これはよくある話しです。私も何社かで働いたことがありますが、まったく同じ状態のこともありました。
開発費として毎月何百万も飛んでいくのに開発自体はまったく進まずマネージャーはスケジュールばかりを何度も書き直すだけで製品はいつになっても完成の見通しさえつかない…
逆に、仕様書が固まった時点で開発が始まり、開発を始めた後はいくらかけあっても仕様書の変更を認めなかったり、仕様書と異なる部分があったら作りなおされるところもありました。
このようなところで働いているときは”頭固いよなぁ、少しくらいは認めてくれてもいいのに”なんて思いましたが、結局こうしておかないと開発が進まないからで、完成後の新しいバージョンの仕様でダメな部分をきちんと反映していました。
同じように開発が進まないところでは、改善するために、開発を外部に委託するという手に出たところもありました。社内で仕様を考え、開発までおこなうと、馴れ合いで変更に変更が重なりダメという結論からの行動です。始めは”ここで開発している私はどうなるの?!”なんて思いましたが、会社的には開発費も抑えられ成功でした。