戦後に出された天皇の人間宣言って聞いたことがないらしいな。
本来の和の精神を体現する宗家として、人間であることを宣言した・・って私は思っているんだが。
人間が死ぬと神になる、これが神道という日本の宗教の世界観です。
各家庭ごと祀ってある氏神というのがそれに当たります。
そして現人神という生きているにもかかわらず神格を持っている人間、
これが天皇の系譜という事になっています。
万能の神というのはユダヤ教?キリスト教?イスラム教の思想であって、
神道とは全く無関係です。
「神」という概念は人類が考えだした虚構です。真実ではありません。神の代わりにこの世を動かしているのは、物理法則や生命の法則です。これらの法則を無視して人類が考えだした「神」を信じていくなら、人類は、法則に従って速やかに退場することになるでしょう。
神で間違いないと思います。
ただ、アブラハムの宗教のような神ではなく、八百万や、もっと俗っぽく言えば、矢沢永吉(カミと感じでタトゥーを頼んだら4文字で入れられたらしい)みたいな感じで良いのではないでしょうか?
実際、多くの国民が熱狂的に崇拝していたわけですし、現代風に言えば、国王や科学者に近いかも。
あと、昔は神が天体を暦を決めるなど、一般人から見れば、神がかった力(ノウハウ)を保っていたことに違いはないと思います。
しかし、万能ではなく、神も邪神を恐れたりしていますし・・・
あと、天皇が政治をしたと言うよりも、それを使って政治をしていたのは幕府や新政府であったり別人ですし、ある意味他の国でも神の代弁者が為政者ですし同じかも。