必ずその物語の内容もしくはシーンの説明を入れて下さい。仔細であれば嬉しいです。
説明が面倒な場合は、仔細な内容が書いてあるサイトのURLを挙げていただければそれで十分です。
(『隣の家の少女』とタイトルを挙げるだけでなく、「隣の家の美少女が虐待を受けており、主人公はその虐待に参加させられる。その虐待の内容は淫行、暴力、縛り、吊るし、切り刻み、焼印など。最後は監禁に到り、少女は殺害される。発見時の屍体の描写も〜という感じで精緻。」という感じで虐待の内容も書いて下さい。http://bk1.hatena.ne.jp/1122422363のように紹介だけでは終わらせないようにして下さい)
ホラー、SF、感動系なども期待しています。ゲームも物語の範疇とします。既出のものは出来るだけ外して下さい。より長い説明が出来る場合は再度挙げて頂いて構いません。
http://07th-expansion.net/Soft/Prolog.htm
「ひぐらしのなく頃に」のご紹介
ひぐらしのなく頃に
パソコンで読む、同人サウンドノベルです。
テスト前にそれを読んで、テストがさんざんになるくらい怖いものでした。やるならば夜の2時に・・・。
ある田舎の町で、毎年決まって連続殺人事件、神隠し事件が発生する。それも決まって同じ日に・・・。
通称、「綿流しのお祭り」
ここからは長くなるので、その製作サイトのurlを貼っておきましたです。
プレイ済みです。ひぐらしは怖いと評判ですね。
少しのずれから腹の探り合いになって、人間関係が破綻し、悲劇が起こるというのを巧く表現していると思います。(批評家気取りで申し訳ありませんが。)
URL先は概要ですし、どの辺りが怖いのかも解りにくいので、もう少し仔細に書いていただけると幸いです。
と、指示が抽象的なので当方から例を挙げますと、
「ほのぼのとしていた日常パートが続いた後、少しずつ破綻の合図が組み込まれていき、主人公は徐徐に事件に巻き込まれていきます。伏線が一通り揃った後、主人公は素晴らしいほどの疑心暗鬼に取り付かれ、一度嘘をついてみるとヒロインが急変し、疑心暗鬼に凄みがかかります。村人全員が殺人犯だという結論に到った主人公は自分も殺されると管理概して、破滅の道へと歩んでいき、最後には親友たちを自ら殺します。」
これぐらいの紹介は欲しいかな、と思っています。
http://elleryqueen.seesaa.net/article/4247794.html
カンガルーは荒野を夢見る: 限りなく透明に近いブルー 村上龍
「ドラッグ、性描写、暴力」などの描写が強烈で「うぇ」という感じでした。詳しくはリンクを参照。ここに書かれている方と読んだ時期や思ったことはほぼ同じ。読んで15年ぐらいたちますが、ネガティブなイメージしか残ってなく、読み返してません。
返答有難う御座います。
リンク先も見てみましたが、どのようにドラッグ、性描写、暴力の記述がされているのかは解りませんでした。ドラッグがどのように利用され、性描写としてどのような行為が描かれ、暴力としてどのような力が書き込まれているのかを知りたいと思っています。例えば、無理矢理ドラッグを打たされて性行為を強要され、果てに監禁、殺害など、物語の一連の流れにおける少し細かいところを知りたいわけです。
つまり、鬼畜系の作品が挙げられた場合は「嫌悪感を催す行為とはどのようなものか」を(物語を媒介として)知りたいと当方は思っております。
「思ったこと」や「印象」は「読後感悪い」という縛りを掛けているわけですから、「どのような内容だったから、その読後感を得られた」というところを主眼に置いて欲しいと思います。
文句が多いように思われるかもしれませんが、try100さんのみに向けた返答ではございません。今後の回答の指針を与えるためとご理解、ご容赦下さい。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=19873512&introd_id=Xm...
殺人鬼 2 逆襲篇/綾辻行人/著 [本] セブンアンドワイ ヤフー店 - Yahoo!ショッピング
綾辻雪人著『殺人鬼Ⅱ』です。(なぜⅡなのかと言うと、単に自分が先にⅡを読んだからです)
簡単な粗筋についてはURL先をご覧頂ければと思います。適当な個人HPが見当たらず、ネット書店で申し訳ありません。
題名どおり、『Ⅰで出没した殺人鬼が再び復活して殺戮を始めた』という導入ですが、とにかくグロイ。
動けなくされた後口に消火器を突っ込まれて噴射され、腹が破裂してしまう看護婦や(舞台は病院です)、
口から木刀を突きこまれて肛門までブチブチと(この擬音がまた…)貫通させられる男や、
頭を踏み潰されて殺された我が子の肉を無理矢理食べさせられて狂う母親、etc。しかも全て『生きたまま』というところが凄い。
殺害方法もさることながら、色や動きや音の描写が秀逸で、一度読んだだけで忘れられない衝撃でした。友達と飲んだ帰りに本屋で立ち読みし、貧血を起こしかけて取りあえず購入したものの暫く食欲減退。心の底から『読まなきゃ良かった』と思った本です。
>動けなくされた後口に消火器を突っ込まれて噴射され、腹が破裂してしまう看護婦や(舞台は病院です)、
>口から木刀を突きこまれて肛門までブチブチと(この擬音がまた…)貫通させられる男や、
>頭を踏み潰されて殺された我が子の肉を無理矢理食べさせられて狂う母親、etc。しかも全て『生きたまま』というところが凄い。
おおー、これぐらいの描写があれば嬉しいです。
ありがとうございます。
http://www.hatena.ne.jp/1129473516#
人力検索はてな - 読まなきゃよかった物語を教えて下さい。ネタバレ推奨ですので、閲覧の際はご注意下さい。買わなきゃ良かったとか時間を無駄にしたなどではなく、「トラウマになった」「暫..
ひぐらしのなく頃に、鬼隠し編の描写ですね。知られていた上、説明不足だった様なのですいませんでした。というわけで、別のをあげさせてもらいます。
羅城門
高校の教科書で読んだのが最初です。
気になったので、原作を読みました。怖いというより、人間の生きるための残酷さが鮮明に現れていて、あまり読んでいい気持ちはしませんでした。なんであんなのえらんだんだろう・・・・。
では、説明です。
かつて、栄華の象徴とされていたら城門も、地震、辻風などの災害が続き、衰える一方の洛中の荒廃と共に、世の吹き溜まりと化した舞台で、生きるあてをなくした若い下人がその門の下にたたずんでいる。
前途あるべき青年が飢え死にを心配して思い悩んだ末一夜の宿を取る為に死人の置き場になっている門の上に上っていく。場面は暗闇の世界に変わり、悪臭を放つ死体をまさぐる老婆がいる。これを見た下人の心は、怪しい決意をするにいたる。老婆から衣服を剥ぎ取って、「黒洞洞たる」闇の中に姿を消す。
人間のエゴイズムがどのようにして闇に傾いていくかが暗示されている。
ああ、手が痛い・・・。
ところで隣の家の少女って実在するものですか?
再度有難う御座います。羅生門も有名ですね。当方も教科書に採録されていた記憶があります。
「隣の家の少女」はジャック・ケッチャムの作品で、何らかの事件をモチーフにして描かれたものなので、実在するといえば実在するかと思います。
回答としては駄目な部類です。
ただし作品中の主人公の生い立ちは後味が悪いと評価する人も居るかもしれません。
「もう悲しくなんか歌わない」
少女の目線で描かれた小説です。主人公は両親の離婚により母親に引き取られるのですが、やがて母親は再婚。この主人公ですが、とにかく虐待を受けまくります。しかし、明るくけなげに頑張ってしまう。イトコに寝袋の中で悪戯されたり、じいさん(隣の家のじいさんだったかもしれません)に性的虐待をされてみたり、挙句の果てに養父にまで散々な目に遭わされる。それでも頑張ってしまう。
感動物?のようなキャッチコピーですが、それはもう、ものすごく憂鬱な気持ちになりました。あんな目に遭って前向きになんて私ではとても考えられない。グロい小説もエロい小説も、別に余りなんとも思いませんが、これは何だか精神的に参ってしまって、何度か読みましたが手放してしまいました。
「ミッドナイトミートトレイン」
内容がタイトルのままでした…。真夜中の人肉列車、というところです。血を抜かれ、毛をそられ、逆さ吊りにされた全裸の死体を発見したカウフマン。彼の見た肉切り包丁を手に、死体を処理している男こそ、地下鉄内連続惨殺事件の真犯人…この殺人鬼マホガニーは、人肉を食う集団に、人間の体を提供する役目を担っていて、という話です。いや作者を考えれば或る程度それもそーかな、と思ってしまうんですが(表紙もすごかったし)。とにかくその描写の気持ち悪さに、私にしては珍しく一度で読みきれませんでした。彼の作品では「ダミネーションゲーム」も結構気持ちが悪かったんですが、あれはどっちかっていうと精神的にものすごく疲れる小説でした。この作品は、創造して気持ち悪さにくらくらしてしまいます。
「ストーカーズ」
これも最悪でした。あるアパートの一室で、臓器を取り出され、全裸となって変わり果てた美人OLが発見されます。で、ストーリーが進むうちに彼女を取り巻く異様な状況が明らかになっていくわけですが…。なぜ、ストーカー「ズ」なのかは、すぐにお分かりかと思います。そう、彼女は複数の人間にストーキングされていたわけです。しかも全員もう変質者。とにかく最初から最後まで、グロいです。途中で、ある人物が家族を殺しちゃうんですが、そこのシーンがすごい。考えられない気持ちの悪さです。音とか聞こえてきそうです。ラストがまた、ちょっと有り得ない。ラストに向けて突っ走った気持ちの悪さが一気に爆発、って感じです。こういうお話にはありがちな「臓器のお持ち帰り」ですが、その臓器が後半いろいろされちゃうんですが、それがまたなんだかもう最悪な処理をされてしまいます…思いっきり想像してしまい、胸焼けしてしまいました。いやー最悪でした。
ブラボーです。ありがとうございます。それぞれ虐待、カニバリズム、人体分解ですね。
興味が湧いたものを読んでみようと思います。
再度有難う御座います。しかも詳細に書いていただいて感無量です。
我々のそれとは違う日常描写を繰り返されるのは確かに嫌悪感があるかもしれません。しかも薬物依存、乱交の描写があるのですね。『溝鼠』でストーリーが無いような感じでしょうか。
>文章そのものを引用しないと、なかなか伝わらない気がします。
その点については十分理解しているつもりです。概要よりも少し踏み込んだ内容が知りたいので、この返答で十分満足です。
題名は、
笑ってられない「北朝鮮」画報 (別冊宝島)
サブタイトルが、テレビ・新聞が報じない、あの国の素顔 です。
URL見るだけでは別に?と思うかもしれませんが・・・面白半分で買って読んだあとに正直不愉快になりました。
グロイのが42ページから始まる「身の毛もよだつ 収容所 「処刑 虐待」事典です。
くだらない理由で処刑される人たち。処刑される人の本名ものっています。そしてその処刑方法が克明に書かれています。
公開銃殺刑、トラックでひきずりまわす刑、公開絞首刑、投石刑、生き埋めの刑、人体実験の刑、カルビで女釣り、妊婦の強制堕胎処刑・・・これが一番不愉快だった。妊婦のお腹に板を乗せ足で踏みつけて胎児を出したり、かなづちで後頭部を叩いて目玉を飛び出させる、陰部からスコップの柄を押し込み咽喉まで通す方法・・・(以上文面より)、あとは釜ゆでの刑、小便をかける、マイナス15度でさらし刑、休職処罰・・・・
この本、処分したいのですが・・・だってとてもじゃないけど、子供が大きくなったら見せられない!でも、捨てられない理由は北朝鮮ツアーの漫画が面白いからです。
欲しかったらあげます。
>強制堕胎処刑
これは始めて聞きました。その他、処刑の仔細な方法もありがとうございます。
鬼畜な虐待法を探すには、処刑についての本を読むのも良いのかもしれませんね。
>欲しかったらあげます。
送料が高くなると思いますので、遠慮させていただきます。
「胸像たちの晩餐」ガストン・ルルー/飯島宏 訳
この作品で(訳で!?)初めて 『いざり』 とゆう語句を知りました。 …とにかく言葉の響きが不気味ッ!! どうしてなのかは判らないのですが、何やらゾッとさせられる感じ。 で、問題のシーンはとゆうと→
(語り手である)ミシェル船長が、興奮した胴体人間の一団に取り囲まれて…気が付くと腕が片方失くなっていたとゆう場面。
コレを読んだ私は相当この場面が気に入ってしまったらしく、文章が頭の中で映像(超リアル)に変わり、何度も夢に出てくる始末。 あぁ!読まなきゃよかった…。
でわ最後にジェラールから一言…
「ああ! ミシェル、わたしはまさか、きみの肉がこんなに柔らかいとは思わなかったよ!」
いざり ゐ― 0 【▼躄/〈膝行〉】
〔動詞「躄(いざ)る」の連用形から〕
(1)膝や尻をついて移動すること。
(2)足が立たない人。
gooの国語辞典より。
自分も知りませんでした。いわゆる「だるま」なんですね。
URLも参考になりました。ありがとうございます。
http://ww5.tiki.ne.jp/~go_mad/ketchum/murder.htm
HIGH TONED SON OF A BITCH ! ◆ THE WORLD TOF JACK KETCHUM◆ケッチャム作品と実話
/ / | |
著者のジャック=ケッチャム氏はどちらかと言うと
マイナーな作家です。(残酷小説の旗手とも言われています。)
当時、知人に言われて何気なく手にとって読んでみた所、多大な衝撃を受けました。
あまりにも物語に救いがないのです。
表現など技巧を凝らさずに直感的に描かれており(あああ、うぅ、ぎゃあ、などの間接詞も多いです。)、
読み手にも少女同様、多大な苦痛を被ります。
すると、読み手は早く楽になりたいとの一心で
ページを繰る手が止まらなくなるのです。
読後、読み手は胸の悪さと同時に多大な開放感
を味わうことになります。
前置きが長くなってしまいましたが、この作品
の内容について説明します。
簡単に言いますと、この作品は実話を基にした話(インディアナ 少女虐待事件)
で複数の少年達が一人の少女を監禁し、散々物のように扱いやがて決して避けることの出来ない結末を迎えます。(国内では、一個人に与えた苦痛では史上最悪とも言われている「女子高生コンクリート詰め殺人事件に極めて酷似した内容になります。)
読まないに越した事はないのですが、人間という存在を知る上で私はあえてこの作品を多くの方に読まれる事を望みます。
隣の家の少女は電車の中で読み終えたので、個人的には余り印象に残っていませんが、残酷描写については定評のある作品であると思います。
概要ではなく、もう少し虐待の方法などを詳しく書いていただければ幸いです。秘所に”I am a prostitute and proud of it(私は淫売でそれが自慢)”と焼き印を入れられた、などの詳細を書いて下されば嬉しいです。
スプラッタ残虐小説創作の神である友成純一氏の
「獣儀式」「電脳猟奇」「ストーカーズ」を
お勧めします。始めて獣儀式を読んだ時は
吐きそうになったほどです。
詳細は下記URLをご参照下さい。
http://www.h4.dion.ne.jp/~abcdefg/tomonari.html#kemono
参考になるURLありがとうございます。
>人間は逃げないように足を折られ、密閉された教室の中で糞尿と蛆虫にまみれながらブロイラーの様に”飼育”されていた。
このあたりはヤプーにおける黄色人種を彷彿とさせますが、あれはそういった行為から光悦を得ていた点が違うかもしれませんね。
名探偵瀬川みゆきを主人公にしたミステリです。
彼女は過去に自分の推理により、自分の妹を追い詰めることになってしまいました。
妹に過失はなかったものの、すでに名探偵として名をはせていた瀬川に、指摘された犯人として妹は迫害を受けます。
そして、妹はそのショックで死んでしまいます。
そこから、物語ははじまります。
真実により自分の妹を傷つけた瀬川は、因果や運命と言った物語に全てを帰さず、人は運命の輪から逃れられる、妹は助かる道もあって、それは自分が劣っていたから見つけられなかっただけなのだ、と信じ因果や運命を乗り越えようと名探偵を続けていました。
ところが、今回の事件で瀬川は妹そっくりの少女と出会います。
そして、またしても、瀬川は真実を突き止め、少女を殺すことになってしまうのです。
(今回は少女に過失があったわけではない。ここにミステリのメイントリックがあるので、ここだけは伏せさせてもらいます)
瀬川はまたも妹を殺してしまったのです。
ですが、瀬川は、二人は死ぬことによって自分を甘やかした、二人は逃げたのだ、努力を放棄した軟弱な者なのだ、と彼女たちを責めます。
人はどこかで自らの足で立ち、自らの行いと対決しなければならないのだ、と自分を強くもたせます。
そして、最後に瀬川は「誰でもかまいません、どうか私に救いの手をさしのべてください」と祈って小説は終わります。
ミステリとしては、後期クイーン問題という比較的ありふれたテーマですが、私が始めてその問題に触れたのが、この作品なので挙げさせてもらいます。
思春期、というか幼い頃にこの作品を読んだのですが、物語の中でも、現実でも、頑張れば願いは叶うんだ、と信じていました。
ところが、こんな物語を読んで「どうして、瀬川は頑張ってるのに助けをこわなくちゃいけんだろう。どうして、幸せになれないんだろう」と悩んでしまいました。
思えば、これが私の思春期のはじまりだったと思います。
それから、努力しても無駄なのかなあ、なんて考えたらニート(そんな言葉なかったけど)になってしまっていました。
というわけで、読まなきゃよかった、と思った物語です。
これまでとは違った色の本の紹介有難う御座います。こういった色の物語も返答として期待しておりました。
後期クイーン問題も「後味が悪い」と確かに言えそうです。
ただ、メタフィクションと同様、何度も目にしていると、「またか」と感じてしまうのは自分だけでしょうか。
id:REVさんからポイントを頂きましたので、その分(予定よりも)延長させていただくつもりです。
「はだしのゲン」は(学校の図書館にあった)漫画でしか読んだことがありませんが、アニメになると確かにインパクトが強くなりそうです。
どのあたりがトラウマになる描写なのかを書いていただけると幸いです。一番きつかったポイントなどを細やかに聞けることを期待しています。
回答ありがとうございます。
Amazonの方も見てみましたが、少し物足りないような気がしました。
>緊縛、浣腸、剃毛、言葉攻め、局部のみのファック、それだけです。
これらの描写が精緻で、セックスに嫌悪感を持つようになったのでしょうか。
再回答ですのでポイント不要です。オープン分お返ししておきました。昨日布団に入ってから他の様々な作品を思い出してしまいましたので再度紹介させていただきます。
ひとつめは、まあ一般的ではありますがポーの「赤死病の仮面」です。短編です。表題作ではないのですが、これに収録されています。実はこの作品、小学生の頃に読んで以来トラウマになっていました。ストーリーについて簡単に紹介します。全身に鋭い痛みが走り、体中の毛穴から血を噴出して死んでいく「赤死病」という病がその国で猛威を奮います。そんな中プロスペロ公爵は、健康な紳士淑女1000人を集め、閂をとかした城の中で酒と娯楽にふけります。外では恐ろしい病によって人々が死んでいく中、彼らは怠惰な時間を過ごします。その城の中には色で分けられた7つの広間があり、ある日そこで舞踏会が催されます。そこで公爵が「赤死病の仮装をした男」を見つけ、黒の広間まで追い詰めますが、そのまま息絶えます。男は実態のある人間ではなく、赤死病そのもの…瞬く間に城の中に病が広がり、城の中は闇と赤死病と腐敗が支配する、というお話です。これが全ての、短いお話です。原文で読んだわけではありませんが、とにかく嫌な感じで満ち溢れたお話です。そもそも、外で恐ろしい疫病が流行っている中で快楽に耽るという設定がもう嫌ですが。この話が子供の頃からずっと、それはもう鮮明に残っていました。が、子供だっただけにタイトルも作者も思い出せず。先日ふと、そういえばポーかも、と思って取り寄せてみたところビンゴでした。しかも、よほど印象に残っていたのか、記憶のままの内容でした。色が詳細に表現されているせいかイメージに残りやすかったんでしょう。読まなければよかったと思いつつも、なんだか気になってしまい買ってしまうあたりは、「怖いと思いつつ恐怖映画を見る」ようなものだと思っていただければ。今日久々に読んで、また嫌な気分ですが、多分この作品は繰り返し読むことになりそうな気がしています。
「異常快楽殺人」
実際のシリアル・キラーたちの犯罪に関して、克明に記されています。エドワード・ゲイン、アルバート・フィッシュ、ヘンリー・リー・ルーカス、アーサー・シャウクロス
、アンドレイ・チカチロ、ジョン・ウェイン・ゲーシー、ジェフリー・ダーマーの7人が紹介されていますが、殺害方法やらなにやら、それはもう細かに説明されています。どこから刃物を入れてどこに向けてどう切り裂いて、どうやって肉を食べて(全員が食べたわけじゃないですが)…という説明が、それはもう仔細で、ぐったりします。特に嫌なのはチカチロに関する章です。男女年齢問わず、がんがん殺してがんがん食べてしまいます。すごいエネルギーで読んでいるだけで精気を吸い取られそうです。同じ殺人物で「殺人全書」(こっちは国内の猟奇殺人…年代は古めのものについての本)も途中まで読みましたが、それよりは文章的に随分読みやすく分かりやすいにも関わらず、疲労度は100倍くらいです。とにかく疲れる本です。
ゲームからも2つ紹介します。一つ目は「刻銘館」です。
長旅から戻った王子は、父である現国王に会うために城を訪れますが、国王が突如、何者かの手にかかり暗殺されてしまいます。それは第二王子と大魔導士の策略で、王子は国王殺しの濡れ衣を着せられ処刑の身に。しかし処刑執行の日、奇跡が起き、王子の無念な魂は、邪悪な魔神の力を借りて現世に甦り、暗黒の館へ降臨。その館は、かつて世界を震撼させた魔神が眠る”刻命館”で…というストーリーです。ゲームは基本的にものすごい単純作業です。
侵入者の出現
↓
作戦画面(トラップ設置)
↓
作戦実行
↓
侵入者の全滅
で、魂を奪ったりとかして進んでいくんですが…、プレイしているとすごい憂鬱な気分になりました。それでもついクリアするまでやってしまったんですが。単純作業なのでつい熱くなるんですが、後から思えば非常に恐ろしいゲームでした。なんたって「人間狩り」が目的のゲームですから。いくら目的があるとはいえ、かなり怖いです。
もう一つは「ムーンライトシンドローム」。
参考URLは、
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tamamo/talk2/013.htm
これも非常に疲れるゲームでした。舞台は高層マンションが立ち並ぶ新興都市。執拗につきまとうストーカー、耳を犯す妄想電波、高層団地からの飛び降り自殺。10篇のオムニバスストーリーのどれもが、非常に陰鬱で鬱陶しいです。画像も気持ち悪いです。終わったあとしばらくは、何をやってても憂鬱でした。かなり健康状態が良くないと、やばそうです。最悪です。
長文失礼しました。しかし、考えればまだまだいっぱい出てきそうで、ちょっと怖いです。
長文での返答、本当に有難う御座います。
ポーは全く読んでいないので、詳細な物語の説明がとても参考になりました。赤死病の仮面、いつか読んでみようと思います。
「異常快楽殺人」はノンフィクションもの、しかも仔細に書かれているようなので、非常に興味が湧きました。こちらも必ず読みます。
「刻銘館」は知人がプレイしていたのを見たことがあります。「ムーンライトシンドローム」は知りませんでしたが、参考URL先の詳しい解説で概要がつかめたように思います。
どうもありがとうございました。
最悪な小説というと思い出すのが、山田悠介の「×ゲーム」ですね。
小学生のころ×ゲームと称して、女の子を苛めていた主人公やその友人、教師に対して、苛められていた女の子が、自分が行われたのと同様の方法で復讐するといったストーリーなのですが、苛め方は読んでいて気分が悪くなるものでした。
また、ラストで女の子は主人公を殺すことなく死亡し、復讐劇は終えたはずなのに「呪い」により結局主人公も・・・となるところなど「散々、リアルな話しといて呪いって・・・?」と理不尽さえ感じます。
山田悠介は、リアル鬼ごっこなど話題となったので、一応、数冊は読んでみたのですが、どれも期待はずれでしたね。文章の稚拙さ、どの小説も「救いようがないラストを迎える」ところなど読んでいてあきます。
その中でも最悪と感じたのでこれを挙げました。
回答ありがとうございます。二重の意味で最悪なのですね。
出来れば苛め方をもう少し書いて欲しかったかな、と思います。
http://www.webdokusho.com/shinkan/0204/t_1.htm
www.webdokusho.com
辻内 智貴著の「セイジ」です。
「純粋であるがゆえに、不器用な生き方しかできない
男たち」という帯にひかれて読みましたが、
片腕を無くした少女を前にして自分の腕を切り
落とすというところで、正直、ヒキました。
とても、読後感が悪かったです。
ありがとうございます。
>片腕を無くした少女を前にして自分の腕を切り
>落とすというところで、正直、ヒキました。
純粋さを突き詰めると気持ち悪くなるということでしょうか。
恋人の行き過ぎた思慕で主人公が…というのは比較的よく見かけますが、主人公が被思慕側のことが多いので、これは少し違うのかもしれませんね。
どういう流れで腕を切り落とすのか、そこまでの思考をどう描いているのか、非常に気になります。
回答者13です
アニメーションではケロイド状態になった人間が集団になって次々川に飛び込んでゆく様子や、ドザエモンのお腹が腐敗してパンパンにふくらみ、発酵し一気に破裂する様子、馬が丸焦げになって焼け死んでゆく様子、死体に蛆虫が大量にたかって中の人間がのた打ち回っている様子などが特に印象に残っています。
漫画でもそのような描写はきっとあると思います。
図書館にある「漫画」は限られていたのでみんなむさぼるようによんでいて、私のところまで順番はなかなか回ってきませんでした(読むつもりもなかったですが)。
質問は「本を読んで」とあるのに映像のことで申し訳ありません。
詳細な説明ありがとうございます。
アニメを見たことはありませんが、漫画版にはそのような場面があったように思います。アニメで見たら、さらに衝撃的になるのでしょうね。
読後感最悪、もう背表紙すら見たくない!でも捨てられない・・本ですね。
ケッチャムが一番当てはまると思いますが、それはもう挙げられているので別のを。
「暗い森の少女」ジョン・ソール
ウサギを追って森の中へ消えた少女、グロい版「不思議の国のアリス」。
突然肉切り包丁で子供がメッタ刺されたり、首を落とされた猫の死体と死姦を強要されたり。
淡々と続く死体フィルム。
「我らが影の声」J・キャロル
兄が死んだのはぼくが13歳の時だった。感電死。
いやそれは嘘、本当はぼくが・・・
素敵なご婦人と知り合い、幸せな生活を送る僕に
纏わりついて離れない悪夢の螺旋。
上がっても下っても、螺旋・螺旋・螺旋。
・・・「リトル・ボーイと遊ぼうよ、ジョーイ」
「死のロングウォーク」S・キング
近未来のアメリカで開かれる、14歳~16歳の少年百人を対象とする競技、ロングウォーク。
ルールは簡単「南へ向かってひたすら歩く」だけ。
ただしゴールはありません・・・
歩行速度が落ちたら3回警告後に射殺。
立ち止まってもズドン、やめたくなってもズドン。
最後の一人になるまで終わらない死のゲーム。
引用ー
「そんなばかな!永遠に生きたいとでも言うのか?」
「イビサ」村上龍
全てラストに収束する為の破壊的ストーリー。
暴力的シーンから来る衝撃では無く、内部(精神)破壊力を持った小説。
主人公が旅するうちに超能力を身に付け、言語波を送って相手の思考を読み取れるようになるのですが(これだけ読むとお笑いですね)
その言語波で読み手をじわじわ内から食い尽くします。
四つもありがとうございます。
>首を落とされた猫の死体と死姦を強要されたり
これは初めて聞きました。ちょっと新鮮です。
下の三つは静かな恐怖みたいな感じですね。
これまで挙げられた本はスプラッタ系が多かったのですが、こういう本もお待ちしております。
なるほど、ハッピーエンドと思わせておいて、最後の落差が来るわけですね。
今では比較的耳にするオチですが、当時としては画期的だったのでしょうか。当時の読者の反応が面白そうです。
「クソガキどもを糾弾するホームページ」をご紹介します。
ご存知かもしれませんが、未成年凶悪犯罪者を実名暴露し、制裁を加えるために開設したサイトです。被害者の怒り、悲しみをしり目にのうのうと生きている犯罪者に、被害者の苦しみの一分なりとも味わわせることを目的としています。
心の中で喝采しながら読んでいるうちに、そんな自分の心の黒さにイヤ気がさしてきて、「読まなきゃよかった」と激しく後悔。
特に「女子高生コンクリート詰殺人事件」は非道の極み。監禁暴行の描写はリンク先をご覧になるとして、私がおそらく一生忘れないであろう場面が、
小泉今日子の「なんてったってアイドル」のテープをかけた。
歌詞の中の「イエーイ」に合わせて脇腹に思いっきりパンチを
いれる。
「痛い」と声を出すとまた殴られるため、こらえるので口が変なふうに歪む。
「先輩、この顔が面白いんですね」
「女子高生コンクリート詰殺人事件」関連のリンクは以下にあります。
ノンフィクションの事件ですね。ご紹介ありがとうございます。
決戦!太陽系戦域〈下〉―銀河の荒鷲シーフォート (ハヤカワ文庫SF)
デイヴィッド・ファインタックの「銀河の荒鷲シーフォート」、第一部(シーフォート青年時代)の最終巻です。
主人公のシーフォートは、乗艦が事故に遭い船長その他が死亡した為、16歳の士官候補生にして宇宙戦艦の艦長になってしまった青年です。
「魚」と呼ばれる未知の宇宙生命体と邂逅し、それを数度に渡って撃退し、「英雄」と祭り上げられますが、本人はひたすら自虐的でいつも劣等感の塊。そのストイックさに惹かれるのか、かれを熱烈に慕う部下が集まるのですが、集まるはしからシーフォートを守って死んでいきます。それがまた本人の自虐志向を加速させていきます。
いろいろあって数年後、この巻(「決戦!太陽系戦域」)ではシーフォートは士官学校の校長を務めています。ここでもいろいろ型破りをやらかしながら子供たちに徐々に慕われていきます。
さて、またも地球に大群で攻めて来た「魚」を撃退するため、シーフォートは子供らの中から特別任務の志願者を募ります。そして「魚」をおびき寄せる音を出す船に乗せ、太陽のすぐ近くにワープさせるのです。子供たちには「危険領域の外だ」と嘘をついて……。
「魚」は太陽の熱にあぶられて溶けていきますが、子供たちもまた、太陽に近づきすぎたことでワープで逃げることも叶わず、高温の船の中で死んでいきます。
嘘と気づきながら「魚」の撃退を中継し、最後までけなげに敵の殲滅を中継しながら死んでいく子供、シーフォートへの怨嗟の言葉を吐きながら死んでいく子供……全ての子供を死地に送り出し、最後に残った「魚」を道連れにシーフォートもまた氏のポイントへ跳躍しようとするのですが――
「魚」はもういなかったのでした。
そして生き残ってしまったシーフォートはまたも「英雄」と呼ばれてしまうのです。
その後、国連事務総長にまでなったシーフォートでしたが、政治的失脚を機に修道院に引きこもり、己の罪を神に懺悔する日々を過ごします。
一人称で書かれたこの物語が、実はこのシーフォートが過去を見つめるために著した回想録であったのだ、という付記とともに、第一部が終わります。
好きなシリーズなのですが、ほとんど毎回「かれらを犠牲にして私はなぜ生き残ってしまったんだー!」というラストなのでしんどいです。引きずられてどっぷり落ち込み、毎回「読むんじゃなかった……」と思います。それでもまた読んでしまうのですが(笑)
(その後、続刊のリクエストが多かったようで、修道院を出た中年妻子もちのシーフォートの物語も書かれています。そしてまた身近な人を亡くしていくのでした……)
物語の詳細な説明ありがとうございます。
>「かれらを犠牲にして私はなぜ生き残ってしまったんだー!」
この一言に尽きそうですね。
英雄の苦悩を英雄の視点から描いた物語、ということでしょうか。
映画化もされた有名なSF小説を挙げます。
【あらすじ】
ある白痴の青年が特殊な脳外科手術の被験体となり、一般人を上回る超知能を身につけるが、
ある日彼と同様の手術を施された実験動物(ねずみ)アルジャーノンの死を目撃。
自らの暗い未来に気づく。
【みどころ】
この小説は青年の日記の形で綴られます。
稚拙な文章が脳手術以降は日を追って改善し、また思考も高度になります。
と同時に、以前の彼が知る由もない人間の「負の感情」を持つことになります。
憎しみ、驕り、嘲り、嫉妬。
「周りでみんなが笑っている。楽しいなあ」
としか思っていなかったが、あれは自分を馬鹿にして笑っていたのだ、ということを理解してしまうのです。
逆に、彼を手術した博士たちさえもが劣等感を抱くまでに突出した知性を得てしまいます。
そのために、以前にも増して彼は孤独になっていきます。
そして後半、実験動物アルジャーノンの死を目撃して、彼は手術の失敗を知ります。
知能退化の恐怖に怯えながら死に向かう過程が、やはり日記の中に克明に刻まれていくのです。
すべてを失う恐怖。だが、思考能力自体が退化し、それさえも消えてしまいます。
そして、知能を失って最後に残る感情が「感動モノ」なのですけれども。
全体として物凄く重たい読後感があります。
アルジャーノンですね。個人的には『心の鏡』採録の中篇の方が、綺麗に纏まっていて好みでした。
これもスプラッタとは違う、静かな恐怖に属する物語でしょうか。
kkkkkkkkさんの細かな描写で、読んだ当時のことを思い出せたように思います。ありがとうございました。
どうやら趣旨が違うようです。
http://www.bk1.co.jp/product/2407572
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ずばり『聖書』です!
特に、新約聖書の一番最後「黙示録」を読むと・・・裁きや審判、という言葉が頻繁に出てきて、“自分も火で焼かれてしまうのか”と思いました。ミッション系の学校に行っていたので、小学生のうちに読んでしまい、すっかりトラウマになってしまいました。
一般に広く知られているのは、聖書協会の「口語訳」聖書ですが、こちらは限りなく直訳に近く、かつ“注釈”もあるので、読み易いと言われています。
>もう一つの読み方を提案する、画期的な新訳。原典に忠実に翻訳し、新約聖書学の目覚ましい進展を踏まえた注を付す。聖書成立の時代史・思想史から難読箇所を解きほぐす。用語解説も収録。普及版も同時刊行。
ありがとうございます。
子供にとって聖書は怖い、ということでしょうか。当方読んだことありませんが、どのような内容なのか気になります。
ありがとうございます。
痒いというのは些細なことながらも、切実な怖さだと思いました。
うずまき (スピリッツ怪奇コミックス)です。
URLは全3巻中の1巻です。私は学生のころこれを読んだのですが、かなりトラウマでした。丸一日ご飯が喉を通らなくなったのを今でも憶えています。
ストーリーは主人公の住む町がうずまきにだんだんと犯されていく話です。始めは近所のおじさんが頭がおかしくなり妙にうずまきに固執するようになり、最後には桶の中で体をうずまきにして死んだのが始まりで、そのおじさんの奥さんがそれが原因でうずまき恐怖症になり、頭がおかしくなり…それがどんどんと街全体に広がって行きます。
私がトラウマになったのはこのおじさんの奥さんがおかしくなり、うずまき恐怖症になったあとのワンシーンなのですが。そのとき奥さんはすでにうずまきを全て見えるところから消すために、自分の指紋まで切り取ってしまい、もううずまきは無くなったと安心しています。ですが、人間の耳の中にうずまき状の器官が存在しており、回りの人間はそれを知られないようにしているのですが。ある夜寝ていると死んだ夫がムカデの姿になって「お前の耳の中にはうずまきがある」と言って耳の中に入って行くんです。(奥さんの幻覚)奥さんは暴れて耳からムカデを出そうとするのですが、出てくるはずもなく。手近にあったハサミで自分の耳をグッサリ。
説明だけだと陳腐なんですが、マンガならではのコマ割りやイラストによるホラー、というのがストーリーをより引き立たせるというか。
これを読んだ直後はそれこそ寝ているときに物音がすると耳にムカデが居やしないか触って確かめたものです。今でもたまにやってしまいます。
正直、本で後々まで残る癖が出来るとは…
ということで、このマンガを上げさせて頂きました。
長くてすみません。
非常に面白そうな内容ですね。
一つに固執するストーリーはそれだけで恐怖を誘うような気がします。
残酷系が苦手なので、cogniさんから見ればこんなのヌルイと言われるかもしれませんが
「多重人格探偵サイコ」は駄目でした。
有名なのでご存知かもしれませんが、トランクのようなものの中に生きたまま手足を切断されて、かろうじて生かされている女性の詰め物が届けられた描写を見たときに、吐き気を催しました。
そのシーンから後が未だに読めずトラウマです。
“It(それ)”と呼ばれた子
児童虐待の被害者が立ち直るまでの自伝を書かれたものですが、虐待の様がまざまざと描かれていて途中で読めなくなりました。
おまけですが「時計仕掛けのオレンジ」も見てトラウマになってます。
原作小説は読んだことがありませんが、小説も凄惨なんでしょうか。
回答ありがとうございます。尚、自分も残酷描写は苦手です。
「サイコ」は名前は知っているのですが、読んだことはありませんでした。興味深そうなので、機会があれば読んでみようと思います。
ところで手足を切断されて何の処置も無しに生きていられるものなのでしょうか。
「It」も名前のみ知っています。一年前ぐらいには本屋に山積みされていたような記憶があります。内容としては、どのような虐待をされていたのでしょうか?
どちらもあたしのトラウマブックですので、嫌な本であることは間違いありません。もう一度読めと言われたら泣きます。
悪童日記はストーリーは覚えていないのですが
美しすぎてさまざまの大人の性のなぐさみものにされ続けた男の子の双子(しかもそれを楽しんで利用してるところがまた嫌ですよね)が、その大人たちの世界から逃げ出すために父親をだまして死なせて、この死体を使って地雷原を歩いていくシーンが心に残っています。
この父親が双子にそういうことをさせていたので復讐ともとれますが、復讐よりももっと恐ろしいことが起こった、といったほうがしっくりきます。
ちなみに双子の「仕事」の相手がドン引きするぐらいの一級品の変態ぞろいであることもつけくわえておきます。
乱歩の「陰獣」。
これはひたすらにエロいです。愛情や男女間の一番恐ろしいところをひきずりだして乱歩風に味付けして、目の前にだされた代物です。女を愛することの空恐ろしさ、というものがわかると思います。正直読んでものすごく嫌だったことしか覚えていません。
これはBK1さんになかったのでamazonのリンクをはります
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872335392/hatena-qsp-22
早見純さんの漫画はすべて「読まなきゃよかったぜ!」と思うと思います。好きですけど人様にはすすめられない。鉄道事故でちぎれた足に欲情し続ける少年、自分の乳首を食いちぎる少年、殺した小学生の人差し指を(略)する先生、血みどろで殺されかけていてなお美しい少女など。
ご参考になれば幸いです。
「悪童日記」は既読です。同じくストーリーは全く覚えていませんが、変態揃いだった記憶はあります。
乱歩もエログロでよく名前を聞きます。愛については、別の質問を行っているように、個人的に興味のある分野です。
早見純さんの漫画は狂ってそうで興味深そうですね。紹介ありがとうございます。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=30768499
天使の囀り /貴志祐介/〔著〕 [本] セブンアンドワイ ヤフー店 - Yahoo!ショッピング
天使の囀り/貴志祐介
主人公の恋人がアマゾンで猿の肉を食べた所から始まります。
日本に帰った恋人が死ぬのをはじめに、色々な人間が自殺していきます。
亡くなる過程に、自分の嫌だと思うものに快感を覚える
のですが、例えば蜘蛛が嫌いだったある青年が、蜘蛛を集め始めます。その内部屋中に飼いだして、ついには衝動的に食べてしまう。
あっさり書くとこのような感じですが、文章で読むと気持ち悪い事この上なく、この本で私は蜘蛛が嫌いになりました。(元々好きだった訳でもありませんが…)
大体の人間は、この嫌いな事が快感に変わる過程で死んでしまうのですが、それでも死ななかった人の身体の中に線虫が増殖して…うろ覚えですが、そのような感じだった気がします。
話自体は結構面白かったです。ちょっと考えさせられるものもありました。
が、それを上回る気持ち悪さで、暫くの間、悪い気分が抜けませんでした。
有名なホラーですね。当方読んだことはありませんが、家に転がっていた記憶はあります。
不快が快感に変わる過程の描写は確かに気持ち悪そうです。なるほどそういうアプローチもありなのだな、と思いました。
「アバウト・ア・ボーイ」
映画化もされた欧米小説です。
母子家庭とそれにかかわってしまったニート男性の生活を描いているんですが、
母親とニート男性の出会いというのが、その母親の自殺未遂。
少年は学校で浮いてしまっていじめられ、それでもじっと耐える。
少年は母親と男性をくっつけようとするが、二人はお互いに嫌がっている。
男性は親身になって少年を助けるが、後半では少年から疎まれるようになる。
などと、まったくハッピーな要素がなく、読み終わってから非常にメランコリーになりました。
で、巻末の解説を読んだところ、
「作者は、『できる限り暗い話を書こうと努力した』と語っている」と書いてありました。
そんな努力すんなや!と思いっきり一人突っ込みを入れたぐらい、「読まなきゃ良かった」と思いました。。
回答ありがとうございます。
こちらも静かな恐怖というカテゴリに属する本でしょうか。しかし、徐徐に悪い方向に傾いていく物語ですと、山場とかがないような…。
これが受賞作かよ・・・という感じでした。性行為の描写が細かく書かれていて、大きなピアスを舌にあけていくところは、正直読んでいてキツかったです。
主人公は女でルイという名。載せたURLの先にもありますが、スプリッタンに魅せられています。アマという、自分の舌を蛇のように二つに裂いている男と関係を持ち、刺青をされていくのです。
あの受賞作はそういうのだったのですか。少し興味が湧きました。
http://members3.jcom.home.ne.jp/tikanman/
『痴漢男』公式サイト ものすごい勢いで痴漢に間違えられたスレのまとめ。。
どこにも本とは書かれていなかったので,2ちゃんの感動巨編でもと思いまして.
読まなきゃよかったと思った理由?面白すぎて何も手につかなくなった&睡眠時間が…orz
ちなみにURLは痴漢男のまとめサイトです,楽しんで読んでくださいね.
>面白すぎて何も手につかなくなった&睡眠時間が…
一応、「暫く何も手につかなくなった」には該当してますが、主旨はそういう方向性ではありません。申し訳ありません。
2chならば、合宿所あたりがこのスレに該当しそうでしょうか。
ホントは3巻まであるけど、この中の「バスルーム」が嫌なので。「祟られるから入ってはいけない」という言い伝えのある池で泳いだ少女がその晩入浴していると、突然背中からできものがふきだし、あっという間に全身に広がります。できもので腫上がったからだがあまりに痒いので、我慢できずに掻き毟ると、体そのものがむしられて血がどぶどぶ出てくる・・・というシーンが、絵は正直そんなに巧くないものの、たまらなく嫌です。が、「気持ち悪いけどもう一回読もう・・・」と、頭にこびりつくことを承知で読み返すのです。
あと、乱歩の「芋虫」も、手無し脚無しで口もまともに利けなくなった姿で戻ってきた軍人の歪んだ愛情の話で、嫌ですが、何回も読みましたね・・・。手元に本がないので満足いく説明ができなくて、すみません。
回答ありがとうございます。
両方とも中々興味深い内容が含まれていそうで、いつか読もうと思います。
すみません。
質問文は全て目を通したハズなのですが
『イース』で受けた衝撃を思い出して
“読まなきゃよかった物語”しか記憶に残っていなかったようです。
改めて質問文にあった物語として『終わらない夏休み』を紹介します。
以前ネットで公開されていた(現在はサイトを閉鎖されたようです)エログロ小説で、
学校で評判の美少女である主人公が
クラスのとある女子グループに別荘に呼び出され
そこで『私たちの慰み者にならなければ弟を殺す』と言った趣旨の言葉で脅され、
それに従うところから物語が始まるのですが……。
残飯や生ゴミをミキサーで砕いたドロドロの流動食を食べさせられ
それを吐くとお尻からポンプで注入され
我慢できずにもらしてしまったモノはまた口から食べさせられたり、
まち針を胸に大量(100本前後だったかな)に刺されたり、
四肢を限界まで引っ張られて全身脱臼状態にされたり、
蛇を何匹も子宮の中にいれられたり、
万力で自分の指を潰すことを強要されたり、
夕食時にキャンドル台として秘部に蝋燭を差されて逆さづりにされたり、
歯を全て抜かれたり、
足の裏の皮を剥がされ岩塩の上で足踏みをさせられ
しまいには熱した鉄板の上に立たされたり、
乳房を縛り吊るされ片方はガスバーナーで焼ききられ
もう片方は少しずつ焼かれて食べられたりと、
ありとあらゆる拷問を、
薬でアドレナリンの分泌を抑え痛覚が敏感な状態を維持した状態で
夏休み中延々と行うというステキな内容でした。
特に腕を1ミリずつスライスして焼肉として食したり
二の腕をから揚げにして食したり
といった行為を数時間に渡って行ったという描写には一層の怖気を覚えましたね……。
この話には番外編としてスプリンター少女が主人公の話もあり、
その鍛え抜かれた足を切り裂いて爆竹を挿入されて内部から破壊されたりするなど
普通に考えれば十二分にキツイ描写がふんだんにある話だったのですが、
上記の様々な拷問を見た後だったので
「コレくらいなら普通だよね」
と娯楽作品を読むようにごく自然に淡々と読み進めてしまい、
人として超えてはいけない一線を越えてしまった気がします……。
質問についての的確な回答、ありがとうございます。鬼畜系の小説ですね。
拷問については、恐ろしいことを考える人もいるのだなぁ、と思いました。もしかして何か元ネタでもあるのでしょうか。
http://www.bk1.co.jp/product/2398137
オンライン書店ビーケーワン 404 ページを表示することができません
私も「蛇にピアス」に一票。
下にピアスを開けることもそうですが,
最後にアマが殺されるんだけど,
その殺され方の描写がなんとも気持ち悪い。
(ペニスに線香がさされたまま・・など)
なぜ,これが受賞作なのか,わからない。
19歳の女の子がこういった話を書くことについても,
よく理解できない。。。
この質問へ回答する条件は、
>必ずその物語の内容もしくはシーンの説明を入れて下さい。仔細であれば嬉しいです。
であり、
>より長い説明が出来る場合は再度挙げて頂いて構いません。
です。
この質問に課してある条件は、
>必ずその物語の内容もしくはシーンの説明を入れて下さい。仔細であれば嬉しいです。
であり、
>http://bk1.hatena.ne.jp/1122422363のように紹介だけでは終わらせないようにして下さい
なのです。
あと、「がっかりする」のは主旨が違うと思います。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%E4%CB%BE%A4%CE%C0%A4%B3%A6
絶望の世界とは - はてなダイアリー
『絶望の世界』というオンライン小説です。恐ろしいと思いつつも、中盤のあたりまで読んでしまった自分が怖かったです。
ある中学性が悪質ないじめに合い、そこからとことんまで狂っていくという流れだったことを覚えています。ネガティブな連鎖(脅迫からのレイプ、それを怨んでの殺人などなど…)が畳み掛けるように襲って来るようで、読んでる自分自身が狂ってしまいそうでした。
ただ、頭がおかしくなりそうなのを自覚しつつも、中盤まで読んでしまったというのが自分でも不思議でした。途中で目が覚めて読むのを辞めたのが不幸中の幸いでした。
うわー、懐かしい。自分がネット始めた頃(98年から99年ぐらい)に流行ってました。もう7年ぐらい前になるのですね。時間の流れを感じさせます。
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