「雷」「鬼」「太鼓」までは見るが如しで、赤と黒カラーリングに関しては「アカるい」「クラい」というヤマト言葉の対義語として了解できます。ところが黒く塗られた部分が微妙に透けていたり、瓦のような曲がり板の形が並列していることの観察や評価はネット調べでも行き当たりませんでした。子供のころはロールシャッハ的に肋骨と内臓にも見えたトラウマデザインです。
その絵柄、古いものには存在しないんですよね…
https://dwcla.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_acti...
https://dwcla.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=1176...
韓国の「花闘」という情報が見つかったので検索してみると、
↓によれば、「あの世への扉」を表しているそうです。
https://mottokorea.com/mottoKoreaW/Special_list.do?bbsBasketType...
ただし、最初のPDFに出てくる大石天狗堂さん(24-25ページ目、斧定九郎から小野道風へと図柄が変わる)でも分からないようなので、
https://www.tengudo.jp/blog/karuta-news/1927.html
上記の説が本当に正しいのかどうなのかは微妙なところです。もっとも、太鼓や雷を加えたのは他の版元さん(23,26ページ目)のようですけれども。
回答ありがとうございます。
>あの世への扉
冥府の扉ですか・・・扉の割にしても透けてる扉っていうのもしっくりこないなあ。
屋根瓦にも見えなくもないけど、重ねないで隙間あけて並べる瓦もヘンですしぃ・・・・
私個人的仮説では11月札ではなくて3月、春雷、初蛙だと思っています。つまり春雷は物候学的に不作・不吉な運命の喩えで小野道風は運命に抗おうとする生き方、鬼や雷は天の裁き、そんな感じですね。春雷は不作の予兆らしくて、雨札だけ格下扱いされているのにも符合するんですよね。