なお、氏の本家でなくて、分家の人達も蘇我氏を名乗ったと推理しました(蘇我石川とか)。
甲子の宣によると、氏のトップ(氏上)が上位に位置するひとたち((大錦位(大氏)・小錦位(小氏))、ただし、父系でその氏上に繋がる人達ですが、
このような人達は、氏として、氏上と同じ氏を名乗るようですが(たぶん)、
私有民達はやはり氏はなかったのでしょうか。あるとすれば、どのような氏だったのでしょうか。
以上は、私有民ですが、公有民はどうであったのでしょうか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%AD%97#%E5%BA%B6%E6%B0...
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%8F#%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E6%B0...
氏は父系血縁集団だから、氏は持っていなかった。でも、「○○部」を名乗ったのでは?
二番目のサイトを見ると、「氏は父系血縁集団」ということですね、この「氏」は「姓(せい)」に位置するもので、今日言うところの「名字とか苗字」とかではないということですね。苗字とか名字とかは、足利荘に住んだから「足利氏」とか、佐野荘に住んでる藤原系だから「佐藤氏」と名乗ったという感じを指しているつもりなのですが、これとは違いますね。そういった点か、目から鱗でした。ありがとうございます。
それを理解したうえで、一番目のサイトを見ると、たしかに、庶民層は、どこかの部曲の部民であって、そこの部曲の名称を、「氏」として名乗るだろうと想定されてるみたいですね。それを「氏」と呼んでいいか微妙な感じがします。奴婢も、そういう感じかと思いました。どこどこの部曲に属する、どこどこの部曲にお世話になっている庶民ですという感じかな、と思いました。
女性は結婚した場合、どうなるのかよくわからないですが、同じ部曲に属する人同士が結婚すれば、同じ「氏」の配下に属します。また、婚姻によって、お世話になるところが変われば、「氏」も変わるかもしれないですね。もちろん、これを「氏」と呼ぶのは微妙です。「どこどこで、(現在)お世話になっている庶民です」という感じかもしれないです。或いは、「どこどこでかつてお世話になっていました庶民」ですとか、「どこどこでお世話になっていた庶民の娘です」というか、そのような感じですね。
このように考えると、奴婢で売り飛ばされたりすると、良民でも脱走すると、「氏」は変わってしまう余地がありますね。
いろいろと勝手に想像してしまいました。まだ、答えが出ていない問題かもしれませんね、
匿名様、有難うございました。