https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_042.html
外務省のページでは、アラブ首長国連邦の安全対策基礎データで
「肌を露出した服装は男女問わずなるべく避けてください。場所によっては入場を断られたり、注意されたりする場合があります。地方では女性が露出度の高い服装をしていて、いやがらせを受けた事案も起きています。また、シャルジャ首長国では、外国人を含め、女性による肌を露出した服装を禁止している等、一般的に規制が厳しい傾向にありますので注意してください。」と書かれています。
イスラム圏の中では比較的自由な地域ですが、へそ出しはダメでしょうね。
質問では「アラブ諸国」とされていますが、外務省のページで実際に滞在される国の情報をチェックすると良いかと思います。
あなたの前回の質問↓にもみっちり答えたけど、ちゃんと読めばこの質問は出てこないはず。
https://q.hatena.ne.jp/1722951179
「アラブ諸国」「アラビア語圏」の多くは、女性が肌を露出すると罰せられる。地域によっては連行されて虐待死させられるほど差別的な宗教上の戒律があるイスラム教圏だから、命が惜しいならあり得ない。死ににいくのなら、その服装は合理的。
22歳大学生の健康な地元女性が、ヒジャーブ(髪を覆うスカーフ)を"ふわっ"としか被っておらず髪の毛を露出していたという理由で風紀警察に連行されてリンチで虐待死した事件から、イランで暴動に発展したのは2022年9月。
同じくイスラム教圏のパキスタンでは、父親が決めた婚約者と結婚したがらず「自分が好きで心に決めた人と結婚したい」と拒否した娘を「俺の面目を潰した」という理由で父親が殺害して埋め隠し、死体遺棄した事件があったのも2000年代に入ってから。
アラビア語圏≒イスラム教圏では、ただちに命にかかわるほど、女性にとって危険が多い。
「アラブ諸国」に定義的に含まれる国→イラク、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦、バーレーン、サウジアラビア、オマーン、イエメン、ヨルダン、 パレスチナ、レバノン、シリア、エジプト、スーダン、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、モーリタニア
「アラビア(語圏)」に含まれる国→アラブ首長国連邦、アルジェリア、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、エジプト、エリトリア、オマーン、カタール、ガンビア、クウェート、コモロ、サウジアラビア、西サハラ、シリア、スーダン、ソマリア(ソマリランド含む)、チャド、チュニジア、パレスチナ(ガザ地区・ヨルダン川西岸地区)、バーレーン、マリ、モーリタニア、モロッコ、ヨルダン、リビア、レバノン
イスラム教を国教とする国→チュニジア,モロッコ,アルジェリア,リビア,エジプト,スーダン,ジブチ,ソマリア,レバノン,ヨルダン,サウジアラビア,イエメン,オマーン,バーレン,アラブ首長国連邦,カタール,クウェート,イラク,モルディブ,バングラデシュ,マレーシア,インドネシア,ブルネイ
イスラム人口比率が70%を越える国→インドネシア、パキスタン、イラン、トルコ、バングラデシュ、アフガニスタン、ウズベキスタン、エジプト、アルジェリア、モロッコ、イラク、スーダン、サウジアラビア、イエメン、シリア、チュニジア、リビア、ヨルダン、ニジェール、マリ、ソマリア、ギニア、アルバニア、コソボ、モルジブ、トルクメニスタン、タジキスタン、カタール、アゼルバイジャン、ブルネイ、クウェート
(wikipedia)
実際旅行するにしても、TRPGの自キャラや自作ゲームを創りたいにしても、「どの国で」「どんな施設で」「どんなアクティビティをするのか」きっちり想定したうえで、
創作ならリアリティラインを決めた上でデザインや設定を煮詰めるべき。
手順としては、
①舞台のモデルとする国と地域をまず決めるか調べて、
②その国と地域での、女性に対する戒律の厳しさと服装規定を調べること。
入国審査を経ずにヘリや飛行機で敵の拠点に突入して、鉄砲玉をやる殺し屋の女性であるとか、
ドバイの多人種・富裕層のみが属するスポーツクラブの女性専用エリアなら、
へそ出し薄着でな~んの問題もないと思うけど、それ以外で、アラブ諸国・アラビア語圏で女性がへそ出し・薄着・髪の毛全出しできる地域や場所は、限られている。
回答を最終更新しました。死にたくないなら、しっかり滞在国名と滞在地域名の傾向をしっかり調べて、滞在時期の気候・気温に適した服装をそろえて旅行に行って下さい。
戒律がゆるい地域でも、現地の人々は想像を絶する強靭な害虫対策として肌や髪を隠している場合もある。あるいは強烈な紫外線対策や、砂埃対策として髪や肌を隠している場合もある。
旅行代理店に、滞在国・滞在地域で推奨される服装のプリントをもらったらいい。