そのことについて、それぞれの国の人達はどのように思っているのでしょうか?
一般レベルでの反応を教えてください。
併せて、あなた自身の意見も聞かせてください。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030506
Awa Library Report - 幼辞苑 〜 あげてもらう 〜
↑(電車の中)
このテーマで、もっともらしい意見を述べようとしても困難なので、
ふだんばくぜんと思っていることを、とりとめなく記してみます。
(いつかは、ブログに考えをまとめたいのですが)
むかし京都では(電車の中などで)傍若無人のわが子に対し、母親が
周囲をみまわして、やんわり「おっちゃん怒らはるえ」と、たしなめる
風習がありました。子を叱る母の姿を、だれも見たくなかったのです。
これが戦後になると、もっと強く叱るべきだという風潮に変ります。
しかし、いまの日本に“反中感情”や“反韓感情”があったとしても、
連日のようにNHKや全国紙が伝えることにはならないでしょう。
よくも悪くも、ことを荒だてないのが、ふつうの対人感覚なのです。
わたしが育った町では、朝鮮人や部落出身と称される人々が雑居して
いましたが、とくに彼らの犯罪率が高かったという印象はありません。
実は、在日外国人の犯罪統計は、みればみるほど疑問が湧いてきて、
最初から決めてかかっている人たちだけが、声高にとりあげています。
その結果、おなじデータから正反対の結論がみちびかれるのです。
もっとくわしく在日外国人の犯罪統計を公開せよとか、犯罪容疑者に
ついて、通称の日本名でなく本籍名で報道せよという意見もありますが、
それで何がどうなるという根拠はないのです。
考えてみると、聖徳太子のころから半島出身者が帰化していたので、
いまさら民族対立をあおり立てるのは、意図的な人たちの都合です。
かつてのドイツ人がユダヤ人を嫌ったのも、ナチスの扇動です。
それぞれの国民が、日本における同胞の犯罪を、どう感じているか、
ということは、どう伝えられているか、という逆説にもなります。
もし伝えるとしても、どう感じるべきか、解説付きだと思います。
いつ果てるともしれない“反日感情”は、いまの指導者の外交センス
から生れた戦後特有のものです。あわせて100万人におよぶ在日同胞
の身柄を預けながら、本国から大声で悪口を云うのは不可解ですね。
何らかの事情で、わが子を知合いの家に預けていたとして、その家に
恨みごとを云うのは、よくよくのことかもしれませんが。
だからと云って、預かった方が、その子に帰れとも云いにくいですね。
わたしは、数人の中国人と、十数人の韓国人たちと知りあいましたが、
しばしば彼らが受けた教育水準と、民族的気質が混同されています。
日本のように均一な義務教育に、とても及ばないのが原因のようです。
これからの教育目標には、国際的な経済感覚が重要になるでしょう。
世界情勢を理解するため、さまざまの民族と交流するカリキュラムが
必要だと思います。そこで、わたしは提案したいことがあります。
人口の割合に応じて、十数人の中国人、数人の朝鮮人、さらに英米人、
西欧人、アジアや中東の人たちと語りあう機会があれば、あからさまな
故なき“反中反韓”を卒業できるのではないでしょうか。