私自身は、(1)可算、(2)必ず無理列になる、(3)任意は無理:任意の無理列が構成できると仮定すると恐らく(2)に矛盾、無理数に代数的数と超越数があるように、この方法で構成できない無理列があるのではないか、と考えてます。
(1) 可算です。m, n, f(1), f(2), …, f(m), f(m+1), f(m+n-1)が決まればfは決まるので、例えばm+n, m, f(1), f(2), …, f(m), f(m+1), f(m+n-1)の辞書順に並べられます。
(2) なります。というより、なるように作るのが対角線論法です。
(3) 並べ方を固定した上で対角線論法で作るなら、対角線のどこかが一致するものは対角線論法によるものにはなりません。
それ以外であっても、具体的に定義できるものは可算しかありません。なぜなら定義は有限この文字列によって行うのですから。上につけたり下につけたりするのは例えばTeXの入力に直せば文字列です。「構成」というのをそういう意味にとるなら、不可算のものをすべては構成できません。
(3)の質問は(2')が当然成り立っているだろうと思ってのものですが、そもそも構成できる無理列に重複がある可能性も否定できないわけですね。ただ、私自身は(2')も成り立つものと考えています。
(1),(2)に関してはみやどさんと同意見です。
(2)'に関しては可算かと思っていたけど、質問者さんの適切な反例で非可算と納得できました。
べき集合は上の濃度になりますね。
(3)に関して、任意の無理数列を持ってきたとき、これを作るような対角線の選び方があるか、という話ですね。
つまりすべての有理数列について、重複ないようにそれぞれ桁を選んで与えられた数列とそこで異なるようにできるか、という。異なっている桁は無限にあるはずで(有限しかなく途中から同じであればそこから先が周期的になり矛盾)、k桁目まで決めた後で今まで使ってない桁を無限の中から選んでいけば、
ナイーブには可能のように思えますが、そこで選択公理とか絡んでくるんでしょうか。
(4)ルーディ・ラッカーに頼みましょう^^