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たけじん ベストアンサー |
交通の便が悪くなると、部落間でさえ交流がなくなります。
他からの情報が入ってこなくなると、独自性が発達し、周囲の状況と違う世界が形成されます。
独自性を保ったまま、長い年月が経つと、交配できないほど種が違ってしまいます。これを系統分岐、つまり進化というわけです。
人類には、外観形成の他に、共通文化という表現が存在します。ドーキンスの言う「ミーム」です。
これも、隔絶すると、別の方向へ進み、だんだん乖離していきます。
ミームの変化は、世代交代が早いので、生物種の進化よりも早く「交配不可能」の別種になるわけです。
そのため、それぞれの文化は、個体の相違よりも早く、違う表現型を表すわけです。
特に、性衝動の圧力は表面に出やすいので、男女の好み、モテる特徴などは、地方色が出やすい物です。
(時間変化も大きいと思われ。以前の美人と今の美人は、だいぶ違うと思う。)
女性の体形は、子供の育てやすさが優先されたり(尻が大きい)、病気になりにくいが優先されたり(痩せてない)、同じ環境なのにスタイルがよくても生活できてる(ウエストがくびれてる)、顔に手間をかけられるくらい時間の余裕がある(化粧美人)等々、環境と状況で選択肢が変化します。
江戸時代など、鉄漿が美人だったり、平安時代は瓜実が美人。状況によるのです。
現在の日本では、現代の欧米文化の影響で、モテるタイプが決まってくるようです。交通の隔絶というより、情報の量で決まるといってよいでしょうか。