アメリカ大統領の権限について法的根拠はなく、法律の有無に係わらず基本的には何でもできるそうです。
ただ、その後に大統領の決定が正しかったかどうかを連邦最高裁でレビューするそうです。
そのために、大統領側はその意思決定が正しかったことを証拠を出して検証しなければならないのだとか。
そういえば、一昨日の新聞にもアメリカに亡命していた他国の旧政権支持者がブッシュ政権に見放されて、一転逮捕されたとか、逮捕状の出ていた人物が、ブッシュ氏の計らいで重要人物に収まっている事実があると言う内容が書かれていました。
つまり、大統領がジェンキンス氏の訴追免除が正しいことを国民に説明できれば、問題ないということですね。
先日の訪朝直前の小泉氏とブッシュ氏の会談でブッシュ氏がジェンキンス氏の訴追に対して、中途半端な返事を出したのは
・自分に軍歴疑惑があるので、ジェキンス氏の訴追を決定すると攻撃材料にされる
・小泉氏の立場を考えて、無理だとも言い切れなかった
と、訪朝の翌日あたりの新聞にコラムが書かれていたのを記憶しています。