フランス国王のルイ15世が、
①ある土地を「ポンパドゥール侯爵領」というものにして、
それを彼女に与えたんだろうか。
②彼女が持っていた領地に(以前に、彼女に与えた土地とか、彼女が独自に購入した土地)、
侯爵領というステイタスを与えたんだろうか。
③昔からあったポンパドゥール侯爵領というのを、
彼女に与えたんだろうか。
④彼女が、ポンパドゥール侯爵領というのを、
購入したんだろうか(国王の後押しがあってもいいのだが)。
そうではなくて、
土地とか領地とかとは関係なく、
彼女に「ポンパドゥール侯爵夫人」というタイトルを与えたんだろうか。
つまり、そんな名前の土地はない、ということ。
もしも、そんな名前の土地があれば、今、名所として残っているかもしれない・・・・・・・・・
お忙しいところ申し訳ないところながら、御知恵拝借いたしたく、お願いするところ。
③の元々あった領地と称号を彼女に与えた
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アルナック=ポンパドゥール
侯爵の家系が断絶した領地と称号をルイ15世が王領として併合し、エティオール夫人に与えたことにより夫人はポンパドゥール侯爵夫人と呼ばれるようになった。
ルイ15世が、ジャンヌ・アントワネット・ポワッソン(エティオール
の妻)を寝取って、ポンパドゥール(地域圏)に、城と称号(侯爵夫人)
を与え、国王の“公妾”として、政治や文化への口出しを認めた。
Le Normant d'Étiolles, Charles-Guillaume
17170508 France 17990318 81 /1741-1745 ジャンヌの元夫
♀Pompadour, Jeanne-Antoinette Poisson, marquise de
17211229 France 17640415 42 /174506‥ 侯爵夫人“公妾”ジャンヌ
Louis XV,“最愛王”
17100215 France 17740510 64 /国王 4[1715091-17740510]ブルボン朝
…… ルイ15世の寵妃ポンパドゥール夫人のサロンでは、いつも難しい
質問が用意され、困った表情の客人たちに向って、彼女はこう叫ぶので
す。「その回答は、すべて《百科全書 1751-72》に載っておりますわ!」
── ディドロ&ダランベール/桑原 武夫・訳編
《百科全書 ~ 序論および代表項目 19710616-19950717 岩波文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003362411
いろいろな内容のご提示、恐縮至極です。
彼女は、結局、夫とは離婚はしなかったというわけなのですね。カトリックゆえ、離婚は認められる筈はなかったのかもしれない。
ちなみに、
夫のシャルル=ギヨーム・ル・ノルマン・デティオールとの間の子供は夭折しており、したがって、彼女の子孫はいないようであり、「ポンパドゥール侯爵家」は、夫人の死で断絶、つまり一代で断絶のような印象である。
素早い回答にて、長年の疑問が氷解。実に忝いところ。有難うございました。
2019/01/08 00:06:24折角、再興されたポンパドゥール侯爵家もすぐに断絶したとは、やや残念な印象。
パリから随分と遠い領地であることにも驚きました。
ポンパドゥール子爵領が、侯爵領に格上げされたものがあり、それをルイ15世が収公したということですか。これは、彼女に与える為に収公したのだと思われるところ。