やんごとなきお方は元服の際に名前を改めるのが当時の習慣です。
子供時代の幼名と、普通は元服の時の烏帽子親に名付けてもらうのですが、たいていは「偏諱を賜う」と言って、出来るだけ権威のあるえらい人に、縁のある偉い人の名前の一部を採って、謂わば本名を名付けてもらうことが多かったようです。
http://nagoya301.at.webry.info/201402/article_1.html
それ以外にも、例えば手柄を立ててどこかの家をもらって、形としては養子に行くとかで名前が変わる例があったようです。