イラクは、アラビアン・ナイトの中心的な舞台の国でした。
めくるめく煌めくような文化と交易の交差点。
そんな場所がバグダットだったんです。
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さらに遥か太古、イラクはメソポタミア文明の発祥の地でもありました。
特に今年7月2日、世界遺産に正式登録されたアッシュールは
アッシリア帝国の最初の首都であるとともにその文化的中心地でもあり、
バビロン、アテネ、ローマ、テーベといった古代都市と並ぶ
人類の歴史に多大な影響を与えてきた古代都市でした。
このアッシュールの成立は遥かシュメール初期王朝(紀元前約2800年)に遡り、
紀元前14世紀には帝国の首都、
アッシリアの国家神であるアッシュール降臨の地として栄えました。