もっぱら歴史に偏りますが、
最近(去年今年)読んだ中では
これらの本で、中世や近代の詳しく知らなかった側面について興味深く読み進めていった覚えがあります。
では理系から一冊。
講談社ブルーバックス1731、村山斉「宇宙は本当にひとつなのか」
ISBN:9784062577311
宇宙を満たしているのは暗黒物質、暗黒エネルギーか?
そして、今観測している、我々のいる宇宙が唯一の宇宙なのか?
まあ、読んでいてすべてが理解できたわけでもありませんが、
面白かったです。
最近読んで良かったものを紹介します。
サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書) 下條 信輔
カラー版 小惑星探査機はやぶさ ―「玉手箱」は開かれた (中公新書) 川口淳一郎
日本人の誇り (文春新書) 藤原 正彦
無思想の発見 (ちくま新書) 養老 孟司
40歳からの適応力 (扶桑社新書) 羽生 善治
こちらはいかがでしょうか。ベストセラーになった本は読んでみると確かに面白くて読みやすい本が多いです。
●国家の品格 (新潮新書) [新書] 藤原 正彦 (著)
●あざやかな弁論術・孟子 (知的な創造のヒント (1)) [新書] 明治書院第三編集部 (編集)
●頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書) [新書] 樋口 裕一 (著)
※参考URL←[バックナンバー[▼]も見てみてください。
●新書ランキング・今売れている新書ベスト10(2011年8月1日?31日) - WEBマガジン[KAZE]風
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nawatobi_penguin ベストアンサー |
タイトルが非常に印象的なので既にお手に取られたかもしれないのですが、
「人は見た目が9割」は容姿の美醜の問題ではなく、ノンバーバル(非言語)コミュニケーションの話です。
「理科系の作文技術」(木下 是雄著)は主に理系大学生向けに書かれたものですが、
文学ではない文章を書く際のテクニックや留意点が述べられています。
理系と銘打たれているので例文に"の"が多用されているのが汎用的ではないものの、
内容としては古臭くないです。
詳細だとやはり"スライド"や"OHP"というのが古くなっているのは否めませんが。
随分昔の新書ですので、今ならライフハックやビジネス書として広告や営業されたと思います。
作中でアメリカの義務教育の国語教育においては早期から文学研究のみならず自己表現にも重点が置かれているというのは、非常にうらやましいと思いました。
余談としては学習院の小学校ではこのアメリカの国語教育を参考にして、
教科書以外にも自己表現の練習をとりいれたそうで、そういう話を聞くといわゆる「お受験」というのをする親心も理解できました。
新書の大きさと価格設定ではあるものの、含んでいいのか分からないブルーバックスシリーズでもよければ以下二作です。
「死因不明社会」は小説「チーム・バチスタの栄光」等で知られる現役医師で作家の海堂尊の本です。
日本では死因究明のための解剖が非常に少なく適切な治療にフィードバックしきれていないとの問題提起の話です。実際に解剖するには解剖医の数が圧倒的に少なく時間もかかるとすると従来の解剖と死体検案書を繋ぐものとしてMRIなどを利用した死因究明の重要性が小説シリーズの登場人物との対話形式で前知識無しで読めます。
#この本から海堂尊シリーズに踏み込みました
この本はアメリカのアルコー社(人体冷凍・復活を行う会社)の暴露本を読んで、
人体を一定期間代謝を落として老化を遅らせられないのかと思って調べていて、
見つけた本です。
原始の生物が代謝に利用していた硫化水素が、酸素を利用している生物にも重要な働きをしているのは生命の連綿とした道を感じました。
細かいところだとクマは冬眠中に出産し授乳するのは初めて知りました。