http://www.hatena.ne.jp/ダミー:detail]
こんにちは。
また回答します。
これは自分の意見なのでURLはダミーで失礼します。
プロジェクト全体を通して大切なことは製作者全員の意識やイメージの一致だと思います。
以前、ぷよぷよやバロックを製作した米光一成さんとお話する機会があったので聞いたのですが
仕様書を作成しても誰も読まないので、製作の最初スタッフに
今回のイメージはどういう感じであると映画を何本かみせたそうです。
そういったことで作成中にデザイナーからも意見が出てきたり
半分丸投げの状態になったときも上手く言ったそうです。
これは私の経験談なのですが、以前ほとんど仕様書がない状況で仕事をしたことがありますが
その際たまたまディレクターと同じゲームをやっていて
ディレクターのいっていることがあまり指示が飛んでこなくてもなんなくわかったという経緯があります。
必要なのは相手がどう思っていてそれをいかに伝えるかということなので
そういう点では仕様書という文章もよりもイメージボードなどが分かりやすいのではないでしょうか。
だた、設定は状況によって変わってゆくので
どのように変更されたかという仕様書が書類としてキチンと残されているというのは分かりやすくて助かります。
それに、前の質問のコメントでおっしゃっていたカップルの痴話げんかのようなことは避けられますよね。
その仕様書が更新されたときにプロジェクトに関わる人全員に伝わらなければいけませんので
更新された情報を定期的に全員に発送するメーリングリストや会議が必要だとおもいます。
(以前、仕事で企画さんがグラフィックのモーション班にだけ情報を伝えて
プログラマーが何も知らないという現象が起きていました。
ここが更新されているよ、そんな話知らない!という責任の擦り付け合いが…)
そのためにも定期的な業務報告が必要になってくるのではないでしょうか。
②は潤滑にプロジェクトを進めるというよりはモチベーションアップに効果的だと思います。
一部の人にしか連絡されない&自分の意見を言うことができないというのは
そのプロジェクトに参加する意欲がどんどん薄れていき、生産性の低下に繋がります。
アイデアがどんどん出て収集がつかないという危険性はありますけれど
「いつでも自分の意見が言える」という環境を作り出し、
プロジェクトに積極的に参加する意思を一人一人がもつことが大切なのではないでしょうか。
それにメーリングリストもよいと思いますが
週に一回のペースでミーティングをするとか(大人数だと無理かもしれませんが…)
直接話し合えるような雰囲気をつくるのもいいかなと思います。
(その場合は議事録をとるのが不可欠になりますが)
あと、下っぱの意見なんですけれども
変更や修正がかかる場合にその理由を明確にしてほしいと思います。
最終的には作業をすることになるのですが
やはり機械ではないのでこちらの気持ちを考慮して
「なぜこの作業が必要なのか」ということを納得させてもらいたいです。
こう考えるとどれもコミュニケーションなんですよね。
情報を潤滑に伝えるということを意識して
さらにそれを組織化することで状況は改善されると思います。
それに現状の悪いところを改善しようとしている動きが見えるだけで救いになると思います。
いろいろ試行錯誤をしてゆけば良いプロジェクト、
ひいては良いゲーム作りに繋がるのではないかと思います。
どうか頑張ってください。