インターネットの定義はいろいろあるようですが。そのひとつがTCP/IPが利用されているかどうかだと思っています。その前提にたつと、果たしてSkypeやLine、あるいは仮想通貨などはインターネットと言って良いものだろうか。そういう基本的な疑問です。
インターネットの定義はいろいろあるようですが。そのひとつがTCP/IPが利用されているかどうかだと思っています。
様々な仕組みを組み合わせて利用しているものが所謂インターネットですので、この解釈にしてしまうと正しくない部分が出てきてしまいます。
JPNICでは、以下のように解説されています。(抜粋)
語源的にはネットワークとネットワークをつなぐものが、 すなわちインターネットです。 英語だと、小文字で始まるinternetがこれに相当して、 LANとLANをつないだもの、 というイメージになります。
対して日本でインターネット、 英語では大文字で始まるThe Internetのほうは、 もっと限定的です。 これはIPという約束に従って接続された、 世界規模のコンピュータネットワークを意味します。
インターネットとは - JPNIC
インターネットを使った(ピアツーピア/P2Pなどを含むすべての)アプリケーションは、OSI参照モデルというものに当てはめて説明することができます。
これは、機能を階層ごとに分離して整理したものになります。
7. アプリケーション層
6. プレゼンテーション層
5. セッション層
4. トランスポート層
3. ネットワーク層
2. データリンク層
1. 物理層
インターネット用語1分解説?OSI参照モデルとは? - JPNIC
※これは、一つの解説方式であり、これに当てはまらない解説も存在します。
このモデルでは、コンピュータなどを物理(電気や電波)的に接続する「物理層」、物理的に接続されたもの同士を管理する「データリンク層」、そして、接続された様々な機器との通信を行うための「ネットワーク層」とつながっています。
このモデルでは「ネットワーク層」がIP(Internet Protocol/インターネット プロトコル)に当てることができます。(TCP/IPの IP 部分)
IP (Internet Protocol)とは - JPNIC
更に上の階層「トランスポート層」では TCPやUDPなどの転送方式があり、これらの上で様々なアプリケーションが動作して通信を行います。
インターネット用語1分解説?TCP/IPとは? - JPNIC
機能を7つに分けたモデル以外にも「インターネット・プロトコル・スイート」があり、こちらは大きく4層に分けてあります。
4. アプリケーション
3. トランスポート
2. インターネット
1. リンク
インターネット・プロトコル・スイート - Wikipedia
現在のインターネット上では、遅延の少ないUDPと組み合わせて音声や映像を転送するRTPや認証や暗号化を行い安全に接続するために利用するTLSなどを組み合わせる事が多く、OSI参照モデルでは複数の層に当てはまる状態になることがあります。
インターネット用語1分解説?UDPとは? - JPNIC
P2Pとは、特定のサーバを介さずに対象のコンピュータ同士で直接通信を行い、自身がサーバ/クライアントの機能を持つ仕組みです。この仕組みは特にインターネットを介さずに実現することも可能です。
インターネット用語1分解説?P2Pとは? - JPNIC
インターネットと呼ばれる安価で簡単に接続できるネットワークを利用して実現しているアプリケーションの一つです。
通信上の相手を特定できる「3.ネットワーク層」または「2. インターネット」まで利用できれば独自の通信が可能になります。このため、質問の
PtoPもTCP/IPが利用されているのでしょうか。それとも、ちがうプロトコルなのでしょうか。
の答えは、アプリケーションにより、異なる。ということになります。
多くは既に開発された不具合の少ない安定した仕組み(TCPやUDP、その上にあるTLSや各種プロトコル)を利用することでアプリケーションの開発に専念することができるため、いずれかの方式であると考えられます。
インターネットの定義はいろいろあるようですが。そのひとつがTCP/IPが利用されているかどうかだと思っています。
様々な仕組みを組み合わせて利用しているものが所謂インターネットですので、この解釈にしてしまうと正しくない部分が出てきてしまいます。
JPNICでは、以下のように解説されています。(抜粋)
語源的にはネットワークとネットワークをつなぐものが、 すなわちインターネットです。 英語だと、小文字で始まるinternetがこれに相当して、 LANとLANをつないだもの、 というイメージになります。
対して日本でインターネット、 英語では大文字で始まるThe Internetのほうは、 もっと限定的です。 これはIPという約束に従って接続された、 世界規模のコンピュータネットワークを意味します。
インターネットとは - JPNIC
インターネットを使った(ピアツーピア/P2Pなどを含むすべての)アプリケーションは、OSI参照モデルというものに当てはめて説明することができます。
これは、機能を階層ごとに分離して整理したものになります。
7. アプリケーション層
6. プレゼンテーション層
5. セッション層
4. トランスポート層
3. ネットワーク層
2. データリンク層
1. 物理層
インターネット用語1分解説?OSI参照モデルとは? - JPNIC
※これは、一つの解説方式であり、これに当てはまらない解説も存在します。
このモデルでは、コンピュータなどを物理(電気や電波)的に接続する「物理層」、物理的に接続されたもの同士を管理する「データリンク層」、そして、接続された様々な機器との通信を行うための「ネットワーク層」とつながっています。
このモデルでは「ネットワーク層」がIP(Internet Protocol/インターネット プロトコル)に当てることができます。(TCP/IPの IP 部分)
IP (Internet Protocol)とは - JPNIC
更に上の階層「トランスポート層」では TCPやUDPなどの転送方式があり、これらの上で様々なアプリケーションが動作して通信を行います。
インターネット用語1分解説?TCP/IPとは? - JPNIC
機能を7つに分けたモデル以外にも「インターネット・プロトコル・スイート」があり、こちらは大きく4層に分けてあります。
4. アプリケーション
3. トランスポート
2. インターネット
1. リンク
インターネット・プロトコル・スイート - Wikipedia
現在のインターネット上では、遅延の少ないUDPと組み合わせて音声や映像を転送するRTPや認証や暗号化を行い安全に接続するために利用するTLSなどを組み合わせる事が多く、OSI参照モデルでは複数の層に当てはまる状態になることがあります。
インターネット用語1分解説?UDPとは? - JPNIC
P2Pとは、特定のサーバを介さずに対象のコンピュータ同士で直接通信を行い、自身がサーバ/クライアントの機能を持つ仕組みです。この仕組みは特にインターネットを介さずに実現することも可能です。
インターネット用語1分解説?P2Pとは? - JPNIC
インターネットと呼ばれる安価で簡単に接続できるネットワークを利用して実現しているアプリケーションの一つです。
通信上の相手を特定できる「3.ネットワーク層」または「2. インターネット」まで利用できれば独自の通信が可能になります。このため、質問の
PtoPもTCP/IPが利用されているのでしょうか。それとも、ちがうプロトコルなのでしょうか。
の答えは、アプリケーションにより、異なる。ということになります。
多くは既に開発された不具合の少ない安定した仕組み(TCPやUDP、その上にあるTLSや各種プロトコル)を利用することでアプリケーションの開発に専念することができるため、いずれかの方式であると考えられます。
「サーバー/クライアントの固定した関係でつながっている」と「それぞれが対等の立場でつながっている」という図式的な違いであって、
P2Pの細かな分類があるため全てが対等の立場でない場合もありますが、おおよそ問題はないかと思われます。
IP、それにTCP、UDP、TCPなどを利用してアプリケーションを作るといった点では、たとえばウェッブでも、PtoPでも同様だよ。すくなくとも、IPによるネット接続ならインターネットと読んでよい。
回答内にあるリンク先の内容のとおり、日本(狭義なインターネット)においての解釈としては問題ないかと思われます。
ありがとうございます。だいぶクリアになってきました。
P2Pの細かな分類があるため全てが対等の立場でない場合もありますが、おおよそ問題はないかと思われます。
回答内にあるリンク先の内容のとおり、日本(狭義なインターネット)においての解釈としては問題ないかと思われます。
2018/01/20 20:06:27ありがとうございます。だいぶクリアになってきました。
2018/01/20 20:57:37