二日酔いや悪酔いの主な原因は、
エタノール分解過程で一時的にできる「アセトアルデヒド」です。
一時は、高級アルコールのフーゼル油や
微量成分(不純物)が悪酔いの原因とされたときもありましたが、
その説は現在では否定されています。
エタノールの量に比べて、非常に微量成分ですから、
エタノールの吸収や分解には直接関係してこないということですね。
お酒の種類そのものよりも、
お酒の飲み方や一緒に食べる食事の方が影響が大きいです。
例えば・・・
とりあえずビールと空腹状態で飲んだり、
一気飲みをするビール。
ワインや日本酒・焼酎はこんな飲み方はしませんね。
酔い方が違うのは当然です。
・ワインなら洋食、脂っこい料理
・日本酒や焼酎は、日本料理や枝豆
というように、お酒によって食事内容も異なります。
また、お酒によって、エタノール濃度が違います。
しかし、エタノール濃度の高いお酒は一度にそんなに飲めないので、
ウオッカ等は、ゆっくり時間をかけて飲みます。
むしろ、濃度の低いお酒を大量に飲むケースが多いと思います。
このように、
飲み方・食事・お酒のアルコール濃度・量・時間によって
酔い方がかなり変わってきます。
また安いワインでも、ブドウが豊作の年は
品質も良いので、値段によって一概に安い・悪いとはいえません。
もちろん、不味い酒もありますが、
不味い酒を飲んだから悪酔いというのは、
不味い酒を出す料理店の料理の質も低いなど
気分的なものもあるでしょう。
つまり、美味しく飲んで気分良く酔えたときは、
酔っていても心地よく感じることができ
不味い酒のときは、同じ酔い方でも、気分を悪く感じやすいということです。
二日酔いにならないための対策や
アセトアルデヒドの分解に役立つ食事(おつまみ)が書いてあります。
枝豆は美味しいし良いですよね。