現在最速を誇っているスーパーコンピューターを使ってでも地球があるうちに解を出すことは不可能ということは知っていますが、そもそもスーパーコンピューターは計算が"早い"というものであり、解析ロジックやコンピューターの駆動方式は見ていないと思います。(実際にはそちらが大切だと思います。)
まだ実用化はされていませんが、大規模計算が可能な量子コンピューターができた場合、すぐに(実際にどれくらいになるのかは別として)解を出すことはできるようになるのでしょうか?
※全数検索だと量子コンピュータのロジックを使った場合はできないかと思うので、正解のパターンを計算してファイルを吐き出していくという仕組みでできるのでは?と考えました。
お詳しい方のご意見をお待ちしています。
コメント(9件)
この速度がわからないと答えられない質問ではないでしょうか。
あなたが質問文で使っている「全数検索」「解を出す」「正解のパターンを計算して」というような表現はコンピュータ将棋の業界で使われている言葉と違いすぎて、回答不可能と判断し、コメント欄で書かせていただいております。
まず、量子コンピューターどころか、スーパーコンピューターでさえ動く将棋ソフトは存在していません。パソコンとスーパーコンピューターではハードウェアの仕組みが違いすぎて、スーパーコンピューター用に適したプログラムに書き直す必要があるのですが、まだ実現させた人はいません。
まして、量子コンピューターとなると、将棋ソフトを動かすことさえもできるのか、現在では予測ができません。
将棋は相手の情報が隠れていないので理論上、必勝法があります。
その必勝法を量子コンピューターなら見つけることができるかという質問であるなら、現時点で予測できないとしかいいようがありません。
あなたなら、将棋プログラムの専門書を読んでも楽しめると思います。古本に抵抗がないのなら、かなり安く入手できます。ぜひお読みになってください。
将棋は組合せ爆発である
量子コンピュータで将棋の解を早く求められるのではというのは無謀な試みである
いつかは将棋でも竜王だのをコンピューターに取られそうですなー。
アルファGOも強いけど(最強ではない?)、
対局しているといえるほどの早い稼働には相当の費用が要るんですってね。
ただ、質問者は重み付けして最強手が初手から決まっている状態
(点対称で4とおりくらいに見える)を求めている気がする。
そんなオセロみたいな状態はまだずいぶん先だと思うけどなあ。
2枚落ちとか象コマをいれたりとかいろいろバリエーションもあるし。
匿名回答1号様
→ 仕組みは違うとは思いますが、富士通のデジタルアニーラも一種の量子コンピューターと言えるのではないでしょうか?
→ 現在持っている知識だけ(そこまで調べずに)質問をしていました。ただ、Windowsで動くスーパーコンピューターがごくわずかですが、存在しているという事実は知っています。将棋プログラム、分析手法、スーパーコンピューター、量子コンピューターなどの専門書を読めば読むほど色々な知識がついて世界が広がっていくと思います。今度、神保町に行ってみようと思います。
匿名回答2号様
→ 組み合わせ爆発という単語は初めて聞きました。ブルートフォースと比較すれば最適化問題に適しているはずだという思い込みで量子コンピューターと言ってしまいました。
匿名回答3号様
→ そうですね。オセロは6×6で勝つ手順が判明しているしチェスも人間がコンピューターに勝てなくなっているということは知っていました。囲碁は路盤の数やルールから難しいだろうとは思っていましたが、チェスに打てるような思考を組み合わせるのであれば将棋はいけそうなレベルなのかなと思いました。
回答ありがとうございます。
もっと勉強してみます。
別の言葉で言えば「総当り」
正解が1つしかないのが分かってるから
全てのパターンを順に試していけばいずれは正解に辿り着くって考え
将棋の場合は
まず正解が不明
正解が1つではなく複数ある
だから
必勝パターンで応手できるよう全パターンを前もってデータベース化しておこう
という発想が全数検索という言葉になったんだと思うけど
そのデータベース化がまず無理・・・いや、無理ではないかもしれんが無謀
まず↓を見てみよう
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1209/11/news104.html
将棋の場合は100手前後で勝敗が決する
・・・といっても長い時は120手くらいの時もあるし
投了という形を取るから最後までやってその手数というわけでもない
そんな事言い出すときりがないんで便宜上100手までの深度という事にしておこう
上記に倣うと100×100のマス目が必要で
指し手の分岐も平面の2路だけというわけじゃないから大幅に増やさないといけない
最初の盤面ではは角と桂が動かせない以外、全ての駒が動かせるし
持ち駒を好きな場所に投入できるわけだからね
じゃあその全数検索って結局何通りになるの?という問題と
その膨大なデータをデータベース化して管理する必要性とが出てくるわけだ
ちなみに、詰めろ状態になったら王手以外の候補手は考慮しなくても良い
というような条件を付けずに文字通りの総当りをやるのだとすると
100手が1000手や1万手になろうが勝敗は決しないので手数は無限大となる
将棋ソフト発の超複雑な定石くらいはできそうですけど、コンピューターが最強となると
99%以上の人間はオリンピックみたいに応援するだけになるのかなあ。
コンピュータ将棋の本なら、アマゾンでこんなにありますよ。
やっぱり、古い出版年のものよりは新しいほうがいい本が多いです。