変わらない日常が嫌だ。でも、変わったら私は壊した事に悲しくて泣いてしまう。後悔してしまう。誰かに迷惑をかけ、誰かを悲しませてしまうことが死ぬことより怖い。どうしてこんなにも私の家庭は歪なんでしょう。
おやごさんはそれほどいびつではないかもしれません。
親は子供に(教師も生徒に)「こうあってくれ」と願うものですが、
それは「親自身にはどうしてもそうあれない理由があったから、その分をのせて子供により強く願っている」のかもしれません。
あとはあなたの受け止め方一つ、というところまで
なんとか来られているのではないでしょうか。
今悲しんでいるあなたには他の人の悲しいニュース、
悪いニュースなどは伝わらないように
すべてがシャットアウトされているはずですが、
大人だって毎日毎日いろいろな事情があって、悩んだり、
その分自分をあまやかしてバランスをとったりしています。
ご両親はお子さんが心を病んだとなれば、
ひといちばい立派な親の役目をしなければいけないと必死でしょう。
親の心子知らずといいますが、
「あなたの親御さんは完璧な人間か」といわれたら、誰もイエスとは応えられません。
じゃあ親御さんはあなたをせめていいかというと、
完璧でもない、神でもない人が責めることはできません。
(でも、親が責めているつもりもなくてもすごくひどく責められているようになって悲しくなってしまうのは病気のせいです)
万が一親御さんが「親だって完璧じゃないからその親から生まれた子も完璧ではない」と
いうことを忘れて、本当に責めてきているのなら、
親御さんが子供のときに自分のように悲しく思うことはなかったか、
よーーーく時間をかけて考え、思い出してもらってください。
もちろん、やっぱり子供を悲しませたくない+励ましたい+自分のことでも忘れているというコンボ技が効いているから
最初は「ちゃんと学校いってたよ」「ふつうだった」「特別なことは何もなかった」って
無理やりにでもいうでしょうけど、それは心に蓋をしているだけ。
親だって中高のころは心のなかが大荒れで大変だったはずなんです。
そういう時期をしっかり思い出してもらったら、
あまり子供にいろいろ言えないはずなんですよね。
きっかけがないなら、一緒にニュースやテレビ番組を見てもらうのもいいかもしれません。
のんびりと一緒にすごししているうちに、ぽろりと口から本当の心がでてきたりします。
もちろんあなたがいなくなったらみんな悲しむでしょうけれど、
変化=壊す=ダメということではないのでは。
いろいろな人やものに触れてみて、
人の心からでてくること、
わくわくできることを探してください。
まわりの大人にとって、
あなたが居なくなってしまうことのつぎに悲しいのは、
中学生~高校生なのに、好きなものがみつけられなくて
何にもわくわくできない、それで元気もでない
という今の状況だとおもいます。
勉強・学校はあとまわしのはずです。手っ取り早く
わくわくするような友達をつくれるところなので、
みんな学校にはいったほうがいいというだけです。
でもあなたは今は学校にいけるほどやさしさ成分が足りていないです。
あるいは、学校でやさしさを搾り取られるような気がしているのかもしれません。
(あなたに必要な優しさを親よりもたくさん与えてくれる
友達をつくることも実際可能かもしれないのですが、
その出会いは学校かどこかにあるのかどうかも誰にもわからない。運しだいです)
とにかくあなたの心がつぶれないように過ごすのが大事です。
今年は花粉症が非常に激しくなっているので
お体(とお心も)くれぐれもお大事に。
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