SF小説のお薦めを教えて下さい。


最近落ち込むことがあったのですが、「三体」を読んで現実を忘れてのめり込みました。怪しい水を売る詐欺師に洗脳されてるような気分で、面白かったです。
今までSFは全然読んでいません。これを機会に読みたいので、お薦めがあれば教えて下さい。

読了済 筒井康隆のSF風作品
挫折  幼年期の終わり

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  • 1人1回まで
  • 登録:
  • 終了:2019/07/16 23:18:02
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ベストアンサー

id:miharaseihyou No.5

回答回数5240ベストアンサー獲得回数719

ポイント400pt

作風としては輸入物よりも国産作家が好みのように見えます。
キリスト教系は違和感があって馴染めない人が多い。
違ってたらコメント下さいね。

そこで、日本人作家から何人か紹介します。
一作読んで気に入ったら同じ作家の作品を続けて楽しめることが多い。

https://www.amazon.co.jp/%E5%8D%97%E6%A5%B5%E7%82%B9%E3%81%AE%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%94%E3%82%A2%E5%8B%95%E7%94%BB-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABJA-%E9%87%8E%E5%B0%BB-%E6%8A%B1%E4%BB%8B/dp/4150310580

トップバッターは野尻抱介の作品から。
ショートショートがとっつきやすいでしょう。

https://www.amazon.co.jp/%E9%9D%92%E3%81%84%E6%98%9F%E3%81%BE%E3%81%A7%E9%A3%9B%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%91-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABJA-%E5%B0%8F%E5%B7%9D-%E4%B8%80%E6%B0%B4/dp/4150310238/ref=la_B003UWSDOA_1_22_twi_pap_2?s=books&ie=UTF8&qid=1563107498&sr=1-22

小川一水も外せない一人です。
多作なことで知られる作家ですが、作品の質は高い。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E2%80%95%E6%88%A6%E9%97%98%E5%A6%96%E7%B2%BE%E3%83%BB%E9%9B%AA%E9%A2%A8-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABJA-%E7%A5%9E%E6%9E%97-%E9%95%B7%E5%B9%B3/dp/4150306834/ref=pd_bxgy_14_2/357-6168917-6824812?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4150306834&pd_rd_r=81f862f2-a634-11e9-823b-c52dac23de45&pd_rd_w=kxGR7&pd_rd_wg=cysW6&pf_rd_p=2d39d87c-5ff4-47a9-a2d0-79fb936a2d97&pf_rd_r=BCB9J7AKZZA07JC0KCCC&psc=1&refRID=BCB9J7AKZZA07JC0KCCC

戦闘物で良さげなところから神林長平の「雪風」。

https://www.amazon.co.jp/%E6%98%9F%E3%81%AE%E5%A2%93%E6%A8%99-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABJA%E2%80%95%E8%88%AA%E7%A9%BA%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%BB%8D%E5%8F%B2244-%E8%B0%B7-%E7%94%B2%E5%B7%9E/dp/4150302448/ref=sr_1_18?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E8%B0%B7%E7%94%B2%E5%B7%9E+%E8%88%AA%E7%A9%BA%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%BB%8D%E5%8F%B2&qid=1563108302&s=books&sr=1-18

やはり戦闘物で谷甲州の作品から。

https://www.amazon.co.jp/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E8%8B%B1%E9%9B%84%E4%BC%9D%E8%AA%AC-%E5%85%A810%E5%B7%BB%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%BA/dp/B01G4YE2K4/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%8A%80%E6%B2%B3%E8%8B%B1%E9%9B%84%E4%BC%9D%E8%AA%AC&qid=1563108482&s=books&sr=1-5

とりは田中芳樹の出世作、銀河英雄伝説。
長編は苦手な風に見えましたが、この作品は一気に読める面白さです。


全てベストセラーや有名作家ばかりなので、中古で1円+送料とかが多い。
呆れるくらいたくさんの作品があって迷うと思います。

他1件のコメントを見る
id:miharaseihyou

翻訳物は翻訳物で別のジャンルと思った方が分かりやすいほど違いがありますし、そっち方面ならヒューゴー賞などの作品をはじめ、たくさんの作品があります。
プライスもらってても面白くないのもありますけどね。
ハインラインは強烈な主張があり、そこが嫌いだって人が多い作家です。
私も最初は読んでましたが、だんだん鼻についてきた。
そんなわけで、良さげなのを幾つか紹介しましょう。

https://www.amazon.co.jp/%E6%AD%8C%E3%81%86%E8%88%B9-1984%E5%B9%B4-%E5%89%B5%E5%85%83%E6%8E%A8%E7%90%86%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC/dp/B000J78EWA/ref=sr_1_2?hvadid=275457082275&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=%E6%AD%8C%E3%81%86%E8%88%B9&qid=1563196956&s=gateway&sr=8-2

アン・マキャフリーの「歌う船」です。
シリーズ物の第一作ですが、私が買ったときには創元推理文庫でした。
いつの間にか文庫にプレミアムが付いていた珍しい例。
創元SF文庫の方なら安く買えます。

https://www.amazon.co.jp/%E6%98%9F%E3%82%92%E7%B6%99%E3%81%90%E3%82%82%E3%81%AE-%E5%89%B5%E5%85%83SF%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BBP%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3/dp/448866301X/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E6%98%9F%E3%82%92%E7%B6%99%E3%81%90%E3%82%82%E3%81%AE&qid=1563198133&s=gateway&sr=8-1

ジェイムス・P・ホーガンの出世作「星を継ぐもの」です。
SFは作品世界の魅力を味わうのが一番楽しいと私は思っているのですが、この作品の世界はなかなか楽しませてもらえる世界です。
これもシリーズ物の第一です。

https://www.amazon.co.jp/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%88%88%E4%BA%A1-1-%E5%89%B5%E5%85%83%E6%8E%A8%E7%90%86%E6%96%87%E5%BA%AB-604-1-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A2%E3%83%95/dp/4488604013/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%8A%80%E6%B2%B3%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%88%88%E4%BA%A1&qid=1563198550&s=gateway&sr=8-3

古典SFというジャンルがあるかどうかは分かりませんが、初期のSF世界においてハインラインとの対比が語られることが多かったアシモフの代表作、「銀河帝国の興亡」です。
このタイトルで三巻までありますが、ファウンデーションシリーズとして続編がかなり続きます。
当然ながら最初の三巻までが一番面白い。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0-%E4%B8%8A-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%AB-SF-636/dp/4150106363/ref=pd_sbs_14_1/357-6168917-6824812?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4150106363&pd_rd_r=7d253cbd-a708-11e9-ab04-0ff3cf6f6381&pd_rd_w=k7NZw&pd_rd_wg=ejDJ9&pf_rd_p=ad2ea29d-ea11-483c-9db2-6b5875bb9b73&pf_rd_r=Y1T3YKZZWG6WST3FHVCC&psc=1&refRID=Y1T3YKZZWG6WST3FHVCC

ディビッド・ブリンの代表作、「スタータイド・ライジング」です。
この作家は知性化をテーマに作品世界を構築していますが、そういう理屈よりも楽しんで読める作品です。

2019/07/15 23:04:05
id:huumm

追加での紹介ありがとうございます。翻訳ものが好きなので嬉しいです。
紹介されたどの作品も、エンターテイメント性のある読み物のようで、読むのが楽しみになりました。(他の方も触れてるように)やっぱり「星を継ぐもの」はSFと言えば外せないようなので、まずはそこから始めてみます。

2019/07/16 23:06:42

その他の回答4件)

id:AichiKaoru No.1

回答回数180ベストアンサー獲得回数37

 
「 地には平和を 」
 
(1963) 小松 左京
 
日本人であるならば、必読のSF小説です。
 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%82%92
 
 
「 戦争はなかった 」

(1974) 小松 左京
 
https://www.amazon.co.jp/dp/B01IOFNZZO
 
 
 

id:huumm

SFといえばやはり小松左京でしょうか。日本以外全部沈没は読んでるんですけどね。
挙げられたタイトル、読んでみます。

2019/07/14 10:33:38
id:adlib No.2

回答回数3164ベストアンサー獲得回数243

 
 SFコレクション ~ わたしの書籍目録より ~
 
…… SF小説の原点で最高傑作、すべてのSF作家が読んでいる。
 SF読者のほとんどが読まず、しばしば読んだふりをしている。
 誰もが知っていて、誰もが引用するが、誰も通読していない。
 |
── 旧約聖書《創世記 19741001 日本聖書刊行会》をおすすめします。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/1966879.html(20060215 06:14)
 以下、ほとんど映画化されているので、観てから読むのが効率的です。
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070402 SFスクリーン
 SF入門 ~ How to Science Fiction ~
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20070402
 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19400620 散筆 ~ 折筆・断筆・休筆 ~
── 《筒井 康隆断筆祭 19940401 中野サンプラザ》
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%C5%FB%B0%E6+%B9%AF%CE%B4
 

他1件のコメントを見る
id:adlib

…… SF読者のほとんどが読まず、すべてのSF作家が読んでいる。
(わたしは私立一貫校で教わり、中年を過ぎて再読に挑戦しました)
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003380118

2019/07/14 15:03:50
id:huumm

文庫本で出てるなら読みやすそうですね

2019/07/16 23:18:55
id:seble No.3

回答回数4796ベストアンサー獲得回数629

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%B9
見張り(空襲警報)、ブラックアウトとオール・クリアのシリーズ、ドゥームズデイ・ブック

id:huumm

ヒューゴー賞11回なんてすごいですね。聞いたことのあるタイトルいくつかあったので読んでみます。

2019/07/14 10:51:42
id:degucho No.4

回答回数281ベストアンサー獲得回数75

ポイント100pt

三体は未読なため合うかどうかわかりませんがパッと思いついたのを紹介します。

・夏への扉
SF入門に勧めたい本です。コアなファンからの評価はそこまで高くないですが名作だと思います。

・われはロボット
ロボット工学三原則が登場する短編集です。
1950年の作品ですが未だに考えさせられます

・1984年
最近また人気が出てきているようです。
少し読みづらいですが後世への影響が大きい作品です。

・アルジャーノンに花束を
宇宙とか未来は出てきませんが名作です。

・星新一さんの短編集
海外の作品はどうしても読みづらさがあるため気軽に読めてSFのエッセンスが詰まっているこちらもお勧めします。古本で大量にありますし

id:huumm

1984はこの間100分で名著を見て読みたいと思ってました。
アルジャーノンは何度も映像化されてますが未見でした。
夏への扉は同僚に借りてほとんど読まずに返した記憶があります。
星新一は子供の頃にどはまりしてました。今でも時々思い出して示唆に富んだ内容だったなと思います。
三体は宇宙人の話なんですが、パソコンと文革が好きな人には楽しめると思います。

挙げられたタイトル読んでみますね。紹介ありがとうございました。

2019/07/14 11:03:56
id:miharaseihyou No.5

回答回数5240ベストアンサー獲得回数719ここでベストアンサー

ポイント400pt

作風としては輸入物よりも国産作家が好みのように見えます。
キリスト教系は違和感があって馴染めない人が多い。
違ってたらコメント下さいね。

そこで、日本人作家から何人か紹介します。
一作読んで気に入ったら同じ作家の作品を続けて楽しめることが多い。

https://www.amazon.co.jp/%E5%8D%97%E6%A5%B5%E7%82%B9%E3%81%AE%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%94%E3%82%A2%E5%8B%95%E7%94%BB-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABJA-%E9%87%8E%E5%B0%BB-%E6%8A%B1%E4%BB%8B/dp/4150310580

トップバッターは野尻抱介の作品から。
ショートショートがとっつきやすいでしょう。

https://www.amazon.co.jp/%E9%9D%92%E3%81%84%E6%98%9F%E3%81%BE%E3%81%A7%E9%A3%9B%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%91-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABJA-%E5%B0%8F%E5%B7%9D-%E4%B8%80%E6%B0%B4/dp/4150310238/ref=la_B003UWSDOA_1_22_twi_pap_2?s=books&ie=UTF8&qid=1563107498&sr=1-22

小川一水も外せない一人です。
多作なことで知られる作家ですが、作品の質は高い。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E2%80%95%E6%88%A6%E9%97%98%E5%A6%96%E7%B2%BE%E3%83%BB%E9%9B%AA%E9%A2%A8-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABJA-%E7%A5%9E%E6%9E%97-%E9%95%B7%E5%B9%B3/dp/4150306834/ref=pd_bxgy_14_2/357-6168917-6824812?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4150306834&pd_rd_r=81f862f2-a634-11e9-823b-c52dac23de45&pd_rd_w=kxGR7&pd_rd_wg=cysW6&pf_rd_p=2d39d87c-5ff4-47a9-a2d0-79fb936a2d97&pf_rd_r=BCB9J7AKZZA07JC0KCCC&psc=1&refRID=BCB9J7AKZZA07JC0KCCC

戦闘物で良さげなところから神林長平の「雪風」。

https://www.amazon.co.jp/%E6%98%9F%E3%81%AE%E5%A2%93%E6%A8%99-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABJA%E2%80%95%E8%88%AA%E7%A9%BA%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%BB%8D%E5%8F%B2244-%E8%B0%B7-%E7%94%B2%E5%B7%9E/dp/4150302448/ref=sr_1_18?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E8%B0%B7%E7%94%B2%E5%B7%9E+%E8%88%AA%E7%A9%BA%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%BB%8D%E5%8F%B2&qid=1563108302&s=books&sr=1-18

やはり戦闘物で谷甲州の作品から。

https://www.amazon.co.jp/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E8%8B%B1%E9%9B%84%E4%BC%9D%E8%AA%AC-%E5%85%A810%E5%B7%BB%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%BA/dp/B01G4YE2K4/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%8A%80%E6%B2%B3%E8%8B%B1%E9%9B%84%E4%BC%9D%E8%AA%AC&qid=1563108482&s=books&sr=1-5

とりは田中芳樹の出世作、銀河英雄伝説。
長編は苦手な風に見えましたが、この作品は一気に読める面白さです。


全てベストセラーや有名作家ばかりなので、中古で1円+送料とかが多い。
呆れるくらいたくさんの作品があって迷うと思います。

他1件のコメントを見る
id:miharaseihyou

翻訳物は翻訳物で別のジャンルと思った方が分かりやすいほど違いがありますし、そっち方面ならヒューゴー賞などの作品をはじめ、たくさんの作品があります。
プライスもらってても面白くないのもありますけどね。
ハインラインは強烈な主張があり、そこが嫌いだって人が多い作家です。
私も最初は読んでましたが、だんだん鼻についてきた。
そんなわけで、良さげなのを幾つか紹介しましょう。

https://www.amazon.co.jp/%E6%AD%8C%E3%81%86%E8%88%B9-1984%E5%B9%B4-%E5%89%B5%E5%85%83%E6%8E%A8%E7%90%86%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC/dp/B000J78EWA/ref=sr_1_2?hvadid=275457082275&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=%E6%AD%8C%E3%81%86%E8%88%B9&qid=1563196956&s=gateway&sr=8-2

アン・マキャフリーの「歌う船」です。
シリーズ物の第一作ですが、私が買ったときには創元推理文庫でした。
いつの間にか文庫にプレミアムが付いていた珍しい例。
創元SF文庫の方なら安く買えます。

https://www.amazon.co.jp/%E6%98%9F%E3%82%92%E7%B6%99%E3%81%90%E3%82%82%E3%81%AE-%E5%89%B5%E5%85%83SF%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BBP%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3/dp/448866301X/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E6%98%9F%E3%82%92%E7%B6%99%E3%81%90%E3%82%82%E3%81%AE&qid=1563198133&s=gateway&sr=8-1

ジェイムス・P・ホーガンの出世作「星を継ぐもの」です。
SFは作品世界の魅力を味わうのが一番楽しいと私は思っているのですが、この作品の世界はなかなか楽しませてもらえる世界です。
これもシリーズ物の第一です。

https://www.amazon.co.jp/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%88%88%E4%BA%A1-1-%E5%89%B5%E5%85%83%E6%8E%A8%E7%90%86%E6%96%87%E5%BA%AB-604-1-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A2%E3%83%95/dp/4488604013/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%8A%80%E6%B2%B3%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%88%88%E4%BA%A1&qid=1563198550&s=gateway&sr=8-3

古典SFというジャンルがあるかどうかは分かりませんが、初期のSF世界においてハインラインとの対比が語られることが多かったアシモフの代表作、「銀河帝国の興亡」です。
このタイトルで三巻までありますが、ファウンデーションシリーズとして続編がかなり続きます。
当然ながら最初の三巻までが一番面白い。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0-%E4%B8%8A-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%AB-SF-636/dp/4150106363/ref=pd_sbs_14_1/357-6168917-6824812?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4150106363&pd_rd_r=7d253cbd-a708-11e9-ab04-0ff3cf6f6381&pd_rd_w=k7NZw&pd_rd_wg=ejDJ9&pf_rd_p=ad2ea29d-ea11-483c-9db2-6b5875bb9b73&pf_rd_r=Y1T3YKZZWG6WST3FHVCC&psc=1&refRID=Y1T3YKZZWG6WST3FHVCC

ディビッド・ブリンの代表作、「スタータイド・ライジング」です。
この作家は知性化をテーマに作品世界を構築していますが、そういう理屈よりも楽しんで読める作品です。

2019/07/15 23:04:05
id:huumm

追加での紹介ありがとうございます。翻訳ものが好きなので嬉しいです。
紹介されたどの作品も、エンターテイメント性のある読み物のようで、読むのが楽しみになりました。(他の方も触れてるように)やっぱり「星を継ぐもの」はSFと言えば外せないようなので、まずはそこから始めてみます。

2019/07/16 23:06:42
  • id:grankoyan2
    既出チェックはしてませんが、
    大本命(よく三体と比較して語られている)『星を継ぐもの』
    対抗『神狩り』
    個人的に好き『神は沈黙せず』『アイの物語』(どちらも山本弘)
    星新一さん、アイザックアシモフ(『我はロボット』は特におすすめ)さんはなんでも。
    SF? なのか微妙だと思いますが、銀河英雄伝説。
    『エンダーのゲーム』は挫折してしまいそうですが、最後まで読んでいただきたい。
    『ブラッドミュージック』


    三体とは少し毛色が違いますが、洗脳されてるような気分を味わえるのは、星を継ぐもの、神狩り、神は沈黙せず、あたりだと個人的読後感からのおすすめです。
    あと涼宮ハルヒも(特に1巻は)SFしてて良いです。


    『新世界より』『天使の囀り』貴志祐介さんの中で特に好き。
    『クラインの壺』『二重螺旋の悪魔』

    わたしも幼年期の終わりは挫折しそうになったので、なんとなく合うかなと。
  • id:huumm
    「新世界より」はホラーでグロい世界観が面白くて、刊行当時ぶっ続けで読んだ記憶があります。
    「エンダーのゲーム」は映画で見て、きっと原作はこの10倍は面白いんだろうなという感想を持ちました。
    他の方も「星を継ぐもの」を挙げていたので、まずはそれから読んでみようと思います。他の作品も読んでみますね。紹介ありがとうございました。
  • id:takejin
    筒井読んじゃったんなら、それでいいんじゃないか、と考えるツツイストですが。

    昔なら、これ読んどけば?と言って差し出した本を並べます。
    ・アシモフ:
    「夜来る」  (加えて、既出のファウンデーションシリーズ、われはロボット)
    ・ハインライン:
    「月は無慈悲な夜の女王」 (AIの起源ですね)「異星の客」 (エイリアン物として)
    ・クラーク:
    「宇宙のランデヴー」 「2001年宇宙の旅」(幼年期の終わりの作者ですが、他にもいろいろ書いてます)
    ・JPホーガン:
    「創世記機械」   (星を継ぐもの以外にも傑作が多いので)
    ・Gベンフォード:
    「アレフの彼方」 「タイムスケープ」
    ・Dブリン(知性化シリーズはお薦め)とベンフォードとの共著
    「彗星の核へ」
    ・RLフォワード:
    「竜の卵」     (ガチガチのハードSFです)
    ・Gベア:
    「ブラッド・ミュージック」 (新世代「幼年期の終わり」と言われていますが、文体も展開も違いますからお薦め)
    ・Mクライトン:
    「アンドロメダ病原体」  (ジュラシックパークの作者ですが、これが一押し)
    ・Lニーヴン:
    「リングワールド」 (冒険活劇です)「中性子星」 (ノウンスペースシリーズの傑作です)
    ・BJベイリー:
    「時間衝突」 「カエアンの聖衣」「禅銃」(意表を突く設定とその展開がすごいです)
    ・Sキング:
    「ファイアスターター」  (超能力はいかがでしょう)
    ・ニーヴン&パーネル:
    「神の目の小さな塵」  (生涯一押しのSFエンタティメント)
    ・FKディック:
    「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 「死の迷宮」 
    ・小松左京
    「復活の日」「継ぐのは誰か」
    ・筒井康隆
    「残像に口紅を」は読みましたか?「虚構船団」は?「虚人たち」をSFとみなしましたか?
    一押しは「ヤマザキ」(短編です)です。
  • id:gm91
    広瀬正「マイナス・ゼロ」
    眉村卓「とらえられたスクールバス」
  • id:miharaseihyou
    笹本祐一と野田昌宏を紹介しなかったのですが、何故か二人とも女性に評判が悪いと言うほどではないのですが男性ほど支持されない作家です。
    野田氏は鬼籍に入られましたが、笹本氏の方は現役でアニメ化されていたりもします。
    作品の完成度が高くエンターテインメントとしては優秀だと思えるのですが、皆さん紹介しようとしない。

    実は面白さという面では日本一だと私には思えるお二方です。
  • id:huumm
    @たけじんさん
    虚人たちは大学時代に数ページ読んで嫌になりました。虚構船団は大好きです、文房具たちがかわいくて。残像に口紅をは未読です(内容は知ってます)。筒井康隆の作品はおおむね好きですが、先鋭的な作品は理解できる自信がありません。
    他に挙げられた作品、特に「神の目の小さな塵」は読んでみますね。どうやらSFでは神は大事なモチーフのようですし。

    @GM91さん
    広瀬正は大昔読みました。でも内容はすっかり忘れてしまいました!面白かった覚えがあります。

    @miharaseihyouさん
    両者ともに知らない作家さんでした。図書館で調べてみます。

    みなさんご紹介ありがとうございました。

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