アメリカの映画など見ると、親子の会話で、最後に親が子供に対して
「I love you」と言うと、子供が親に「I love you too」と言うシーンがよくあるのですが、
これはアメリカでは日常、ごく普通に交わされる言葉なのでしょうか?
アメリカ在住7年目、プリスクールに通う子どもが二人おります。
私の経験上、上記のような会話は、親族間(とくに母子、祖母と孫)ではごく普通のやりとりです。
朝、学校に子どもを送って行って、別れ際に子どもを抱きしめたりキスをしながら”I love you, have a good day!”、子どもが”I love you, too”あるいは”me, too”と答えて教室に駆け込んでいく、などという場面は、しょっちゅう目にしています。
男性である父親や祖父は、あまり”I love you”とは口にしないように思いますが、その代わり、娘や孫娘に対しては言葉の端々で”honey”や”sweetheart”などと呼びかけていますね。
男親が息子に対する場面は見かけたことがないのでなんとも言えませんが。
ご参考まで。
補足です。
私がアメリカで見聞きしている“I love you”には、
相手に愛情を伝える意味通りの使い方が多いことは確かですが、
「それじゃね」という別れの挨拶代わりの用法がさらに進んで、
時には暗に「これで最後よ、もう行きなさい」と相手に会話を打ち切らせるような否定的ニュアンスを含むこともあるように感じています。
電話や手紙、アナウンスなどで最後につける“Thank you”が、
文字通りの「ありがとう」「よろしくお願いします」だけではなく、
「もうこれで切りますよ」「それじゃ頼んだのでよろしく」という打ち切り文句(時には捨て台詞)のように使われるのと同じかもしれません。
(たとえば、電話の最後で“Thank you”と言われた後、さらにバカ丁寧に応じたりすると、とても妙なことになります)
24で見たのですね。私は24って見てないのですが、誘拐されたり
する話ですよね。娘さんは誘拐されてるのかな。そういう緊迫した場面
だったら、多くの人が
”I love you”
と父親から娘でも言うと思います。