NCSA Mosaic 以前の Webブラウザは、おそらく NeXT 上で動く WorldWideWeb だけですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/WorldWideWeb
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TransFreeBSD ベストアンサー |
http://www.kanzaki.com/works/2001/pub/ua-history.html#timeline
これによると
WorldWideWeb
Line Mode Browser
ViolaWWW
Erwise
MidasWWW
があります。
また、Sambaについては上の方に
1992年夏ごろニコラ・ペロウによってある程度使えるように仕上げられ、年末にリリースされた。
とあります。
http://www.evontech.com/login/topic/981.html
こちらに若干スクリーンショットがあります。
ViolaWWWはなかなか高機能だったようで、画像表示もできたっぽいですが「モザイク以前のブラウザー」という話だと微妙かもしれません。
というのも
http://www.kanzaki.com/works/2001/pub/ua-history.html#mosaicand
MosaicのWindow用β版の画面で、プログラムファイルには93年9月28日のタイムスタンプがある。img要素の導入についてはwww-talkで激論が交わされたが、インライン画像のインパクトはWWWの世界を大きく変えた。
と、そもそもインライン画像を入れるためのimgタグを導入したのがMosaicっぽいので。
ただ、同時に
http://www.kanzaki.com/works/2001/pub/ua-history.html#cernplus
画面は1993年頃のバージョンによるもので、HTMLの進化形として一時とりあげられていたHMMLで書かれたページを表示している。
と、HTMLにimgタグがなくても別の方法で表示できていた可能性もあります。
このころはまだhtmlもhttpも試行錯誤の段階で他のプロトコルやフォーマットとの組み合わせなども色々考えられていた時期だと思います。
https://www.w3.org/History/19921103-hypertext/hypertext/Erwise/Review.html
https://www.w3.org/History/19921103-hypertext/hypertext/Viola/Review.html
この辺によると、Home Back Forwardあたりのボタンの有無とか、リンクの表現の仕方とか、履歴やブックマークの機能とか、そういった今では基本的なUIの部分がまだ特徴として扱われる頃のようですね。