※関西地区の放送予定をみて、しめきり長めにします。
「・・・・・・こんなのただの失敗だろ!!!」
「なんだあれ!?」「プリキュアだ!でも会場を壊してるなんで!?」「うわああ危ない!!」岬「少しトラブルがありましたが~~~」←!? キラキラ☆プリキュアアラモード第27話感想です。
●夢が叶っちゃった
ミサキのサインをもらった時の言葉。
それは、あおいがそのとき心からそう感じた言葉だったわけですが、ミサキさんにとっては期待はずれだったようです。
何が正しいのか、ここではわかりませんが、「夢」=「目標」と考えるなら、あおいの目標はここで達成されてしまっているわけです。
これからみんなの前で歌う、それは、自分の歌をみんなに聞いて欲しいからで、みんなのために歌うところに本来であれば「夢」が詰まっているハズ。
ミサキさんに会えた感動で、この時のあおいは自分の中の「夢」が本当に何であるかが見えなくなってしまっていたのでしょうね。
●ド新人があこがれの人と同じイベントに出られたんですよ、この夏最高の思い出じゃないですか
水嶌はどこまでわかっていてこの言葉を伝えたのか、真意は定かではありませんが、私は慰めの言葉に見えて「現実」をあおいに突きつけているような意味合いに感じました。
ただ、それはあおいを追い詰めるのではなく、それだけ「目指している夢(つまりミサキさん)」が遠い存在である事を、敢えて言葉にして伝えたかったのであり、辛い思いをしなければならないという覚悟の問いであるようにも感じました。
前回、水嶌とあおいの話を見た時に、恐らく水嶌であればそこまでの意味を込めて言っているのではないかな、とこの言葉の重みを感じました。
●あたしらしいって何だよ、・・・・・・こんなのただの失敗だろ!!!
グミの失敗と自分のライブでの失敗を重ねてしまい、心が挫けてしまうあおい。
そんなあおいの心の隙きをつくエリシオ。ノワールと同じように当然のように洗脳してきました。そしてそのまま自分の憧れのフェス会場を破壊する行動に・・・・。
結果的にいちかの言葉で立ち直りましたが、今になって思えば、この「辛さ」もミサキさんが推薦したからこそ起こった事で、そういう意味ではあおいを、WILD AZUREを試していたのかもしれません。
何にしても「噛みにくいグミ」は失敗ではなく今のあおいの味「歯ごたえがある」という言葉でミサキさんに反撃。
高い目標が見えたことであおいが目指す「夢」がここで大きく変わったんじゃないかなと思う回でした。
あと、今回の追加アイテムは前作まほプリの「ミトメール」システムがこっそり採用されているような気がします。
劇中で直接は明かされていないと思うけれど、バンド(WILD AZURE?)のあおい以外のメンバーは大学生だそうよ。ずっと前の話数で高校生のあきらとゆかりが中学生である自分たちに付き合って楽しいのかな?と言うような発言をあおいがしたとき、あなたが言うの?と私は思ったの。
ミサキさんにしろバンドのメンバーにしろ、経験や実力や年齢の差を埋め合わせる魅力をあおいの中に見つけているのでしょうね。あきらやゆかりがいちかの中に見つけているものと似た性質のもののように、私には思えるの。
あなたの「いつまでピカリオいるんですか」ポイントがどこか、気になってしまうわね。
2017/08/20 04:53:08