◆前提
先日、母に会ったのですが、お昼ご飯を食べず、おやつの時間にケーキを食べていました。
糖尿病なので、医者に言われた通りトータルのカロリーを減らしている、との事でした。
また、野菜不足解消のために、青汁牛乳(砂糖が入って飲みやすい)を食間に飲むようにしているとの事でした。
糖尿病の本を10冊程度(極力様々なスタンスの本を)斜め読みしたところ、「カロリーを控える」と共に「糖質を控える」必要性が共通して書かれており、母の食生活が心配になりました。
私には、今の母の食生活が間違っているように思えるのですが、どのように見直してもらうと良いのか、分からないでいます。
◆質問
糖尿病通院歴が長く、医者の指示に従っている、プライドの高い母に対して、
超説明下手の私が、論理的に「自己流ではない食生活の見直し」の必要性を説くには、
どのようにアプローチすれば良いのでしょうか?
心配で胃がキリキリいたします。どうぞよろしくお願いします。
治療の為の生活習慣の改善を進めるには、自己効力感を高める必要があります。
自己効力感は結果予期と効力予期に分けられます。
結果予期は、ある方法を実践した時得られるであろう、結果・効果を認識できることです。
効力予期とは、しなければならないことを、自分にできそうだと考えることです。
できることは大きく分けて2つです。
1,糖質を制限し血糖をコントロールすることで、こんな良いことがある、という事を分かりやすく伝える。
この良いことというのは、ただ単に「血糖値をコントロールできる」とか「健康になれる」などというよりは、
その人にとってもっと具体的なメリットを伝えるべきです。例えば○○ができるようになるなど。
2,しなければならないこと(この場合糖質を制限すること)に関する具体化な行動のうち、できそうだ思える簡単な方法を示す。例えば、おやつを食べてもいいけど、ケーキではなく別のものに替えるなど。
お母様は、確かに自己判断されていますが、それは自分なりの工夫ができているともとれます。
やり方を否定するのではなく、工夫している事実をまず認め、肯定的に捉えてほめることが必要です。
その上で、これだったらできそうだというもう一工夫を伝える。という形でアドバイスするのはどうでしょうか。
どんなやり方でも、その人にあった形で主体的に取り組めるようなアレンジは必要だ、と言うスタンスで臨まれるのがよいかと思います。
お医者さんとも相談しながら、お母様と一緒に良い方法を見つけられるといいなと思います。
http://www.chs.nihon-u.ac.jp/pe_dpt/mizuochi/sposin-e/kojin/shin/1page/1.html
リンク先に自己効力感についての説明があります。
一般的には糖質制限は大事だと思いますが、質問者さんがご自身の情報に自信が持てないようであれば、そのお医者さんに食事内容について確認してもらえばいいのかな、と思います。
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3841/
ご自身で頻繁(一日に数回)に血糖値測定をされるのがよろしいかと。
何を食べたら血糖値が上がるのか、ご自身の目で確かめるのが一番かと。
測定器は嘘をつきません。事実のみを示します。
個人的にはカロリー制限には意味は無く、糖質制限が効果があると思いますが、
そこはご自身のの方針もあるかと存じますので、特にお勧めはしません。
最近は測定器は個人輸入だとかなり安く手に入ります。
下記キーワードでGoogle検索されると格安で入手する方法が見つかります。
血糖値 測定器 個人輸入
情報が溢れていて自分では確信を持ってアドバイスするのが難しく、
おっしゃる通り、お医者さんに一緒に行ってみようと思います。
ありがとうございます。
治療の為の生活習慣の改善を進めるには、自己効力感を高める必要があります。
自己効力感は結果予期と効力予期に分けられます。
結果予期は、ある方法を実践した時得られるであろう、結果・効果を認識できることです。
効力予期とは、しなければならないことを、自分にできそうだと考えることです。
できることは大きく分けて2つです。
1,糖質を制限し血糖をコントロールすることで、こんな良いことがある、という事を分かりやすく伝える。
この良いことというのは、ただ単に「血糖値をコントロールできる」とか「健康になれる」などというよりは、
その人にとってもっと具体的なメリットを伝えるべきです。例えば○○ができるようになるなど。
2,しなければならないこと(この場合糖質を制限すること)に関する具体化な行動のうち、できそうだ思える簡単な方法を示す。例えば、おやつを食べてもいいけど、ケーキではなく別のものに替えるなど。
お母様は、確かに自己判断されていますが、それは自分なりの工夫ができているともとれます。
やり方を否定するのではなく、工夫している事実をまず認め、肯定的に捉えてほめることが必要です。
その上で、これだったらできそうだというもう一工夫を伝える。という形でアドバイスするのはどうでしょうか。
どんなやり方でも、その人にあった形で主体的に取り組めるようなアレンジは必要だ、と言うスタンスで臨まれるのがよいかと思います。
お医者さんとも相談しながら、お母様と一緒に良い方法を見つけられるといいなと思います。
http://www.chs.nihon-u.ac.jp/pe_dpt/mizuochi/sposin-e/kojin/shin/1page/1.html
リンク先に自己効力感についての説明があります。
具体例も書いていただいたおかげで、上手く伝えられそうな気がします。
褒めることも、忘れそうでした。
リンク先も拝見しました。
・具体的なメリットを伝える
・努力を褒め、もう一工夫を伝える
これを気に留めて、話してみようと思います。
たいへん参考になりました。ありがとうございます。
具体例も書いていただいたおかげで、上手く伝えられそうな気がします。
2017/09/10 22:34:53褒めることも、忘れそうでした。
リンク先も拝見しました。
・具体的なメリットを伝える
・努力を褒め、もう一工夫を伝える
これを気に留めて、話してみようと思います。
たいへん参考になりました。ありがとうございます。