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【小屋裏の換気(屋根裏の換気)】自宅は、総二階建て切妻屋根で、桁側の軒裏天井(両サイド、南側と北側。)に、軒裏換気口(とても長い長方形)を端から端まで配置していますが、切妻のところには換気孔はありません。現状では夏は「超暑い」です。『切妻側外壁のなるべく高い箇所に換気孔(壁)を設ける案(勿論、東側と西側に1個ずつ。)』と、『切妻の軒裏のなるべく高い箇所部分に軒裏換気口(長方形)を設ける案(勿論、東側と西側に2個ずつ。)』と、二つの案を提案されています。どちらが良いでしょうか。
(私は、当初、棟換気(棟瓦の一部をどかして、棟換気を設置)を提案したのですが、値段面と雨仕舞い面で反対されました。雨仕舞いは、専門家でも難しいのか、残念です。棟換気は手掛けている人が少ないような気もしました。)

●質問者: 匿名質問者
●カテゴリ:科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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質問者から

【切妻ではなく、寄棟の場合】寄棟の場合についても、こんなやり方はどうでしょうか。
A案:軒裏換気口は、当然に付けるとして、、、棟換気を付ける。
B案:大棟と隅棟の交わる箇所を造作して、入母屋にする。そして、その入母屋(小型入母屋)に、
換気口を付ける。当然、大棟の両端について、このような造作を行う。

A案は、割と普通のやり方だと思います。日本瓦だと、雨仕舞が難しいでしょうか。
B案は、屋根屋さんだけではダメですか(大工さんも来てもらうべき?)。
もしも、意外と簡単なら、これで行きたいと思います。


1 ● 匿名回答1号

暑さ対策ですが、空調によるものと換気によるものに分けて考えるべきでしょう。

熱は必ず下から上に上がります。
逆向きには気圧差が無ければ流れません。
だから、天井裏の気圧と部屋との差が少なければ、天井裏がいくら暑くても、それほど熱が漏れてくることはありません。

温度差があれば天井から部屋への遠赤の輻射はあります。
しかし、室内の換気が十分であれば最小限度の温度上昇で済みます。

基本的に室内は日陰です。
従って、日照が少ない分は屋外よりも気温は低い。
しかし、天井裏を動力換気して天井裏の気圧を下げちゃうと屋外の熱気が室内を通って天井裏に上がっていきます。

天井裏に開口部を複数作って通風を良くしてやれば、温度の上昇は最小限度に抑えることが出来ます。
これが切妻屋根などの考え方です。

しかし、天井裏に開口部があれば、冬は暖気が果てしなく抜けていきます。
下から上への自然対流が増えて、いくら暖房しても室温が上がりにくい。
だから、切妻の開口部はそれほど大きくないのです。

換気に頼って暑さ対策するなら、周囲や家全体ができるだけ熱せられないよう工夫するべきでしょう。
サンシェードやスダレやヨシズなどで日差しを遮りながら換気は保つ。
庭の池は、反射光が室内に入らないように位置を工夫すれば、環境そのものを池の水が蒸発する潜熱で冷やしてくれます。
寝殿造りの貴族の邸宅に池が付きものだったのは、見てくれではなくて機能からなのです。
まあ、水道代がスゴいことになるから井戸を掘るような話になる。
そこまでやらなくても、夕方に打ち水するだけでも気化熱の分だけ涼しくなる。
庭木や生け垣や芝生や花壇などは最高のクーリングマシンだって理解できると思う。
手間暇掛かりますけどね。
手っ取り早いのがグリーンカーテンでしょう。
個人的には夕顔がお勧め。

ただし、こういった対策は高断熱の家とかの考え方とは正反対です。
クーラーに頼りきるなら電気代には目をつぶって高断熱でしょう。


匿名質問者さんのコメント
お返事遅くなりました。 寝殿造りの意味の件は、初めて知りました。蚊がわくんじゃないかとか、否定的に思っていました。新しい水がどんどん入ってくれば、蚊が湧くこともなく、涼しいと思いました。湧水だといいと思いました。 ?「天井裏の気圧と部屋との差が少なければ、天井裏がいくら暑くても、それほど熱が漏れてくることはありません。」 まったく気圧のことは考えてませんでした。熱い空気は上に上がるということだけ考えておりました。屋根裏が暑くなれば、中の空気ば膨張して、天井から漏れるかもしれない、という点が、調べる必要があると思いました。とても参考になりました。 ?「温度差があれば天井から部屋への遠赤の輻射はあります。」天井が暑くなり、そこに触れる室内空気が熱せられると思っていましたが、輻射のことは考えませんでした。天井には、断熱材が引いてありますが、天井材と、断熱材の間に、アルミホイルを敷いてはどうだろう、と思いました。しかし、火事になるのかもしれないので、それはやらないつもりです。鏡を敷いてもいいかもと思いましたが、それも火事になるかもしれないと思いました。折角、輻射の件を教えてもらいましたが、対策がなかなか思いつかないので辛いです(部屋の換気は別として)。 ?「天井裏に開口部があれば、冬は暖気が果てしなく抜けていきます。下から上への自然対流が増えて、いくら暖房しても室温が上がりにくい。だから、切妻の開口部はそれほど大きくないのです。」 ということですが、換気もほどほどにということなのですね。冬は、足の寒さばかり気にしており、盲点でした。夏は暑い家ですが、だからこそ、冬はそれほど寒くなっていないというわけで、気が付かないと大変なことになるところです。ありがとうございました。切妻の開口部ですが、屋根裏に上り、開閉できるようにできればいいのに、、、と思いました。 以上、日本家屋について知らないことばかりでした。ありがとうございました。 ?「手っ取り早いのがグリーンカーテンでしょう。個人的には夕顔がお勧め。」 朝顔、昼顔ではなく、夕顔なのですね。それぞれ違うのですね。あまり違いは気にしていませんでした。 自分は、屋根に這わしてみたいと思いました。ただ、総二階ですと、高すぎて難しいかもしれないですが、二階のベランダに夕顔を並べるならば可能性どうだろうと思います。水栽培で出来る植物だといいと思いました。ただ、雨樋に葉っぱが落ちて詰まるかもしれないと思います(雨樋の付け方も考えた方がいいと思いました)。 分からないことだらけでしたが、なんとなく整理が付いてきました。
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