A.世界の中で影響力や発言力を保ちつづけるためには、経済規模も重要。それに借金もあるし。高齢者も多いし。移民を受け入れてでも人口は支えるべき。
B.重要なのは生活水準。一人当り総生産が多ければいい。借金なんて財政の合理化で乗り切れ。高齢者も働け。人口は適度に減らして、資源や環境の調和のとれた国にできる好機。
のように色々とお考えいただきたい。具体的な政策まで踏み込んで考えていただけると嬉しいです。
資料:
http://www.ipss.go.jp/site-ad/index_Japanese/population.html
http://www.ipss.go.jp/pp-newest/j/newest02/4/ref_z1.html
http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2005/2005honbun/index.html 第3章〜
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je05/05-00000.html 第3章〜
つまらない私見にすぎませんが....
今のところの話で言えば、失業率4%台後半&ニート100万人の世の中ですし、来年、再来年の団塊世代の定年で、求職者が増え、失業率はもっと上がるでしょう。ですから、ここ5年は人口が減っても、労働力の供給にはまだまだ余裕があるのではないでしょうか?
それ以外にも、外国と比べて高い専業主婦率など、潜在的な労働力はまだまだあるので、各種の就業率を高める施策で、労働人口の減少は食い止めることはできるのではないかと思っています。労働人口さえキープできればGDPや社会保障もまだ持つのではないかと思っています。
工場の海外移転などで第2次産業の雇用が今後増えるとも思いにくいので、雇用が逼迫するのはサービス業中心。そうすると、どちらかといえばニート、高齢者、主婦等にマッチしやすい業種ですし、日本語ができない移民を受け入れてもこれらサービス業には難しい面もあり、より社会保障費用がかかってしまう可能性もあるような気がしますがどうでしょうか?
今後は対外資産からのリターンで食っていく国になっていくと思うので、単純労働はサービス業だけになると思います。各種サービスを産業化する余地はまだまだあると思うので、人口が減りつつも内需によるGDP拡大もまだあるでしょう。
政策としては
・ニートの就業支援
・主婦(特に子育て中)の就業しやすい環境作り
・高齢者の就業しやすい環境作り
がテーマではないでしょうか?今は失業率が高いので急がなくていいですが。
就業環境作りに付随して保育や介護などの産業規模がもっと増えるでしょうし、そういうところでGDPを作っていけばいいのではないでしょうか?
あと、失業の多い北海道や沖縄から大都市への国内移民促進策は今やってもいいと思います。東京と北海道の職安が連動した施策や、移住費用の支援など。
私の意見では、まず先に”子供を受け入れやすい”状態にすることですかね。
女性が社会に進出すると、どうしても子供の世話をしにくい、というジレンマを抱えてしまうのですが、このジレンマが起こらない国もあります。
そういった国々の政策を良く研究する事は重要だと思います。
発展途上国では子供が多くいた方が結果的に所得も増える為、どうしても人口が増えてしまうのに対し、
先進国は逆に子供がいた方が教育費を始め、様々な出費となってしまいます。
その上、子供がいた方が出世などのステータス上昇に障害になる、という考え方も少なからずあるようです。
この2つに対する対策を考えることが重要なのではないでしょうか?
子供を持つことに対して、プラスのイメージを持たせる。
たとえば、現在では「できちゃった婚」と呼ばれているものもイメージが悪いということで、改正しようという流れのようです。
私が生まれるよりも遥か昔の話なので、文献でしか読んだことがありませんが、ベビーブームやひのえうまで出生が大きく変わるわけですから、個人個人の意識も重要だとは思います。
人口高齢化は今だ続き、合計特殊出生率は1.29という驚異的な数字。
明らかにこのままでは日本自体が危ういとは思います。
ただ、個人個人の問題の為、政策で簡単に変えられるものでもないのが難しい。
日本は他の国と違って陸続きではなく、島国の為に移民・難民は受け入れにくいようです。
借金なんて財政の合理化で乗り切れ、というのももはや厳しい状態ですね。
国民一人一人が500万円を無償で提供しても返せないほどの借金です。
1日1億ずつ返していったとしても、不可能です。
この借金は国が作った、という国民の意識の低さも問題です。
国会議員は、国民が選ぶわけで、その上、元々バブル期には借金は殆ど無かったわけですから。
国民自体、責任を自治体、国へと押し付けているのは、どうしようもないですね。
資源はこれ以上どうしようもありません。
環境は全世界規模で取り組むべき事です。
人口も、現状ではある程度減ってしまうのは止むを得ないことでしょう。
先進国の流れですから。ただ、ある程度上に述べた政策を考えることで対処は出来ると思う、というのが私の意見です。
長々と失礼いたしました。