URLはダミーです。
「薩摩守」とは薩摩国を納める長ということで、今で言うと鹿児島県知事のような官位です。
従って、別に薩摩出身とかである必要はないわけです。今だって、必ずその都道府県の出身者が知事をやっているわけではないですし。
特に、平清盛は一族を日本全国の国の守に任命しましたので、出身とかにこだわってはいないと思います。
一族なんだからほとんどみんな出身地が同じなわけですし。
清盛が一族をやたらと任命した理由は収入を多く得るためです。
ですので、任命する国は石高の大きい大国が優先されたと思います。
薩摩は戦国時代の検地では34万石。決して豊かな国ではなく官位も低いのですが、
平家の知行国が全国の半分にも及んだこと、藤原氏などの貴族の知行国の存在、忠度が末弟であったことなどを考え合わせると多少納得がいくかもしれません。