どういう意味で言ったかによると思います。
実際、どういう意味で誰に向けて言ったのかによりますよね
たとえば「お金を稼がないと」という強迫観念が強くて過労から精神を病んだ患者さんが、リハビリ的に復職するときに「お金儲けをしようとしては(=頑張りすぎては)いけません」と指導するのは正しいです。
認知症など病状的に普通の仕事ができない人に対しても「お金儲けをしようとしてはいけません」というのは適切なアドバイスでしょう。無理にお金儲けをしようとして詐欺にひっかかったり犯罪に手を染めるぐらいであれば、年金や生活保護で暮らしたほうが本人のためでも周囲のためでもあります。
また、お金にならないような精神医療をやっている医者が、自分のポリシーとして「お金儲けをしようとしてはいけません(社会のためと思って診療しています)」なら、それはそれで正しいです。
でも、一般論として「お金儲け=悪」っていうのは間違いです。本来は、なんらかの付加価値がある活動をしているからお金儲けできるのであり、全ての人がお金を儲けてはいけないということになると社会が衰退します。
別人ですが。
しつれいしました。