22:00-22:25 NHK》
|
── ユヴァル・ノア・ハラリ/柴田 裕之・訳《サピエンス全史
文明の構造と人類の幸福 20160916 河出書房新社》上下合本版
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B01KLAFEZ4
わが国では、武田 邦彦教授の音声ブログが、類似の路線上にある。
https://www.youtube.com/watch?v=sSbb4b3PiB4(20160816 9:00)
(1)人類の歴史は鉄器ではじまった
https://www.youtube.com/watch?v=ytnziuXyFSo(20160818 9:00)
(2)鉄器と分化の後は上流階級の人が変わるだけ
ニンニクは去年の夏頃から高止まりしてますもんねぇ。
2017/01/05 23:21:59産直市で黒ニンニクは一株800円だったかな?
白いのでも200円とか、何でそんなに高くなったのか?・・って感じですね。
中国物は黒カビが・・・。
うちはほとんど使わないけど、クマさんとこはたいへんでしょ。
ここはやっぱりモヤシとかで凌ぐのがベターかも。
キャベツは硬くてまずくてそこそこ高く、代わりに白菜がお勧めかな?
ニンジンとかピーマンとかニラとかはそこそこ安くなってきてますね。
ちょいと前までのニンニクは、国産か中国産かの二択でしたけれど、スペインとかトルコとか、そういったところのものが普通のスーパーに並ぶようになったので、選択肢は増えました。
2017/01/05 23:46:42この数ヶ月、レタスやサニーレタスの値段が少し下がった(出し渋りだったか?)ので、多少マシな感じですが、冬だということもあって、白菜率 高いです :-)