実話に基づいていても、創作でもかまいませんがあまり現実離れしていないものがいいです。「祇園の教訓」のようなエッセイよりも小説の方がいいです。 「さゆり」「長崎ぶらぶら節」などは既読で、いいなぁと思いました。このような話が好きな人が気に入りそうならば、芸者さんでなくても女性主人公でなくてもOKですが、日本的な設定、お話がいいです。 お勧めを教えてください。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0369.html
松岡正剛の千夜千冊『江戸っ子芸者一代記』中村喜春
中村喜春
『江戸っ子芸者一代記』全3冊
とてもいい感じですね!
さゆり(京都)、ぶらぶら(長崎)は関東の話ではなかったので興味深いです。英語を学びに行った方という点もおもしろそうだし、気風のよさそうなお話といういのも◎です。
一絃の琴
宮尾登美子の作品の多くは女の生き方を描いたものですが、その中にはいくつも伝統芸能と密接に関わったものがあります。これはその代表かな?
宮尾さんは女性の生き方を描く有名な方のに思いつかなかったので、よい提案ありがとうございます!
なかにしさん(ぶらぶら節、赤い月など)や「さゆり」のA.ゴールデンは(小説は女性主人公ですが)男性作家だったので、女流作家さんの作品にもトライしてみます。
おもちゃ (集英社文庫)
新藤兼人監督が原作に回り深作監督で映画になった作品です。少女とサブキャラクターたちの瑞々しさがステキです。
「さゆり」の時代や設定と重なる部分もあり、日米著者比べではありませんが、オーバーラップさせて楽しめそうです!祇園モノ(ですよね?)好きにはよさそうですね。
http://www.soshisha.com/book_search/detail/1_479420177X.html
江戸っ子芸者一代記 | 書籍案内 | 草思社
中村喜春(著)
「新橋芸者列伝」
序の舞 (中公文庫)
地唄・三婆―有吉佐和子作品集 (講談社文芸文庫)
花櫓 (講談社文庫)
宮尾登美子さんの『序の舞』は、画家の上村松園さんがモデルといわれています。
有吉佐和子さんの『地唄』は、地唄演奏家の父と娘の葛藤を描いた作品です。
『花櫓』は、皆川博子さんの時代もので、歌舞伎の中村勘三郎の娘たちの、それぞれの生き方(一人は、役者の妻となる)を描いた作品です。
ほかに、群ようこさんの『小美代姐さん花乱万丈』もいいです。群さんご自身の小唄のお師匠さんで、元浅草の芸者さんの半生記です。
いろいろおすすめありがとうございます!
梨園のお話も読んだことないのですが、面白そうです。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2004/01/post_9.ht...
[書評]芸者(増田小夜・平凡社ライブラリー): 極東ブログ
芸者―苦闘の半生涯 (平凡社ライブラリー)
「芸者 苦闘の半生涯」(増田小夜)をお勧めします。幼くして芸者に売られ、戦中戦後の混乱期を生き抜いた女性の数奇な半生の話です。波乱な人生というよりもむしろ、「壮絶な」がぴったりくる生き様です。
「極東ブログ」のレビューが参考になるかと。
「さゆり」を髣髴とさせる背景ですね。でも、さらに壮絶そうだし、戦中戦後の苦労にも多く触れられていそうですね。
越後つついし親不知・はなれ瞽女おりん (新潮文庫)
水上勉の「はなれ瞽女おりん」は如何でしょうか?
岩下志麻の映画も有名ですね。
情熱的(?)な恋物語の雰囲気もあって、時代背景(戦争、戦後)も含んでいて波乱な感じがしますね。
http://www.bk1.co.jp/search/search.asp?kywd=%94%92%8E%D6%82%CC%9...
オンライン書店ビーケーワン
すみません、ISBNの使い方が分からなくて。島崎英治さんの「白蛇の舞」「一鶴の羽衣」をお勧めします。どちらも花街のお話で、実話を小説化しています。結構読み応えあります!
実話の小説化もやっぱりいいですよねぇ。
昭和初期が舞台のものが花街の話には多いようですが、花街の栄枯盛衰が記録・記憶に残っていて時代物というほど古くないのが激動の昭和ということなのかもしれませんね。
http://www.bk1.co.jp/product/975902
オンライン書店ビーケーワン 404 ページを表示することができません
「あゝ野麦峠」ですね、ちょっと主旨とはずれているかもしれませんが・・・
女工たちの壮絶な生き様が書かれています。
女工さんのお話ですね!
春琴抄 (新潮文庫)
谷崎潤一郎の名作。春琴という盲目の三味線師とその弟子佐助の奇妙な恋愛についての物語です。句読点がまったくうたれていないのに頭に内容がスッと入っていく文章は有名で、日本文学最高の美文といわれています。
日本文学史の中でも崇高な感じがする名作って感じですね。読んだことないけど、挑戦する価値がありそうです。
芸妓峰子の花いくさ―ほんまの恋はいっぺんどす (講談社プラスアルファ文庫)
芸妓峰子の花いくさ―ほんまの恋はいっぺんどす
元売れっ子芸者さんの手記ではありますが、
その人生たるや「事実は小説より奇なり」でした。
「祇園の教訓」を読みましたが、峰子さんには好きな部分と好きになれない部分があります。
それくらいキャラが濃くないとここまで有名にはなれなかったかも知れませんが・・・。
http://www.ntv.co.jp/shitteru/next_oa/000827.html
次回の知ってるつもり?!
女徳 (新潮文庫 (せ-2-2))
瀬戸内晴美の女徳は実在のモデルが存在する小説です。12才で祇園に売られその後東京の花柳界へ、結婚、渡米、女優、まさに波乱の人生を送った嵯峨野の祗王寺の庵主・高岡智照尼がその人。彼女の恋愛の相手として実在の歌舞伎役者や当時の有名ハリウッドスターも登場します。
すごい!おもしろそうです。渡米、海外スターとの恋とか、ストーリー・人生が耐え忍ぶだけではなく華やかそうです。
流れる (新潮文庫)
家政婦の目からみた芸者が描かれている小説です。
題名どおり流れるような文体がすばらしいです。
芸者の世界を覗き見した気分になる一冊です。
家政婦の視点からというのが新しいですね。
花街の裏側を垣間見た気分になれそうです。
http://www.1101.com/
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URLはダミーです。
たまたま今日BSでやっていたのですが、『婦系図』泉鏡花
泉鏡花も読んだことないですが、今度チェックしてみます。
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