これは、2002年度から始まった小中学校の新学習指導要領の下敷となる答申をまとめた教育課程審議会の三浦朱門氏の発言だそうですが、初出の出典を御存知の方がいらしたら、御教示願います。
http://www.interq.or.jp/red/rodo/bulletin/bn/0111/fubyodo.html
『機会不平等』(斉藤貴男著、文芸春秋)らしいです。ただ実際に三浦朱門氏がそう発言したのかどうかは不明。
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20041225
2004-12-25 - 愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記
ご参考
『機会不平等』は既読です。
斉藤貴男氏もジャーナリストですから、全く根拠のない引用はしない(名誉毀損になりますし、虚偽を書くようなイエロージャーナリズムは卒業していると思います)と思いますので、文言はそのままでないにせよ、ソースを知りたい(どこそこの会議で発言した、週刊誌の取材に答えた、ということでも結構なのですが)ということが質問の趣旨です。
http://www.ishii-ikuko.net/staff/gakuryoku/020310.htm
ishii-ikuko.net
このサイト、中間あたりに、次のように書かれています。
「新指導要領の原型をつくった教育課程審議会の三浦朱門元会長は『AERA』(三月十一日号)誌上で「落ちこぼれをなくすのに使ってきた労力と時間を『さまざまな才能をのばす』方に振り向ける」と語っています。」
朝日新聞社のデータベースで確認しました。2002年3月11日号の「AERA」のインタビュー記事のようですね。
http://www.ndl.go.jp/
国立国会図書館-National Diet Library
国会図書館OPACで検索してみました。
「教育課程審議会 議事録」をキーワードにしてみましたが、引っかかりませんね。
おそらく議事録には残っているんでしょう。
http://search.yahoo.co.jp/bin/query?p=%b6%b5%b0%e9%b2%dd%c4%f8%b...
Yahoo!検索
これに関することを知りたがっている人は他にもいるみたいですね。
http://hasegawa.ac/sono.html
その議事録が見たい
曽野綾子も結構なことを言っていますね。
いやいや、斉藤貴男『機会不平等』の初版が200年11月ということを考えると、AERAが初出というのは早合点ですね。
改めて検索してみると、下記の産経新聞の記事が初出のようです。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/01254/contents/782...
ま、言うほうも言うほう(官僚に言わされているのでしょうが)ですが、出所をはっきりさせない斉藤貴男氏もちょっと「お手つき」というところで、どっちもどっちですな〜。
ありがとうございました。これにて締めます。
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