追加情報です。
銅の腐食速度は、考古学でも重要なファクターのようです。
>埋没期間が数百年から千年を越える銅製品の腐食データは,銅オーバーパックの腐食速度や孔食係数,および腐食メカニズムの妥当性を評価する上で有効であると考えられており,諸外国においても銅製品の長期腐食事例に関する研究が行われている。
>銅製品の平均腐食速度は0.01〜3mm/1000年程度であることを示した。また,Bresle et al. (1983) は,各銅製品の孔食深さも計測しており,その値と平均腐食深さとの比から孔食係数が2〜3程度であると見積もっている。この孔食係数はKBS-3(KBS,1983)で用いられた25という値と比べて十分に小さく,KBS-3の設定値が保守的であることを示唆する。
などの記述があります。
※既登録ということで3つはねられてしまい、これだけになってしまいましたが、参考までに。
蛇足です。
大変高価な本ですが、こんな参考文献もあるようです。
ということで、これで終わります。
失礼しました。