藤本青心「ツキと狼」(ヤングマガジン1999年24号掲載)ではないでしょうか?
URLのサイトの感想によりますと、<日がな一日パチンコをやり続け,とくに目的もなく暮らす青年のお話。とくに大きな理由もなく,自分の持っている狼模様のジッポがツキをもたらすアイテムだと定め,その幻想にすがるともなくすがりながらパチンコを打ち続ける。その彼が,パチンコ屋に集う人々,そしてその背後にある生き様を静かに観察する。そんなお話だ。だから,派手なアクションはないし勝負もない。物語は淡々と進む。その視点のフラットさ加減,ノーマルさ加減,悲観にも楽観にも傾かないバランス感覚がなかなかに居心地良い。鮮烈というわけではないけど,妙に気になる新鋭である。 >だそうです。
本誌に掲載される前に、99年のヤングマガジン増刊赤BUTAでもシリーズ掲載されていたそうで、99年2月に発売された22号に掲載された同名読切の感想が上記のサイトにあります。