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Wordleという流行ってるゲームについて

1)プログラミング等に慣れてる人がブラウザ上で動く(スマホでも)のを作るの大体の工数
2)ジャバスクリプトが最適?
3)あれって著作権どうなってるんでしょう?
元々数字当てみたいなのの単語版みたいな感じのようですが(憶測)、公式に開発者がこれこれこういう場合はセーフorアウトみたいなアナウンス出してるんでしょうか(スマホアプリは削除されたとか。日本語版とかポケモン版とかはネタが違ってるからセーフ? 許可取ってる? 島国だからばれない?)


●質問者:
●カテゴリ:コンピュータ ゲーム
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

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1 ● 椶櫚
●30ポイント

3) についてのみ、


類似ソフトがApp Storeから削除されるという事件がつい最近あったようです。

https://gigazine.net/news/20220113-wordle-clones-yanked-by-apple...


アメリカの裁判例で、ソフト会社を退職したプログラマが同様の機能を持つプログラムを独自開発して販売したところ、会社から著作権侵害で訴えられたというのがかつてあったはずで、それはプログラムコードを新規に書きおこしたものだったので著作権侵害には当たらないという判断がなされたんだった思いました(つまりアメリカではアイデアを真似しただけでは著作権侵害にはならない)。


当の事件は残念ながらググっても出てこないんですが、

http://www.tokugikon.jp/gikonshi/268/268kiko2.pdf

一方,著作権法第102条第(b)項には,「アイデア(idea)」,

「手順(procedure)」,「プロセス(process)」,「システム

(system)」等,著作権の保護が及ばないものについて規定

されています76)。

とありますのでその理解で問題ないように思います。


その観点からすると、オリジナルの作者がソースコードを公開していてそのソースを利用して作られたアプリであるとか、逆アセンブルして得られたソースを使ってであるとかの、ソースが異なる事を証明できない場合は著作権的にアウト(あくまで作者がアメリカ人であった場合での考慮です)。オリジナルの作者については Hosh Wardle という名前は拾えますが、どこの国の人なのかはちょっと調べただけでは分かりませんでした。


というか、別のニュースによればニューヨーク・タイムズが買収したとありますので、今の著作権はニューヨーク・タイムズ(アメリカの企業)が持っているはずなので、やはり類似ソフトを新規に書き起こしても問題ないはず。だからApp Storeから類似ソフトが削除されたのは著作権とは別件のようなんだけど、他人の褌で相撲を取る輩を心情的に嫌うのはきっと、万国共通って事なんでしょう。


と、話がだいぶ脱線しましたが、ベルヌ条約の規定によって、国際的な著作権については内国民待遇が求められますので、実は本国での扱い(違法かどうか)は関係なく、日本人は日本の著作権法の流儀に従う必要に迫られます。


島国なのでバレない?(親告罪)というのも確かにそうですし、たとえ日本の法律上違法だったとしてもアメリカでは違法ではないのだから訴えるという発想がそもそも浮かばない可能性もありますし、実際のところどうなのよ?と調べると、実はアイデアの保護は日本でもしていないようです。

https://www.google.com/search?q=著作権+アイデア+保護


ポケモンの例は、キャラクター名の使用に留まっているようなので、キャラクター名1つ1つが商標登録でもされていない限り、使用しても問題ありません(キャラクター名は著作権では保護できません)。

https://www.google.com/search?q=キャラクター名+保護


椶櫚さんのコメント
ちなみに、商標登録されている名称にはレジストレーションマーク ® を付けて、「勝手に使うなよ」アピールするのが一般的かと。

2 ● a-kuma3
●70ポイント ベストアンサー

ぼくは、最初のふたつを。

1)プログラミング等に慣れてる人がブラウザ上で動く(スマホでも)のを作るの大体の工数

見た目が悪くても、何となく動いてる感じにするくらいだったら 1日あれば十分。


工数がかかるのは、以下のふたつだと思います。

  1. 見た目をどこまで凝るか
  2. 回答候補のデータをどう作るか

ひとつめのは分かりやすいと思います。


ふたつめは、本家の Wordle だと、英単語とみなせない 5文字のアルファベットをエラーとして弾きます。

公開するとなったら、それなりに同意が求められる範囲での語句を持ったデータが必要。


この質問を出したのは、日本語の似たようなやつが出たからでしょうか。

あれなら、でたらめな入力も許しているので、正解のバリエーションをどこまで持つか、くらいなので難易度(実装の工数)は下がります。


2)ジャバスクリプトが最適?

フロントエンドは、javascript 一択だと思います。

回答を入力するたびにページ全体を読み直す、というのは今っぽくない。


(1) でも書きましたけど、正解や入力候補の単語のデータを持っておかなければいけないので、バックエンドも必要です。

こちらは、javascript にする必然がない。


http での通信で、実装がいったん途切れるので、サーバサイドは javascript (Node.js) じゃなくても良い。

最適をひとつだけ、と言うのは難しい(好みが入るから)ですけれど、

といったところが選択候補の最初に挙がるのではないかと思います。

言語の優劣というよりは、どのサーバに置くかという選択肢の話。

どこかにサーバを借りなきゃいけないので、上記だったら選択にあまり困らないかな、と。


そういう意味では、Perl も入るのでしょうけれど、今どき Perl ねえ、という感じがします。


a-kuma3さんのコメント
>> 3)あれって著作権どうなってるんでしょう? << ↑については、アイデアに著作権はない、という緩い認識を持ってます。 ただ、この案件については、回答の候補となる単語のリストに著作権がある可能性が大きい。 辞書アプリから単語の候補を抜いて使えば、アウトです。

☆さんのコメント
ありがとうございます。 バックエンドが必要というのは、結構膨大なデータ? との照合が必要だから、という認識でよろしいでしょうか? 例えばポケモンVerぐらいだと、数百体×3?6文字くらいのデータなので、バックエンド無しでも可能だったり、とか思ったりしました。(作ろうと思ってるのが、そこまで膨大なデータを必要とするものではないので)

a-kuma3さんのコメント
>> バックエンドが必要というのは、結構膨大なデータ? との照合が必要だから、という認識でよろしいでしょうか? << 「データ量」という面はあります。 もうひとつの面は、正解につながるデータをクライアントに持ち込むと、それを解析するチートを生む余地があるということです。 そういった辺りを気にしないなら、バックエンドはただの配信サーバで、ロジックとデータはまるごとクライアントに抱えて処理する、という選択肢はあると思います。

椶櫚さんのコメント
> 辞書アプリから単語の候補を抜いて使えば、アウトです。 オンラインで適時抜き出してるならたぶんアウトだけど、 オフラインで抜き出したうえで使うならたぶんセーフです。 辞書の創作性が認められるのは単語(インデックス)ではなく 解説文の方だからです。 辞書のインデックスは単なるアイウエオ順に過ぎず、 単なる事実は著作権の対象にはなりえません (誰がやっても同じ順番になるから)。 新聞サイトの20?30文字程度の見出しとリンクをメールで配信して 利益を稼ぐ種類のメルマガ?が訴えられた例が日本であったんですが、 これは新聞社の訴えが退けられました。 裁判所はその文字数で創作性を発揮する可能性はあると認めたうえで、 問題となった新聞の見出しでは創作性ありと認める事はできないとの判断です。 だから辞書に載ってる単語程度では創作性を認めてもらえません。 ただ、単なる事実にしか見えなくても創作性が認められる例もあるので 注意は必要ですが(タウンページは情報の並べ方によって データベースの著作権として認められた)。

a-kuma3さんのコメント
> オンラインで適時抜き出してるならたぶんアウトだけど、 > オフラインで抜き出したうえで使うならたぶんセーフです。 そうかなあ。 データを扱うたいていのソフトとかサービスにはライセンス条項があるはず。 著作権を放棄しているフリーの辞書データはありますけれど、こちらの方が稀。 データを扱うようなアプリは、利用できる端末を制限しているようなのもある(家族での使いまわしもNG)。 気にしなきゃいけないのは、著作権法だけじゃないです。

椶櫚さんのコメント
私が大本の質問(Wordleというゲーム)に絡めて想定していたのは、 例えば「ひらがなにすると5文字となる単語を辞書から抽出」 みたいな行為で、辞書を調べる足がかりとなる単語 それ自体に著作性が認められない事は明らかなので、要するにこの問題は https://storialaw.jp/blog/2718 >> 著作権法上許容されている行為を、契約で禁止することができるか << というあたりに要約されるんだと思います。 で、検索してみましたが、どうやら結論は出ていないようです。 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/05072901/003-2.htm#:~:text=%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E4%B8%8A%E3%81%AE,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82 ア:禁止規定は有効とする意見 イ:禁止規定は無効とする意見 ウ:ケースバイケースとする意見

椶櫚さんのコメント
というかこれが駄目なんだとしたら、 ビッグデータ解析なんかの方へのダメージが絶大な気がする。 (そして日本はAI後進国になりましたとさ、みたいな^^;)

☆さんのコメント
> オフラインで抜き出したうえで使う そのうえで、多少独自の解釈で単語を足したり引いたりするまでやればまずセーフに1票 あたりで納得しときます。照合したら特定の辞書と全く一緒、となると流石にリスキー お二方ありがとうございました

a-kuma3さんのコメント
データベースに著作権が認められた判例があったはずです。 一レコードについては、そのひとつのデータに創作性が無いと著作権は認められないのですけれど、データベース全体については、どんなデータをまとめてひとつのデータベースとする、というところに創作性が認められたはず。 辞書データもデータベースと言えると思うので、全てのレコードについて一部のデータを抜き出したものは、著作権法で言うところの「引用」の範囲を逸脱するはずです。 回答の候補に使うなら、データの使用権が緩いデータを使うべきです。 https://ja.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E5%88%87%E3%82%8C%E8%BE%9E%E6%9B%B8%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7#%E5%A4%A7%E8%BE%9E%E5%85%B8%EF%BC%88%E5%B9%B3%E5%87%A1%E7%A4%BE%EF%BC%89 ビッグデータ云々の話も、こういったことが足かせになります。日本に限らず。 著作権法だけではなく、というか個人情報の方が問題になることが多いので、以下のようなハードルをクリアしていきます。 - 解析に使えるデータをどうやって持って来るか - 使えるデータがあったとして、解析に使えるように、どんな加工をするか - 解析に使えるデータを加工できたとして、モデルをどうするか どれも、ハードルが高いやつです。 実際の解析に至る前にこれらのハードルをクリアしたうえで、解析が実行されていることが仕事としてやられてる場合は普通です。

a-kuma3さんのコメント
この辺り、住んでる世界の違いもあるような気がします。 仕事でプログラムを書いてると、著作権とかライセンスとかを気にする場面は多くて、「OKかもしれない」よりは「NGかもしれない」を基準に考えてしまうので。 業界標準のコード体系(コードと、その名前や意味の対応表)がライセンスで縛られていることも多いです。

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