今でいう新型インフルエンザの、致死率がとても高いもの。
作中のパニック様相の初期はかなりの割合で40年後の現実をいいあてていましたが、どんどんその先に進んで人類が滅亡寸前までいってしまう、ものすごくこわいし、それでいてラストに感動する作品です(タイトル通りになりますよ)。
作者の小松左京さんは昨年ほどになくなられました。努力をおこたらなかった才能を惜しんで弔意を表します。
故マイケルクライトンの傑作
出てくる病原体は宇宙からのもの。もう、すでにどこかで起こった事件のような展開は、クライトンならではです。(政府や軍の極秘資料が出てくるんだけど、実はクライトンのねつ造。でも本物としか思えない。)
その映像化。ラストがちょっとひねってある。
病気という単語を拡大解釈すると、
細胞が個々に意志を持つ話。個々の細胞が独立してしまい、人間という個体はどうなるの…というところ。
SFじゃないけど、
エボラ出血熱のパンデミック寸前だった話。ドキュメントなのに、SFのようです。特に前半はすごい。
この事件をもとにした映画が、
これも、SFと呼んでいいかどうか微妙ですが。展開は映画ならでは。手に汗握ります。
大事なものを忘れてた。
キング自身が一押しです。軍が極秘に開発した細菌兵器に感染した兵士が逃げ出して… 感染の拡大とアメリカ全土の惨状の描写はキングの真骨頂で す。ほかの国は何してたの?という疑問を押しつぶしながら読みましょう。この手の話は、復活へ向けてどのような希望を持ち続けるのかというテーマにつながります。
(復活の日を読んでからの方がいいでしょう。あっちの方が先に書かれているの
で。さすがは小松左京、合掌。)
ウイルスも病気の1種なので紹介。
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既出で申し訳ないのですが。
フィクションであることと,当時のレネ,美しかったですね。
個人的一押です。
『アイ・アム・レジェンド』 映画よりも原典の小説版がオススメです。
死んだ人が吸血鬼になるウイルスのせいで人類が滅ぶ中、人類の生き残りとして吸血鬼と戦う男だが・・・というもの。
ゾンビ映画はこのコンセプトに非常に強いインスパイアをうけています。