匿名回答1号さま
そうですか。例示ありがとうございます。
サイレントマンガのように単にセリフがないだけでなく、ストーリーを牽引していく明確な主人公(人や人を類推するもの)がいない、登場人物と背景画があって登場人物を中心にストーリー展開されていくような通常の漫画の作劇の手法とは違うアプローチの漫画はないものかと思っています。
いうならば、非人物の現象や表層、あるいはその根底にあるものを表現しているイメージです。といっても神秘的・宗教的なものを描くのではなく、たとえば石に苔が生えるまでとか、細胞分裂の様子とか、冷蔵庫の中身を毎日ひたすら描いて時系列の変化を漫画にした定点カメラ的なものであったり、たとえば回転体の動きのダイナミックさをコマ割りを用いて描いていたり、物体の感触やイメージをスケールを超えて展開させていくことで、漫画を成立させている作品を考えています。私の想像力ではざっとこの程度しか思いつかなかったのですが、これらに限らず漫画という枠組みの可能性に挑むようなものを捜しています。
匿名回答2号さま
それ、気になります。隕石はどんな視点から描かれているのでしょうか。
あ?。どこかでは見た気がするのですが、時間経過を表す一部でしかないことが多いですね。
手塚治虫の火の鳥に、ある一族が死に絶え、死骸がくちはてながらそばにあった木が大木に生長するだけの退屈なシーンがいくつか続いたあとわーっとそれとは違う時代の人が来てあ、時代がうつりかわった。とわからせるみたいなのは部分的にありましたね。
たぶん、
九相図 - Wikipedia
からネタをもらってます。
あと白土三平のカムイ伝とかもよくやってた。
以下余談
昔から日本人は絵巻物(小説の挿絵だけあつめて横につなげたもの)が好きですし今鳥獣戯画展やってますが、アニミズムですから思い入れしやすい人や動物はほぼ必ず登場してしまいますね…。
新作でおっしゃるとおりの定点カメラが見たいのであれば、
おもちゃのように見えるミニチュア風景動画のまとめ - Information Technology
が手書き漫画よりずっと楽でアタラクティブですし。