中学生になる親戚がいわゆる「はいだしょう状態」です。美術以外にすべての能力を振ってしまったためか美術のとことんダメです。他の教科は優秀なのが美術教師の機嫌を損ねたのか、2学期末に呼び出し、そこで逆切れ、3学期は美術の授業ボイコット状態だそうです。このままでは成績が1になるかも担任に親が呼び出され、超広義的には芸術??関係の仕事をしている自分に説得の依頼が来ました。個人的には、「弱点が1つくらいあった方が可愛いぞ。好きにすれば~」的な事を言ってやりたいのですが・・相手も人生もあることなので、確認します。
受ける学校に依ります。
そっち系だけでなく、例えば技術系の学校でも一定の能力は必要ですし、昔は軍学校などで必須でした。
理系の学校だとスケッチできなければ不自由します。
空間を把握する能力は意外に応用範囲が広い。
ただ、どの程度考慮するかは各校の判断によるでしょう。
教科関係なく、自分の思うようにならないからと
授業をボイコットしている態度が
総合的な内申評価に響くことは想像に難くない。
特に高校受験は、選考における内申点の比重が高いので、
特に公立ではいくら試験でいい点とっても、
素行不良ということで受からない可能性が出てくる。
最終的には、私立や専門的な学校しか選択肢が無くなる可能性がある。
原因は全然違うけど、自分は内申点の不足が原因で
中学担任から公立の受験すらさせてもらえなかった。
選択肢がないのはツラいよ?
https://www.eikoh-seminar.com/koukoujuken/column/p7463/
東京の公立だと、ざっくり学力検査7;内申3。内申のうち実技4科目は2倍とのことなので、2/13。
3/10*2/13=0.04625...ということで「約5%」の影響です。
これまたざっくりいうと、他の人は100点~98点満点のテストなんだけど、自分は96点満点のテストで勝負する、という状況ですね。
同じ土俵で勝負できるように我慢して頑張る、と思うか、それくらいのハンデなら問題ない、と思うかは、そのお子さんの選択次第、なのではないでしょうか。
苦手なことにもチャレンジして頑張ることの大切さは解るのですが、時間は限られているのだから、くだらないことに関わっている時間はもったい、という気持ちもよく解ります。
とりあえずの高校受験は赤点とらない限り大丈夫だと思います。
将来的に進路の選択肢が制限される可能性は出てきます。