他に何か気をつけなければならないこととかありましたら、そのことも教えていただいたらうれしいです。 なお、回答におけるURLはダミーでもかまいません。
http://anime-b.dot.thebbs.jp/r.exe/1063185650.e40
ファンレターの返事を送ってくれたまんが家っていますか?
ファンレターってのと、誰あてかってのが わかれば 多少書き方がアレでも 届くと思いますよ。
なるほど。
いかんせん大きい出版社だから、「編集部」とだけでわかるものなのか、不安になって質問した次第です。
ありがとうございます。
編集部経由ですと作家に渡るまですごく時間がかかる場合があります。
生もの、季節ものは避けた方が。
あと、普通目上の人に送ると失礼にあたる物、(靴下、下着など)
好みのある着る物も・・・xかも。
連載作家さんなら誌により編集部の場所(階・建物)が異なるので誌名も宛名に。
いちおう、書き手の立場から。知り合いの漫画家の意見もだいたい同じような感じですので、参考にしてください。
付け加えるならば、郵便番号は忘れずに。また興奮して自分の住所を忘れる人がけっこう多いので、それもちゃんと書くようにしましょう。ペンはできるだけ油性の物を使用しましょう。鉛筆書きではかすれますし、水性のペンは湿気で滲んで読めなくなる事が多いので。
生ものはもちろんですが、基本的に食べ物はダメです。漫画家さんも送り主の身元を確認してから食べるわけには行きませんので。世の中にはやっぱり変な人がいますので、既製品であっても食べ物はやはりどういう事故が起こるかわかりませんので。中には平気で食べちゃう人もいますが(笑)。
一番重要なのは、返事を強要しない事。人気作家ならば毎月かなりの量のファンレターが来ますので、返事を書いている時間もなかったりします。返信用の切手を入れてくる人がいますが、返事を強要されているようであまりいい気はしませんし、精神的な負担になります。ですから、作家さんによっては返事を書いても、その時に切手は送り返される人も多いです(そのまま使っちゃう人や、切手だけもらって返事を書かない人もままいますが)。
昔はサインをくださいと紙幣を同封する人もいましたが、これも非常識な行為ですから、少額とはいえ切手同封でのファンレターも同様に失礼な行為だと考える方が多数派だと思います。
そういう意味では、贈り物は高価な品は避けた方が良いです。これは切手の同封と同じで、あまり高価な物を送られると、それはそれで作家も困ってしまいます(常識のある人なら)。例えば、自分で手作りした押し花のしおりであるとか、そういう高価ではないが作った人の気持ちが伝わるものが喜ばれます。手編みのマフラーとか送る人もいますが、やはり作家にも好みや似合う。似合わないがあったりしますので。
一度出版社に届いた荷物は作家さんのところにまとめて転送しますので、大きすぎたり重すぎたり、割れ物が入っていると送料もバカにならない(地方在住の方も多い)ので、常識の範囲内で。
それと、出版社によって対応はまちまちですが、ファンレターその他は作家さんが読む前に編集部の方で開封して内容を確認する場合が多いです。これは作家さん同意の上で行っています。なぜかと言えば、中には誹謗中傷などの不快な内容や、危険な物を仕込んだファンレターに偽装した手紙が来るからです。そういう物は作家さんに届く前に編集部で処分します。
作家さんは繊細な方が多いので、それがただの見当違いの誹謗中傷でも、自分の作品を嫌っている人間がいて、こうやってわざわざ嫌がらせをしてきているという事実が、創作意欲を大きく減退させるので。また、ファンレターであっても無自覚に不愉快な内容を書いてきている人もいますので、編集段階でそういうのを弾いてくれと言う要望を作家さんサイドから出しますので、編集が盗み見ているわけではありません。
ですから、あまりプライベートな内容や、私生活での悩み事相談的な内容は避けた方が無難ではないでしょうか。もらった方も「両親が離婚すそうなんですが、どうしたらいいでしょうか?」と書かれても困りますしね。また、「○○先生に比べてこっちの方が凄い」といった内容のファンレターは嫌われます。そのけなした作家さんが実は友人だったり、またその作家さんを尊敬していたりする場合もありますので。編集部ごとに忘年会や新年会を開いて作家さん同士の横の繋がりがある場合が多いので。
誤字脱字はやってしまいがちなのでしょうがないですが、間違った言葉の用法は気をつけた方が良いでしょうね。「これは○○先生のパロディですね」と書くべきところを「パクリですね」と書いたり、馬子にも衣装を褒め言葉と思って使ったりすると、ファンレターに見せかけた皮肉や嫌味だと思われますので。
以上ズラズラと書きましたが、もちろんケースバイケースですので、全部が全部当てはまるわけではありません。あくまでも常識の範囲内で、自分がなぜその作品が好きなのか、登場人物のどういう天が好きなのか、どの台詞が心に残ったのか、素直に書く事が重要ではないかと思います。